僕の好きなラーメン とか

始めたころはツーリング記とか載せてましたが、今ではたまに更新。美味しいラーメン食べたらアップします。

横須賀水道みち

2008年03月15日 | たべもの以外
横須賀水道道(すいどうみち)とは、神奈川県中央部の半原から横須賀市逸見の浄水場まで、延々53キロメートルにも及ぶ、明治時代に作られた現役の水道施設です。当然横須賀に水を引くということは軍のためなので、強制的に用地を取得したのでしょうか、神奈川県中央部のルートはほぼ直線です。

この水道みちを逸見から鎌倉の途中までたどってみました。

逸見の浄水場の入口から東京湾方面を見下ろしてます。この急な坂道の下に水道が走り、水はこの急坂を駆登ります。どうしてかというと、この坂の頂上よりこの水道の取水口の方が標高が高いからです。水道みちはこの道の下をまっすぐいき、京急のガード下・鹿島神社脇を通り、R16に突き当たったところの汀橋、ちょうど天空の街(遠くに見える高層マンション)の前を左へ曲がり、暫くR16の下を進みます。


水道みちはR16の下でトンネルを五つ越え、JR横須賀線と交差したちょっと先、この地点で再び左へ曲がります。ここは田浦です。田浦の市街地は、JR田浦駅と京急田浦駅のちょっとJR寄りにあります。駄菓子屋さんとかがあり、なかなか雰囲気の良い街です。今頃は梅が満開でしょう。ここからは、三浦半島の中央部を横断する山越えルートです。


R16を離れるとJR横須賀線としばらく並行します。緩やかな坂を登り、京急の下をくぐります。そして勾配はだんだん急になります。この写真でいう右側の斜面に高射砲があったと聞きました。また、このそばの横須賀線の踏切を越えると、そこにはゴーストタウンがあります。


そしてここで道は通行止めですが、水道はこのトンネルの中を行きます。ちょうど三浦半島の背骨を越えるトンネルです。断面積は小さいですがレンガ作りの重厚なトンネルです。


そのトンネルの反対側です。場所は田浦の配水場の脇になります。


水道みちは横横と田浦と逗子を結ぶ県道24号線を横断して、横須賀線に沿って緩やかな坂を下って行きます。(実際、水は逆に登ってますが)この先で水道道は斜めに横須賀線の南側へ出ます。


そしてちょこっと、この県道24号線の下を通り、ここで斜めに曲がって東逗子駅前へ向ってます。水道みちは向こうからやってくる白い車の下を通ってます。


東逗子駅をすぎても水道みちは、まっすぐに進みます。県道24号線と横須賀線に挟まれた道です。


京急逗子線の踏切を越えて、JR逗子駅の方に向ってます。京急の新逗子駅はここのちょっと左側です。


そして、JR逗子駅前広場を横切ります。ここは近年改修工事が行われ、きれいになりました。逗子駅前にタクシーはいっぱいいますが、金曜日の最終電車で到着すると、タクシーに乗るまで1時間以上待つこともあります。


駅前を通過してこの一方通行の商店街の下を進みます。この商店街にある不動産屋さんで、僕は昔、小坪のアパートを借りました。20年ほど前のことです。


池田通りの信号を渡り、県道311号線の下をいきます。この道、海沿いのR134が「湘南道路」だったころは、国道134号線でした。そして水道は相変わらず横須賀線と並行です。道は緩やかな上り坂になり、そして名越の切通しと並行した小坪トンネルを越えます。県道とは別の水道専用トンネルです。この小坪トンネル、幽霊が出ることで有名ですが、僕が小坪に住んでた約2年間、一度もお目に掛かったことはありませんでした。


トンネルを越えると下り坂で、鎌倉市街へ入っていきます。この先、県道は右に折れ横須賀線の踏切となりますが、水道みちはそこを直進し、材木座方面へ向います。


材木座一丁目には水道路という交差点があります。そして、滑川を渡ります。水道管が始めて姿を現しました。


水道みちは、この先江ノ電の由比ガ浜駅前を通り、長谷寺の前を直角に曲がりの大仏の脇を通ります。藤沢の手広あたりから右へカーブしそこからきれいな直線になります。ひたすらまっすぐです。いすず自動車のテストコースの下を通り、東名高速を海老名SAあたりで横切り、相模川を渡ります。そして、進路を北に変え、中津川沿いを進み宮ヶ瀬ダムの手前に取水口があります。

滑川から先の半原までのルートは、もうちょっと暖かくなったら辿ることにします。

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