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京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

夏草の宿題

2006-10-20 22:39:46 | ちょっと立ち話
夏の高原で見つけた草花で名前がわからないものがたくさんありました
調べ物をしている途中で、あらっ、これはと見つけることがあります。

正体を知ったときはとうれしいものです
友達が増えた気分です

        
        これもそのひとつ
        ナンバンハコベと言う名前がわかりました。


ナデシコ科の蔓性の多年草。
カップ型のがく、5枚の白い花びらは外に折れ曲がり、先が2裂になっている

                
                実は真ん丸くなって、黒く乾燥する。
                花の形が変っているので、異国的という意味で
                「南蛮(なんばん)」と付けられた


清川妙先生の「枕草子」講座

 
毎回花持ってきて下さるOさん 本日の花は薄ピンクの百合
講義は二十六段「にくきもの」(にくらしいもの)でした。

忙しい時に来て長話をする人人を羨んで自分の身の上を嘆く人
他人の噂話をする人
交際している男が昔の恋人を誉めるのも憎らしいなんて言っています。
総括すると、想像力のない人。羞恥心のない人。品性を失った酔っ払い。
などが清少納言の最も嫌うところと言えます。

もの羨みし、身の上嘆き、人の上いひ、露塵のこともゆかしがり、きかまほしゅうして、
  いひ知らせぬをば怨じそしり、また、わづかに聞き得たることをば、我 もとより
  知りたることのように、こと人にも語りしらぶるも、いとにくし。

この一節を覚えること。本日の宿題です。
脳を衰えさせないようにという、清川先生の有難い愛なのです。