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愚策

2020年12月10日 | 経営以外の話
コロナの影響で大打撃を被った職業、商売の方々は、Go toの恩恵があるのかもしれません。
ただ、感染が拡大し、通常医療に影響が出ているのにGo toを続けるのは愚策です。
これ、経営者が陥りがちな
●大きな予算を投資してしまったから、回収するまで止められない
●やると約束してしまったから、止めると言い出せない
●止めたところで好転するか分からないから、止め時が判断できない
という、誤った判断です。

これら、全て「最も大きな効果を生み、最も小さなダメージで済む」判断をするのが経営者の努めです。
そして、その判断を「明確な説明」で、納得させるのも経営者の努めです。
無視、無言、これは愚の骨頂です。

「Go toを続けるのは愚策」と書きましたが、効果とダメージ、陰と陽、これらを天秤にかけ「理解できる説明」をしていれば愚策とは言いません。
愚策なのは、良策(これがベター)という説明が無いから愚策なのです。

国は、Go toで感染拡大したという証拠、根拠は無いと言っていますが、逆に「今の感染拡大にGo toは無関係」という証拠、根拠も無いですよね。
だから「続ける」という理由にならないのです。
同様に「止める(休む)」という理由にもならないのかもしれませんが。

経済を回復する最善の手段がGo toなのか、ですよ。
感染リスクが高いのは誰もが知る事実です。
だから、Go to以外の方法は無いのか、「強く、短く」という急上昇ではなく、少しの補助、サービスを長く続けるという「弱く、長く」という方向にシフトチェンジできないのか。

経済で死ぬ、自殺者の問題も大きいです。
医療従事者のお陰で、コロナで死ぬ確率はぐっと下がったそうですから「苦しいけど死なない」と、医療負担は無視するという方針なのかもしれません。
だったら、そうハッキリ言えばいい。
Go toは続ける、でも不要不急の外出は避けろ、帰省はするな。
ね、愚策でしょ。
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