2021年の夏

まだコロナ渦だった2021年。
私の事業も急転換が求められる状態になった。
・・・・と気づいたのは翌年。
この時は「コロナ渦が開ければ、元に戻る」と油断していた。

2020年。緊迫した情勢、緊急事態宣言もあったが売上を大きく落とす事は無かった。
通常の年と大差なく、夏以降は回復の兆しもあった。
そして2021年。
3月までは好発進だったが、4～5月がやや苦戦。
そして6月の大苦戦から始まり、7、8月と苦しいままだった。

8月の売上は、学生のアルバイトと同じ程度しか無かった。
それでも「コロナ渦の影響」と信じて、いや、言い聞かせる事で平静を保っていた。
それは、9月がそれなりの売上になりそうだった事もあったからだ。

結局、9月に一時的な回復があっただけで苦戦は2022年まで続く事になるが、2021年段階では気づかなかった。

たった3年で、ここまで変わるか？
と思いながら、2021年を振り返る。
あの時「コロナ渦」と決めつけ、行動を取らなかった。
もし、あの時に危機感をもって行動していれば、2022年の急転換を1年前倒しできていたかもしれない。

今月、来月と、売上は低空飛行になりそうだ。
昨年もそうだったので、季節性を認めながらも、2021年を教訓に、油断せずに行動する。
とにかく調べる。これが可能な時代だから。
猛暑対策もあるので仕事が減る事は理解しながら、市場から取り残されないように行動、活動をしていこうと思う。