クーチミラン

根を、張るときと花の咲くとき

人の親切も、初撮影も全て、私の愚かさが消滅させてしまいました

2024年04月14日 | ブログ

目前に迫った熊本牛深の「ハイヤ」祭。私はそれに強い興味を抱きながらも実際に観覧したことも撮影したこともありません。のめり込んでいる徳島阿波おどりの発生源と言われる踊りなのに、しかも私の住む県と同じ所での開催なのに未だ実行していないのは怠慢以外の何でもありません。そのことから今年は思い切って撮影目的で開催現地を訪れることに決め、早くから宿の予約、競演場での指定席を予約していました。また、道路での総踊りにも大きな関心を持っていました。特に、宿の予約では、昨年末に電話した折は「3月になってからで大丈夫ですよ」との宿側のアドバイスに従ってその機会を待っていました。そして年が明けていよいよ3月に入ったとき、同じ宿に電話しますと既に予約でいっぱいでした。私は昨年のアドバイスのことを云いましたがそれは無駄でした。あちこちの宿に電話して漸く予約が成功しました。ただ、我が家から現地までは車でも相当に遠いので、踊りの日程からして2泊が必要でした。1泊だけを予約しもう1泊はキャンセル待ちとさせて戴きました。恐らく期日が近づいたらキャンセル待ちが生きてくるかも、との勝手な期待を持っていました。そして先日、本当にそうなりました。宿の担当の方から電話を戴きましたので心からの感謝の言葉を伝えました。私は初挑戦となる撮影に期待で胸が躍りました。ところがです。例の私の失態発生です。何とか歩けますので撮影行は実行しようと思っていましたが、身体の動きは極めて悪く腰の痛みは激しいままで、座ったり立ったりが極めて困難です。そしてその失態が原因?で内臓にも変調を来しています。数日間、悩んだ結果、牛深へ行くには無理があるとの判断に至り、取りやめにしました。私の、踊り撮影に対する熱い思いを断ち切ることは極めて残念で悔しいことでしたが、宿にその連絡をすることの方がとても、とても心苦しいこと、申し訳ないことでした。対応された宿の方は当初から親切でとても明るく気持ちが良い方でしたし、キャンセル発生では私のことを優先して取り扱って戴いたようだったからです。キャンセルを伝える前は逡巡、伝えた後は、人の好意を無にしてしまったようになった申し訳なさで私の心は満ちています。体調が元に戻ったら罪滅ぼしに必ず、宿を訪れようと考えています。ハイヤ踊りとは別でも。


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