クーチミラン

根を、張るときと花の咲くとき

自宅の改装

2016年03月23日 | 日記
 第1弾としての昨年末の襖張り替え、第2弾としての本年に入ってからの畳替え、そして第3弾は床の間壁の塗り替えとなりました。築後78年に達している住まいですが床の間の壁の砂がこれまでずっと、少しずつ剥がれてきていました。
 今回、塗り替えの為にその砂が一応、総て左官さんにより削り取られましたが、容器に収められた砂全量は私が持ち上げられない重さでした。廃棄されるのだと思っていましたらそうではなく、その砂に接着剤が加えられて再び壁に塗られました。永年経過により砂に付着していた汚れが取り除かれて綺麗な落ち着いた色合いに仕上がりました。使われていたその砂の色は、50年間も左官をしておられる中でも見られたことがない種類とのことでした。
 作業風景と、完成した床の間の壁を背景にその左官さんから戴いた「ミツマタ」を撮影した写真を下に添えます。

   写真1     2     3     4     5 
写真3 取り除かれた砂、全量。これが持ち上げられない重さでした。
写真4 取り除かれた砂に接着剤を混ぜ込み、その具合を確認。
写真5 ミツマタ

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