ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




民家。千代田区富士見2-5。1986(昭和61)年9月23日

富士見2丁目の高台から飯田橋3・4丁目の低地へ下りる坂道の降り口辺りにあった家。わりと最近も見ているから今もあるかと思っていたが、ストリートビューを見たら建て替わっていた。
写真の家はモルタル塗の壁のせいでアパートのようにも見える。玄関の両開きのドアもアパートだか、あるいは医院にあるようなものに思える。この建物で面白いのは、通りに面した1階の半円窓と大谷石の門だ。門柱には「麹町區富士見町二丁目十番地一」の表札がかかっている。
1枚目の写真で工事用フェンスのところは、1986年の地図では「桜丘学園第一校舎」で、それを取り壊したところだろうか。つい最近まで駐車場になっていたのではないかと思うが、今は高層のオフィスビルが建ったようだ。


2009(平成21)年5月23日

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
懐かしいです! (MM)
2014-07-09 15:29:32
1970年から1994年まで、富士見二丁目に住んでいました!
懐かしい写真ばかりです!この蔦のからまる家は、友達の家です。
是非、サイト上でずうっと保存して下さいませ!
素敵なサイト、ありがとうございます。

※ 富士見一丁目にあった、大新京アパートメントはご存知ですか?
子供心に、とっても素敵な建物だと思っていましたが壊されてしまいました。あのあたりは空襲で焼け残った古い素敵な家がタクサンありましたが、もはや数少なくなってしまいました。
 
 
 
>MM様 (流一)
2014-07-10 16:32:17
当ブログをご覧いただきありがとうございます。
飯田橋と富士見2丁目は今までアップした分で一応完了、あとは富士見1丁目と九段北が記事にして10件もないというこちらの事情です。まとめてアップするとすぐ尽きてしまうので、申し訳ありませんが小出しにしていきます。
大新京アパートメントは記事にした3枚の写真を撮った時が遭遇の初め、そして最後でした。すでに記憶が薄れていて、思い出そうとすると夢でも見たような気分になります。
 
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