京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

能登半島 No.3―レストランふらんじゅ

2017-06-06 21:45:20 | 
食べ物を求めて海辺の道をひたはしっていると、小高い丘の上におしゃれな建物!もしやレストラン?

        
        ワイナリーと書いてある。ワイナリーはたいていワインに合う美味しいものを食べさせる
        ものだ、と車を止める。確かにレストランはあったけれど、ランチはすでに終了!奥に

        パン工房があった。しょうがないパンを買って食べるとしよう!

              
              レストランはカフェタイム。工房で買ったパンをコーヒーと一緒に
              食べてもいいかしら?とおずおず聞くと、どうぞどうぞと海の見える
              テーブルに案内してくれた。

        
        海まで続く段々畑、稲が育てば緑の絨毯に、その向こうに広がる青い海。ステキなロケー
        ションだけど、この土地でお客さんくるのかなァ!
        昨年オープンしたばかりだそうです。

        
        「デザートならご用意できますよ」と言われて、勿論お願いした。
        生クリームとチーズのメレンゲに自家製マーマレードソースをかけた「クレーム・ダンジュ」
        ふわふわふわっと溶けて、おいしかったけどオナカの足しにはならなかったなァ…。

        
        工房で買ったパン。あんずと胡桃がふんだんに入って、美味しかった。他にカレンズの
        パンも食べてみましたが、それもカレンズいっぱいで、美味しかった!

        
        アイスコーヒーはドリップで入れたコーヒーを目の前で氷の上からグラスに注ぐ本格的な
        アイスコーヒーでした。濃く、澄んだコーヒーの味は最高!

        スタッフの女性たちも(土地に合わぬ)とても洗練されていながらフレンドリーで
        思いがけず優雅なランチ(ティータイム)となりました。
        ブドウ畑ではまだブドウが育っていないので、オリジナルのワインはこれからだそうですが。
        もう少し近ければ(って、だいぶ遠いよ)また行きたい!

さて、また海沿いの道に戻り、輪島市に入る。少し北上し「白米千枚田(しろよねせんまいだ)」へ。

        
        世界農業遺産なんですって!

        
        自然の地形を活かして、大小さまざまな形の田が1004枚、まさに段々畑を作っています。

        
        昔ながらの人の手による米作りを続けている白米千枚田は日本の農業の原風景と言わ
        れているけど、機械が使えない分、作業はどれだけ大変なことか!

        
        水田が夕日に染まる光景が見たかったけど、雲が厚く夕焼けは残念ながら見られず。

              
              海と田の水面をきらめかせながら、沈みゆく淡い夕日を眺めつつ、
              棚田を後にして輪島の市内に戻りました。
  
              今夜は輪島に泊まります。