京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

ヴィーナスに愛された花・銀梅花

2022-06-08 22:41:03 | 季節のことば

出先で思いがけず大好きな花、銀梅花に会いました。

        

        梅の花に似ているから、名前の由来です。

        昨日のフェイジョアと同じフトモモ科なので、小さな花なのに睫毛が長い!

        ヨーロッパではマートルと呼ばれるハーブです。葉もいい香りがしますよ。

        そう言えば以前フレンチのお店でマートルがテーブルに飾られていたことが

        ありましたっけ。

        

        花言葉は「愛のささやき」だとか。ヴィーナスが愛した花とされています。

        花嫁さんのブーケにもよく使われるそうですから、銀梅花は愛の花なんですね。    


睫毛美人

2022-06-06 22:07:48 | 季節のことば

未央柳が咲き出すとわくわくする。長い睫毛をピンと開かせた憧れの人に会えるような喜び。

        

        繊細な飾り職人の技だ。

        

        睫毛美人が今時禁止の密状態、睫毛、睫毛・・・ずっと見ても見飽きない。

        そうそう、もう一人、睫毛美人がいましたよ!

        

        フェイジョアです。はじめて見た時、なんて不思議な花なんだろうと、いっぺんに

        好きになりました。赤いマスカラ―、おしゃれね!

        今日、梅雨入りしました。長い睫毛に涙をためたりしないでね。


楚々と姫しゃら

2022-06-04 21:41:32 | 季節のことば

道端に撒かれたような小さな白い花。見上げてみると葉がくれに姫シャラがたくさんの花を付けていた。

             

             沙羅〈夏椿)は清らげながら存在感を感じるけれど、姫しゃらは

             その小ぶりな花姿が可愛らしい。沙羅同様一日花なのが勿体ない。

             静かにほとほとと散り続く。


紫陽花の季節

2022-06-02 21:31:25 | 季節のことば

6月になって、カレンダーを一枚めくったら、紫陽花の写真だった。

そうだ、と思いついて母の庭から紫陽花を貰ってきて、玄関にたっぷり活けてみた。

この頃はお客さんもこないので、めったに花を飾ることもなくなっていたから。

             

             父も気に入っていた紫陽花が大きくのさばって、いっぱい

             花を咲かせていた。

        

        真っ青な紫陽花もついでに。

        紫陽花だらけになった我が家に、梅雨の季節がはや訪れたようだった。


マロニエの咲く頃

2022-05-11 23:09:38 | 季節のことば

隣り駅前のスパーに行ったら、はからずも横の公園で満開のマロニエに出遭えた。

            

            比較的新しい公園なので、マロニエなんてオシャレな木が

            植えられたのでしょうね。狭い公園なのに3本もあります。

        

        どの木も大きく枝葉を広げています。今年はどの木も花付がいいようです。

            

            初めてマロニエと言う木の花を知った時から、「パリで

            マロニエの花の下を歩くこと」が憧れでした。

            初めての海外旅行で、初めて降り立った街は憧れのパリ!

            6月の初めでマロニエの花期は少し過ぎていたようです。

            でも、待ってたよ!と言わんばかりに大きな木の葉陰には

            確かにクリーム色がかったマロニエの花がちらほら。

            それだけで十分満足できたのでした。

            今、毎月古典の勉強に通っている駿河台の山の上ホテルへの

            坂道にもマロニエの並木があります。憧れの花の縁が広がって

            いることを幸せに思う季節です。                 


母の日

2022-05-10 22:28:21 | 季節のことば

母の日のプレゼントが届きました。

            

            岡山のケーキ屋さんの母の日セット、かな?

        

        焼き菓子とオシャレなエコバッグが詰め合されています。バラの花を差し出す

        絵が描かれていますので、やっぱり母の日のプレゼント用なのでしょうね。

        本来、私を母と呼ぶのは息子だけでした。やがてプラスOYOMEちゃん。そして

        今ではOMAGOちゃんもプラサされました。

        

        おまけちゃんが、母には一番の贈り物と見抜かれていて、何かにつけて

        おまけちゃんをメインプレゼントにしてきます。4月に小学校に入って

        初めて自筆のお手紙をくれました。日に日に成長している姿を見るだけ

        でもやっぱりうれしいものです。またお手紙書いてね!


五月のバラ

2022-05-06 22:46:49 | 季節のことば

新宿で会食をしました。その時、友人の一人が自宅に咲いていたバラを切って

お土産に持ってきてくださいました。

        

        赤、黄、ピンクのバラたち、ピンクはブルームーンでしょうか?

        (かなりきれいなピンクだから違うかな・・・)

        

        アンネフランクのバラとのこと、何と沢山の花びら!折角咲き揃った

        丹精されたバラたちでしょうに、惜しげもなく切って下さった気前の

        良さに感謝感激! 何よりうれしいお土産です。

        少しでも長くそばにいてね。Tさんありがとうございます。        


さくらんぼの実に会えたよ!

2022-05-02 22:51:52 | 季節のことば

ぼ~としているうちにさくらんぼの花を見過ごしてしまいました。毎年楽しみにしていたのに・・・

        

        実は見逃さないぞ~と気にしていたので、会えましたよ。少し早いけど。

        

        ホントに宝石のように輝いていて、美味しそう!

        

        髙い木のてっぺんには青いネットが被されていました。こんなに赤くなったら

        鳥さん達も狙っているに違いないですものね。

        私は、毎日ここを通って、目で楽しむことにしましょう。


カラタネオガタマ

2022-05-01 22:07:29 | 季節のことば

唐種招霊と書きます。中国からきたオガタマノキと言う意味で、オガタマは霊を招くという意味の

「おきたま=招霊」が訛ったものとされています。日本原産のオガタマの枝葉が神事に用いられた

からと言われています。

数日前、Passyさんの記事を読んで、想い出しました。我が家のご近所にあるカラタネオガタマの木

はどうなったかしら?と。毎年楽しみにしていたこの木が二~三年前、丸坊主にされていたからです。

大きくなり過ぎたのか、病気になったのか・・・

早速見に行ってみると、あらまあ! 復活どころか前より立派になっていました。

            

            塀越しにカメラを上向きに構えてしかも望遠に。ピントが

            定まらず・・・でも花がいっぱい付いていました。

        

        バナナの香りがすると言われていますが・・・? それで英名はバナナ・シュラブ

        〈シュラブは低木のこと)とかバナナ・ツリーと呼ばれています。中国語では

        「含笑花」。含み笑いをしているような花弁の開き方から。または甘い香りに

        思わず笑顔になるから、とか言われています。

        以前は確かに、塀の上間近で微笑んでくれているように咲いてくれていたのに。

        ちょっと遠い存在になってしまったけれど、再び花を咲かせてくれてうれしい。

        Passy さん、ありがとうございました。


車輪梅(シャリンバイ)

2022-04-29 22:10:39 | 季節のことば

車輪梅って、ずいぶん固い名前だこと。確かに逞しい木のようです。

        

        白い花の方がおおいけれど、この頃はベニバナシャリンバイと呼ばれる

        ピンクの花を見かけるようになりました。

        可愛いと思ったら、やっぱりバラ科です。日本、韓国、台湾の海岸近くに

        分布しています。車輪梅という名前は、枝の分岐する様子が車輪のスポーク

        のようで、花が梅の花に似ているからです。秋にブルーベリーのような黒い

        実が生りますが、食べられないそうです。

        背丈は低いけれど、かなり大きな木で枝一杯に咲いたピンクの花は豪華です。