槍ケ岳へは他のコ-スで数回登っていたが、数年前から気になっていた表銀座コ-スは未踏の道でした。中房温泉から燕岳 大天井岳 東鎌尾根から登る道は、大正九年秋に猟師をしていた牧の喜作が猟の為に愛用していたル-トとか・・燕岳から常念方面は、二回歩いたが眺めていただけでした。今年の個人山行の目標として密かに計画していて、お天気が続く予報なので休日をとり出かけてきました。
7月22日(木) 自宅18時半頃発 近畿舞鶴道を小浜西 木ノ本ICで北陸高速に乗り名神 東名 中央 長野自動車道を乗り継いで途中で仮眠をしながら豊科IC下車して、大糸線 穂高駅周辺の安曇市役所の駐車場へ(職員の駐車場で一部無料)始発5時5分発のマイクロバス(1700円)に乗車して登山口の中房温泉へ
大勢の登山者でいっぱいだ 流石に人気のコ-スである。準備をして元気良く6時半頃出発
急坂の中に第一ベンチ 第二ベンチ 第三ベンチと良い休憩地がある
富士見ベンチは中間点であろうか 合戦小屋まで7分だ
合戦小屋に到着 此処はスイカが名物だ(800円) さすがに手がでない 収穫したミニトマトで我慢
皆さん美味しそうに食べている 単独では大き過ぎるか アベック向きだ?
合戦小屋からは緩やかな山道になる合戦沢の頭(三角点)からお花畑を通過すると燕山荘が見えてくる
此処からが疲れも出てきて辛くなる 元気の良い学生のグル-プは大きなザックでも軽そうだ
燕山荘は、初めての遠征で泊まった事がある ご主人が夕食後にアルプホルンの演奏が素敵な小屋です
高山植物の女王 コマクサも沢山咲いています
花崗岩の燕岳が美しい これから歩く尾根と槍ケ岳
燕岳(2762.9m) 眺めるだけ 今回はパス 大天井ヒュッテまでを優先した
蛙岩(げえろいわ) 九州・佐賀から来られた中高年の五人と一緒になる
ゴゼンタチバナよりツマトリソウが多かった! イワギキョウも目立ちました
此処までは順調に歩いてきたが大下りからの登り返しがキツク バテ気味のゆっくり歩きとなった
喜作のレリ-フ 大天荘との分岐 途中で一緒になった神戸の娘さんは左へ 私は右へ
常念岳でゆっくりするとか・・上高地か安曇野か どちらに下山したのかな?
小屋へ途中で電話して、16時過ぎには着くと連絡したが、小屋まで後30分の長かったこと・・17時を過ぎてしまった
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・夕焼けだ 今日の最後のごほうびだ 明日もきっと晴れてくれるだろう 明日は目的の喜作新道から槍ケ岳だ
・何とかお天気に恵まれて、予定通り大天井ヒュッテまでたどり着きました。小屋のご主人に暖かく迎えられホットしました
前に歩いた時は緩やかな尾根道で楽と思ってましたが、アップダウンも有り時間がかかりました・・約10時間半か
・スイカはパスしましたがビ-ルは即決です タマリマセン 美味しい