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クーチミラン

根を、張るときと花の咲くとき

強烈な風

2016年03月15日 | 自然
 昨日午後2時半頃は私は橋を渡っていました。所用で出掛けての帰りで、往きは同じ方向へ行く妻の車に同乗し、帰途は私はウォーキングにしたものです。我が家までの所要は約1時間30分です。途中、風はそれなりに吹いていましたが、橋の上に来たときはそれは凄い強さでした。体重をしっかりと地面方向に落とし足を踏ん張っていなければなりませんでした。前進するのさえ困難なほどでした。ちょと油断したら飛ばされてしまう危険な状況でした。川面を視ますと川下から川上に向かって白波が立っていました。勿論、橋は無事に渡り終えました。本当に日頃の風としては珍しく強烈なものでした。もし、ハーモニカを風上側に向けていたら風により音が出たに違いありません。曲の演奏までは無理だったでしょうが
・・・。

破られた繭玉

2016年01月09日 | 自然
 3年前になると思いますが、譲って戴いた繭玉を封筒に入れた侭にしていました。先日、その存在に気づいて取り出してみますと何と蚕が殻を食い破っていました。
 そのようになるとの話は聞いていましたが実際に目にしたのはこれが初です。
 壊れていないのは、早めに蚕が死んでしまったのでしょうか。と、すると、食い破られた繭の中にいた蚕は子孫を残すことが可能な、より元気なものだった、と言えるのかも知れません。


 どうでも良いこと
    歩数と、追い越した車のナンバー
 7日、用を足しに出掛けました。ウォーキングで。出発して間もなく1台の乗用車が私を追い抜きました。ナンバーは555でした。実は、出掛ける前、妻が私に持たせたガラ携に表示されていた、その日の私の歩数555でした。

    満を持して待っていたくじ引きの期限が過ぎていました。
 昨年末、近くのスーパーで買い物した折に貰った抽選券、去る8日に、くじを引こうと券を確かめましたら5日で締め切られていました。6回もくじをひける量でしたが、思わぬ誤算でした。小さなちいさな夢がサルことになってしまいました。



もろもろ

2015年12月28日 | 自然
不可解な鳥
 先日、ベランダで作業をしていますと私の右耳の横を何かが掠め、その直後、大きな音が発生しました。音はその後もう1回、やや小さなものが起こりました。そして、私のすぐ前にあるサッシの扉に衝突したのです。ガラスには濃い茶色のかなり大きな痕跡が別々の所に1つずつ着いていました。
 ぶつかったのは鳥であろうことは想像出来ましたので顔をその汚れに近づけて臭いを確かめましたが、無臭でした。雨後でしたので泥足の跡だったのでしょう。
 恐らく鳥はヒヨだと思われますが断定は出来ません。全く、姿を見ていませんので。以前はコウモリが部屋の中に入っていたことがありますし。
 鳥がガラス窓にぶつかることはよく、あることですが、私に接するほどの距離の所を飛んで行くとは一体、どういう考えでしょうか。

今年のスイートスプリング
 今年は何故か早くから果実が黄ばんできていました。そして大きさが温州蜜柑ほどまでしか育っていませんでした。
 毎年、夏みかんほどにも大きくなり皮の色も何時までも緑をしていたのですが、今年は全く、別物です。ただし、甘みはこれまでに無く強く、まるで蜂蜜を塗ったような濃さがあります。
 他の方の話では店頭にも今年はスイートスプリングの姿がない、とのことでした。
 我が家の木が衰えたのか、栄養が不足していたのか、といろいろ推量していましたが、どうやら何か大きな原因がありそうです。天気、気温など。

奏でられる冬のメロディー

2015年12月23日 | 自然

 曇りがちの空に時折、明るい空間が姿を現していました。池はさざ波もなく静かで、畔に自生する灌木が水面にその姿を映していました。共に連なっている実像の樹木と水面の虚像はあたかも、音楽編集アプリで見る音の振幅にそっくりで、まるで何かの、静かな音楽を奏でいるようでした。
 冬の、何という曲だったのでしょうか。「冬景色」それとも「冬の夜」、あるいは「冬の星座」。

K氏提供写真の掲載は昨日で終了しました。長期間ご覧戴きありがとうございました。何時の日かまた、機会があれば出会えることと思います。  


くどいですが、本日第3 弾 アサギマダラ

2015年10月28日 | 自然
大小各1匹でアサギマダラが・・・
 本日昼過ぎ、またまたやってきました。これまでのものとは違う可能性が大でした。先日のものと比較して1匹は大きく、1匹は反対に小さめでした。
 羽根の色が本日の2匹は綺麗さが目立ちました。
 大きい方は直ぐに飛び去りましたが、一方は長時間の滞在でした。私は現場から離れられず「早く、飛び去って欲しい」との邪念さえ浮かぶほどの交流の時間となりました。
  

アサギマダラ再来訪、そして5時間超の滞在

2015年10月27日 | 自然

 シジュウカラ撮影用に作成した装置を取り壊すことに決め昨日の朝食後、その作業を続けていました。(苦労して作り上げた装置の取り壊しについては、かなりの理由があり説明は長文になりますので、近日中に単独でそのことのみを掲載します)
その途中、フジバカマの上方をアサギマダラが飛び回っているのに気づきました。
作業は直ちに中止、急いでカメラを取りに家の中へ入りました。
 23日に来訪のアサギかどうかは不明ですが、少し、違うような感じも受けました。大きさが先日のアサギより少し、小さいように感じられたのと羽根の色が微妙に異なっているようにも感じたからです。
私が立てた他の蝶の影響や蜜の量などの仮説は総て崩れ去ました。
 それは兎も角、今日のアサギは飛び去ることを忘れたかのごとくフジバカマを長時間飛び回りました。私は昼食を終えて再び足を現場へ運びましたが、やはり蜜を吸い続けていました。アサギは「私はここにいますからどうぞ、徹底的に撮ってください」とでも云っているようでした。少なくても朝9時頃から午後2時頃まではその存在を確認出来ました。
 私は蚊に何カ所も刺されながら、トイレ行きも堪え、地面に着けた膝や腕の痛み、柊の葉が刺す痛みにも耐え、洋服の汚れも気にせずにカメラを向け続けました。
 撮影量が膨大となった為、まだ、確認は中途ですが3景のみ掲載致します。


 昨日は、シジュウカラが番でやってきて内、1羽は巣箱から約2m程の所まで来ましたが、巣箱へは来ませんでした。あと1羽は6mくらい離れた所にある木斛の枝を飛び回っていました。


 アサギマダラを追いかけている時、隣家の飼い犬がサッシのドアを足で開け部屋の中に入るのを目撃しました。目のすぐ前で。びっくりしました。おとなしく賢い犬であることは知っていましたが、そこまでするとは・・・・。

アサギマダラの羽根

2015年10月24日 | 自然

 アサギマダラの羽根は、羽根をいっぱいに広げた時は広くてブルーの羽根が上になり、茶色の羽根はその下に隠れて見えません。一方、羽根を閉じた時は、茶色が外側になりますのでそちらが見えます。(写真)片側2枚の羽根で構成されているようです。
 フジバカマの花に留まる時間は比較的長く、人が近づいてもあまり、逃げようとしません。長距離を移動しなければならないのでしっかりと、蜜を体内に取り込んでいるのかも知れません。
 ただ、今回は状況が少し、違っていました。早めに訪れた他の蝶や虫たちの臭いを花に察知したのか、蜜があまり残っていないことが分かったのか、何らかの理由があるように思います。(何故か、今年はこれまでになく他の蝶などの来訪が酷かったです。アサギマダラ用に蜜を確保しておくため、妻は対策を講じたそうですが・・・)

本日の第3弾 ニュース即(速)報

2015年10月23日 | 自然
 遂に、アサギマダラが来ました。今日午前11時ころです。
 1匹でしたが型は大きく、汚れが無いとても綺麗な色をしていました。滞在時間は極めて短く20分ほどでした。大部分の時間は飛び回っていて花に留まるケースは2、3回で、それも僅かの間でした。フジバカマに蜜が残っていないのかも知れません。
 今年は早くから、オレンジ色の蝶が6匹くらいの集団でやって来ていますし、茶色の蝶、モンシロチ蝶、蜂そして他の虫までがフジバカマの蜜を吸っています。花の蜜の在庫が尽きているのかも知れません。
 アサギマダラの為に育てているフジバカマですが、他の蝶などに強奪されているのではないでしょうか。

開花 スイフヨウ

2015年08月17日 | 自然
 今日、スイフヨウが開花しているのに妻が気づきました。まだ、数個のみですがいよいよ、時期が到来したようです。
 例年よりも10日間ほど早い、と思います。
 ただ、今朝は雨、風が相当に強烈でしたので花弁が弱っていました。
 なお、よく、観ましたら今朝開花した花の近くに1輪のみですが、既に朱色になって萎んだ花がありましたので、昨日が今年初めての開花だったのだろと、思います。
 

繭出荷・納品 配蚕から20日目 6月6日 

2015年06月08日 | 自然
当初の納品日は6月4日となっていたようですが受け入れ先の群馬に届くのが丁度、日曜日になるため2日間延期となりました。この日、私は朝6時には家を出ました。養蚕期間中、手伝いに来ておられた男性がこの日には来られないとのことから繭の袋詰め等の作業のお力になれば、との思いが私にありました。撮影のことは勿論です。

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写真1 完成繭の袋詰め。   
写真2 「バラ」16個に入っていた繭は3袋に収められました。  
写真3 納品場所まで養蚕家の方の自宅から車で約15分の所要です。 
写真4 納品場所では「選繭台(せんけんだい)」に全ての繭が乗せられて最後の点検が行われます。そ
    の後、袋に再度、詰められて計量となります。(この作業ではこの春の養蚕に携わっておられた
    他のお二人が手伝われました。)
写真5 500gに何個の繭が含まれるかが調べられます。私が取材させて戴いた方の場合は222個でした。 
写真6 計量終了後は養蚕家の方の氏名が書かれた紙片が同封されてしっかりと、袋が閉じられます。
写真7 群馬県へ向かうトラックです。 
  
古布「絣」 その図柄

少なかった不具合繭

2015年06月07日 | 自然

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写真1 不具合の繭と思われた物を更に、点検されました。「お蚕様」とも呼ばれる大切なものですから。   
写真2 繭外し・毛羽取り機械の左側面です。反対側も同じ作りでした。  
写真3 激しい降雨が予想されていることから繭を守る為に暗幕が張られました。 
写真4、5、6
    蔟を10個セット出来る枠です。4本の木材柱から出来ていますが、長方形をした蔟の短辺側には
プラスティック製の留め具、長辺側は金属製のそれが取りつけられています。何故、材質を違わせてあるのか私には分かりません。       
写真7 最終的に不具合と判断された繭の総量です。今回はとてもそれが少なかった、と養蚕家の方が喜
    んでおられました。

古布「絣」 その図柄


※ お詫び
 ブログ記事中で時々、文章のレイアウトに乱れが発生して読みづらくなっています。どうしても解決出来ませんのでお許しください。
 

繭外しと毛羽取り 配蚕から16日目(撮影12日目)6月2日

2015年06月06日 | 自然
繭が作られてもその固さが確保されないと次の段階へは進めないそうです。確かに全てが終了した繭は指で押さえても固くてへこみません。このことから繭が出来てから3日間を過ぎて繭外しをされました。今回はその作業と毛羽取りが1台の機械で自動的に行われましたのでとても合理的だと思いましたし、所要時間も労力もかなり軽減されたのではないでしょうか。

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写真1 機械に挿入される前に蔟の中の全ての繭が真剣に点検されます。不具合なものが混じっていると
   それが他の正常な繭に汚れを付けたりするからです。         
写真2 繭外し・毛羽取り機です。最上段の白い部分はプラスティックで出来ていて、それらが蔟の中へ
    挿入されて繭を押し出します。蔟の区画は整然とした長方形をしていて、それ故に機械のプラス
   ティック部分がちゃんと、各区画の中に入り込みます。右上は挿入される蔟で、中央部分は毛羽
   が取り除かれた繭です。   
写真3 写真のように区画の形が変形したりするとそれが出来なくなって機械は止まってしまいます。勿
論、修復は直ぐに可能でした。  
写真4 機械から毛羽を取り除かれる場面です。この日は、同時進行で養蚕に携わっておられる他の2人
    の方の内のお一人、若い女性の方が訪れられましたので毛羽取りを手伝われました。集まった毛
羽は強い力で引っ張っても切れない凄い強さになっていました。       
写真5 取り除かれた毛羽です。   
写真6 「バラ」(竹で編まれた円形の大きな入れ物)に収められ出荷の日を待ちます。

古布「絣」 その図柄

周辺のいろいろ

2015年06月05日 | 自然

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写真1 蔟の区画の外に作られた繭。        
写真2 蔟から1mほどは離れた2本の柱の間にも。   
写真3 蔟を吊した上部の梁にまで。  
写真4 繭作りの途中で蚕が死亡したもの。       
写真5 上の小さな繭は「山蚕」が作ったもの。下は、通常の養蚕で使われる蚕。前者は綺麗な淡い黄色
    をしていました。その蚕も繭も養蚕家の方が私の為にわざわざ、教えてくださいました。   
写真6 桑の中に混じっていたと思われるムカデとそれに咬まれた蚕。養蚕家の方が心配しておられたこ
    とが発生しましたが犠牲になったのがこの1頭だけに留まったのは幸いだった、と思われます。
    この撮影でもわざわざ、教えてくださいました。

古布「絣」 その図柄