京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

長浜・黒壁スクエアー

2011-12-05 23:48:38 | 
古い町並みを保存しつつ新しい観光地区を生み出した古くて新しい街。

        
        観光案内所で貰った散策マップを片手に、街歩き。

        
        黒壁スクエアーの中心、黒壁1号館の黒壁ガラス館。黒漆喰で、和洋折衷の重厚な
        建物は明治時代の第百三十銀行長浜支店、取り壊し目前だったこの銀行の保存が黒壁
        スクエアーの出発点となりました。


分福茶屋。明治から生糸を商っていた旧家。つぶら餅が名物とか。

        
        米川にかかる大手門見返り橋と橋の隣の商家。

              
              大手門通りはアーケード。

        
        祝町通りの叶匠壽庵カフェで一服。
        

お店の中は少しづつデザインの違う木の椅子、ゆったりとテーブルが配置され
落ち着きます。二階では食事もいただけるらしい。

        
        少し歩き疲れたので、コーヒーと栗のロールケーキで、まったり。


エネルギーを補給して、再びぶらぶら。豊臣秀吉ゆかりの茶亭門とか。
このアプローチをたどってゆくと、びっくり、モダンなカフェレストラン。

        
        右はラッテンベルグ館、繊細な彫刻のガラス製品が並んでいました。
        じつは、考えた末に買ってしまったものが…。考える程大層なものではありませんが。
        左側の蔵と新旧の対称が面白い。


100年を越える古い蔵はオステリア ヴェリータというイタリアンレストラン。
当時の建築様式の骨組みがそのまま残されているそうです。

        
        水撒きに使うのでしょうか、外水道にも遊び心が。かわいい~!


20年以上前に長浜に寄ったことがあります。その頃はホントに普通の古い商店通りでした。
  大手門通りが突き当たる御坊表参道は大通寺という大きなお寺の参道、この大通寺より他には
  特に見るべきものもなく、お参りして盆栽展を見ただけだったような気がします。
  町並みや建物を残し、ガラス職人を招き、町おこしをした結果、いまや、日本最大のガラスアートの
  展示エリアとなりました。素晴らしく変身した驚きの黒壁スクエアー、とても楽しい3時間あまりの散策でした。