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残雪の氷ノ山

2015-03-15 | 氷ノ山の四季

           金曜日から残雪の氷ノ山を狙っていたが、お天気見合いで延期していた
            午前中は晴れから曇りの予報になったので、思い切って出かけてきた

氷ノ山国際スキ-場は3/22まで営業  リフトを日本乗り継ぎパトロ-ルへ登山届けと情報を聞く
今年は例年より積雪が多いとのこと   もう一本リフトを乗って流れ尾の登山口までゲレンデを歩く 



     2グル-プが先行されている  新雪が15cm有りそうなのでカンジキを装着する

   

     ブナが混じる樹林帯をゆっくり歩くが、息が直ぐにあがり呼吸困難になる
途中からは何回も休憩する   体調は貧血気味か低血糖の状態で足が前に進まなくなる
難関のコブ尾根の下に来ると雪壁となっている ピッケルがないのでキックステップと小枝を持って何とかクリア

   

          緩やか斜面になると大きな雪尻と長い東尾根



     何時もの緩やかな尾根も急斜面に見えてくる  よほど体調が悪いのか・・・
    写真を撮る余裕がなくなり、トラバ-スできないので、ひたすら尾根を直登する
             やっとのことで頂上直下の尾根に辿り着いてホット一息

   

頂上はガスが湧いてきて一瞬何も見えなくなる  時間が無いのでザックをデポして三角点にタッチし風もあり下山する
ザックのデポ地点で風下の木陰で遅いランチした  適宜、行動食を食べてはいたがシャリバテだったか?

   

      千本杉からはお天気も良くなり、緩やかな斜面で足も動くようになりヤレヤレ
      山スキ-とツボ足のトレ-スがあるが歩きにくいので新雪の中のほうが楽だ



   
 急斜面からツボ足で歩くが例年の残雪なら楽に歩けるが滑ってに歩きにくい
   

         東尾根避難小屋手前から、17時を過ぎそうなので連絡を入れる

   

避難小屋からの急斜面も滑って歩きにくかった  パトロ-ルに下山届けを記入して無事に下山してホットした
 流れ尾根の登りは体調悪く下山も考えたが、安全を検討して今年は雪壁を降りる決断は出来なかった

今までの登山の中では一番厳しい山歩きとなったが、体力の無さと雪山の恐さも経験した残雪歩きとなった