2日目の朝は、3時頃に目覚めラジオを聴いていたが、早めにト イレと着替えをして、古娘さんを待っていた。夜中に何度かテントを叩く雨音を聞いた。今日もお天気は、 出発準備をしていたら小雨が降ってきた。今日のは、甲州、武州,信州にまたがる奥秩父の中央、深い原生林の中の甲武信ケ岳だ・・・テントは、残して登山口の毛木平に向かう・・・15km・・・6時頃、駐車場へ到着・名古屋から来られた単独の人は、先行された。
コ-スは、毛木平・・・千曲川源流遊歩道・・・甲武信ケ岳の予定です
小雨の中、東屋で準備をして、6時半頃元気良く出発・・・始めは林道歩きです。直ぐに十文字峠の分岐を通過すると大山衹神社です・今日のお天気と安全をお祈りしました
千曲川源流である西沢に沿って、源流まで4km・苔むした気持の良いなだらかな沢道です
ナメ滝を過ぎると源流まで2.1km・・・コメツガの樹林の緩やかな登りです
源流まで、0.9km・・・沢も支谷と分岐して、水量もだんだんと少なくなってきます
千曲川の一滴
源流の碑からシラビソ樹林帯をジグザグと登ると国師ケ岳からの稜線に出て、左へ樹林を抜け、ガレ場を登ると甲武信ケ岳(2475m)頂上・初登頂だ
頂上11時頃到着、甲武信小屋へ寄るつもりでいたが、地図を確認して、5山の小さなピ-クはあるが、時間とお天気、体調等少し余裕があるので、尻岩に魅かれて十文字峠までの尾根道を下山路に変更した
三宝石で岩遊びをして、広場の三宝山(2483m) からの尾根道も苔街道になっている・・振り返れば甲武信ケ岳がガスの中から、見え隠れしている
見事な尻岩だ・・・古娘さんと比べましたが・・・
休憩しながらアップダウンの苔尾根、岩尾根を十文字小屋まで下りました
クサリ場の武信白岩山(2288m)・・・ハシゴの大山のピ-クもあります
山道で見た花・番外
・峠からは、急坂を一気に下り、林道に着いてから雨が降ってきました ・・・約11時間・・・お疲れさんでした・・・充実した山行でした・・・
・千曲川源流・甲武信ケ岳の周辺は、苔の山でした! 大台ケ原より苔は、見事でした
・稜線は、名残ハクサンシャクナゲが十文字小屋周辺は、6月頃には、アズマシャクナゲが群生していて、日帰りのハイカ-で賑わうとか
・毛木平から廻目平のキャンプ場まで、降ってましたがテントサイトに帰るとあがって来ました・・山荘のお風呂あがりの冷えたビ-ルは、格別でした・・・ナンとカレ-も美味しかった・・・明日は、金峰山だ・・五丈岩、富士山が楽しみだ・・晴れてくれ・・