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クーチミラン

根を、張るときと花の咲くとき

春蚕も終わりに近づきました。

2015年06月04日 | 自然

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写真1 蚕が育てられた床です。差し渡された竹の上に簾様の物が敷かれ、その上に新聞紙が置かれて    
    いました。それに蚕が乗せられ更に、桑が被さりました。   
写真2 1台の養蚕用の床は3個の鉄製支柱を立て、竹を差し渡して長さを作りだしてありました。      
写真3 地面は蚕の排泄物で湿っていました。左奥は既に乾いています。         
写真4 完成した繭を蔟から外した後に入れる「バラ」が綺麗に洗われます。      
写真5 最後の、食べ残し桑です。



先走り と 出遅れ

2015年06月03日 | 自然
回転蔟の中で繭糸を吐く時に音があることを初めて知りました。桑を食べる時と同じように聞こえましたがポツポツ、という音でした。
  
蚕は前足、後ろ足ともに身体の両側に着いていて前者は小さく各3本、後者はそれより大きいものが各4本あります。蒸気機関車を思い出しました。最前輪は他より小さいものでしたので。(今も同じだとは思いますが・・・)

  
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写真1 ひとあし先に繭作りを始めた蚕ですが、これらは完成品としては取り扱われません。       
写真2  繭作りが遅れている蚕です。  
写真3  写真2より更に、遅れているものです。

古布「絣」 その図柄



繭 初日 (撮影8日目) 5月26日

2015年06月02日 | 自然

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写真1 蔟に入れたものの他にまだ、「上がった」蚕が床に残っていないか、慎重に調べられます。      
写真2 区画の中では繭は必ずその中央部に作られます。 
写真3 繭の楕円形が見受けられるものがあります。         
写真4 超緊張の「上がり」を乗り越えられてホッと一服です。お手伝いの男性の方は愛犬「YUu」を
    伴って来られます。メスで極めて従順にしつけられています。 

古布「絣」 その図柄

繭作り(営繭:えいけん)が始まりました。養蚕9日目(撮影8日目)5月26日

2015年06月01日 | 自然
蚕1頭も、繭1個も決して無駄にしてはいけません。繭1個から1,500mもの糸が取れるそうですから。

熟蚕(桑を食べるのを止め、繭作りを始める前の蚕のこと)は蔟(まぶし)に投入されます。この行為は「上蔟(じょうぞく)」と言われます。蔟の下部に入れられた蚕は上部へと上っていきその一帯の区画を埋めます。そうすると蔟は自動的に180度回転して上下が逆になります。このことから蔟は回転蔟と言われています。蚕の重さでその現象が生じるのですが、電気やモーターが付いているのではありません。

回転蔟に収まった蚕は繭を作り始める前に必ず、大小の排泄を済ませるようです。繭内を清潔に保つ為の準備だと思います。その為、回転蔟の下には新聞紙を敷いてありそれに落ちた蚕の糞と尿が音を作りだします。桑を食べる時は小雨が降るようなポツポツ、といった小さな音ですが、前者の時はハッキリと聞き取れるバチバチ、と言うような音です。この日は1頭が6、7滴の連続したオシッコをする場面を目撃しました。

回転蔟は1個が12区画×13区画、計156の区画で成り立っています。今回の養蚕では蔟10個を1組(1,560区画)として23組が使われています。全区画は1,560区画×23組=35,860区画となります。なお、1区画の広さは約3cm×4.3cmのようです。

上蔟が始まる時は時間との闘いです。私もその作業を手伝いしました。今回初めての手伝いらしい手伝いです。最初に訪れる最大の緊張場面ですが、この時のタイミングを誤ると色んな場所に繭を作り繭は使用不能の物になってしまいます。必ず、蔟内に作らせなければなりません。“上がる”直前の蚕はそれまでの白色から、やや、黄みがかった色に変わり身体に透明感が生じていました。


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写真1 網の上に乗った蚕は更に桑の上に上り、置かれた蔟の中へ入りました。「上がった」蚕を桑の
    上からいちいち拾い上げる手間が省け、とても合理的だと思いました。因みに、蔟は段ボール
    で出来ています。   
写真2 手で拾い上げることも同時に行われていました。     
写真3  天井から2段にして吊された回転蔟です。        
写真4  奥の白壁に映った私の姿です。駐めてあった車のフロントガラスに反射した太陽光が作り出し
     ました。     
写真5  2段式になった蔟を繋ぐ金具です。
写真6  桑の中で繭が作られ始めました。これは商品にはなりません。
写真7 蔟の外に糞を。
写真8 12個もの糞が連なっています。養蚕の手伝いに来ておられる男性の方から戴きました。
写真9 蔟の外にオシッコを。

古布「絣」 その図柄

養蚕8日目(撮影7日目)5月25日

2015年05月31日 | 自然
養蚕7日目は状況に特別の変化がないことが予想されたことから撮影を控えました。


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写真1 食べ残しの桑や糞が取り除かれた後、蚕は網ごと床に戻され、改めて桑が与えられました。  
写真2 「上がった」蚕が投入される「蔟(まぶし)」が用意されました。この時は日光消毒も兼ねてい
    たのでしょうか。蚕はこの1つひとつの区画の中で繭を作ります。  
写真3 繭が出来上がってから、蔟から繭を取り外し更に、繭の周囲に張り付いている「毛羽(けば)」
    を取り除く機械です。一昨年の時は繭外しと毛羽取りは別々の機械でしたが、今回は1度でそれ
    らが行える、とのことです。        
写真4 上部の白い物が繭取り外し、下の金属部分が毛羽取りとのことです。     
写真5 山蚕だそうです。2、3頭混じっていたようでした。桑に付いていたのでしょう。 
写真6 桑の実です。紫色になったものが食用です。私は小学低学年の時以来の出会いですが、あまり口
    にした記憶はありません。(甘みが多い「ムク」の実ばかりを食べていましたので)養蚕家の方
の裏山に在り沢山、実をつけています。ジャムに加工したり焼酎漬けにしたりして利用されます。
勿論、生の侭でも食べて良いものです。この桑の木の葉は蚕には与えない、とのことです。葉は
小型です。

古布「絣」 その図柄


養蚕6日目(撮影6日目)5月23日

2015年05月29日 | 自然

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写真1 蚕が這っている網が一時、他の場所に移されます。  
写真2 給桑床の上が掃除されます。  
写真3 蚕が食べ残した桑とこの6日間で排出した糞です。凄い量です。黒色で小さい粒です。        
写真4 下段のようすです。上段の作業が終わってから同じ処置がされました。     
写真5 蚕が食べた桑です。 
写真6 取り除かれた桑です。ロープでしっかりと締め付けられてもこの量です。養蚕家の方の所有地に
運ばれて廃棄処分となります。

古布「絣」 その図柄

養蚕5日目(撮影5日目)5月22日

2015年05月28日 | 自然
                 
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写真1 蚕消毒用の消石灰 
写真2 消石灰散布後
写真3 旺盛な食欲のため給桑が切れ目無く行われます。    
写真4 “上がり”に備えて網が日光消毒されます。    
写真5 養蚕家の方所有の桑畑の1つ。ご自宅すぐ裏にあります。
写真6 庭に植え付けられたピーマンに花が咲いていました。
写真7 消毒された網が蚕に被せられます。
写真8 “上がり”の蚕です。後では網の表面は蚕でいっぱいになります。
    この網は“上がった”蚕とそうでない蚕を容易に分別できる他、そ
    の後の作業を合理的に進められる優れものです。
写真9 協会から贈呈された桑の苗だそうです。

古布「絣」 その図柄

養蚕4日目(撮影4日目)5月21日

2015年05月27日 | 自然

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写真1 この作業なら私も手伝えます。
写真3 天井のビニール袋はツバメの巣作り除け。それでも盛んに蚕の上を飛び回ります。蚕を狙いは
    しませんがその排泄物が蚕に付着すると困るそうです。
写真4 一昨年の養蚕では蚕床は1段のみで床から低い位置にありましたが、今回は2段式です。蚕の
    量が多いのでしょう。
写真5 桑切り用鋏。かなり太い枝でも切断出来るようです。
写真6 蚕が“上がる”直前に蚕に被せる網。“上がる”とは、蚕が桑を食べるのを止め繭作りを始め
    る意味です。桑に埋もれていた蚕は桑の上に出てきます。前回は私はこの網使用は見かけませ
    んでした。

古布「絣」 その図柄


養蚕3日目(撮影3日目)5月20日

2015年05月26日 | 自然
今回は上下2段に分けて養蚕されています。蚕の頭数が多い為でしょう。一昨年は低い高さで1段でした。

蚕室内の天井2か所にツバメ除けのビニールを取りつけられました。ツバメの排泄物が落ちて蚕が汚れるのを防ぐ為です。ツバメは盛んに蚕の上を飛び回りますが天井に巣を作る目的であり、蚕を狙うことはありません。(写真左から2番目) 

桑の伐採時、刈り取った束をその都度、車に積み込まれるようにされた、とのこと。地面に置くとムカデなどの虫が桑に付くことがあるそうです。

この養蚕家の方のお住まいには蚊が全く、いません。カラスの姿も見ません。養蚕作業も助かられると思います。撮影する者にとっても有り難いです。


古布「絣」 その図柄

養蚕2日目(撮影2日目)

2015年05月25日 | 自然
私の目的は写真撮影ではありますがお一人で苦労しておられる養蚕家の方を傍観しているわけにはいきません。2人で行えば合理的に進められる作業がありますので門外漢の私でもお手伝いできる部分はお力になるべき事は至極、当然のことです。蚕との関係は時間との闘いの面がありますのでそれが特に必要な時があります。
    
左端写真は野鳥から蚕を守る為、軒先に蛇に似た1本の紐を吊されました。畳に使われていた縁のようです。

古布「絣」 その図柄
    

正夢
今朝方、巨大なムカデの夢をみました。起床後、このブログを書いていますと妻がやってきてムカデがいると告げました。現場へ行きますと台所流しのシンク内にそれがいました。

再び、養蚕農家取材に着手

2015年05月24日 | 自然
皇居勤労奉仕から帰ってきた翌日の17日夜、知人から電話が入り、その次の日から養蚕が始まることを教えて戴きました。前回撮影させて戴いた方に電話を入れ写真撮影の承諾を戴きました。

18日朝10時前、配蚕の場所へ出向きましたが既にそれは終わっており、養蚕農家の方は私を待っておられました。その場所までは妻から車で送って貰いましたが、そこから農産家の方の家まではその方の車に同乗させていただくことの了解を戴いていました。

養蚕の作業内容は前回と変わらず、5齢(4回脱皮)の蚕に桑を与えるものでした。

作業の途中から予報通り天気が崩れてどしゃ降りに変わりました。私は帰路は、カメラバッグを専用のレインカバーで覆い、旅行用のレインコートを身に纏い傘をさして帰宅しました。徒歩ですので1時間45分の所要でした。カメラは雨から守れましたが私の全身は靴も含めてずぶ濡れとなりました。汚れきっていたスニーカーが少し、綺麗になりました。以前から所要時間に関心があり、1度は歩きたく思っていましたので良い機会となりました。


      
   給桑     配蚕3時間後   野鳥の侵入を防ぐ  桑の葉摘み取り具            ※ 葉摘み取り具は、近年は使用されないようです。桑を枝ごと与える為。
                                
古布「絣」 その図柄
    

謎美の心中に思いを・・・

2015年05月07日 | 自然
抱卵放棄について日本野鳥の会々員である従兄にメールでアドバイスを貰いました。インターネット検索することを勧められ、私と同様の経験をされた方のブログを開くことが出来ました。

そのケースでは卵を割って中身を見られた結果無精卵であったことが記されていました。1週間ほどの抱卵の中で卵に何の動きも無いことや温度の変化がないことからメスは孵化に繋がらないことを察知して抱卵を放棄したのだろう、と書いておられました。

それを受けて私も巣及び卵を取り出し、殻を割ってみました。我が家の場合、5個とも無精卵ではなく孵化に向けて成熟していく段階のように見受けました。(写真1から5)
  写真 左からⅠ. 2. 3. 4. 5.

抱卵は1週間ほどだそうですので、我が借家鳥の卵はかなり早い時点でその命を閉じていたことになります。謎美はそれでも長い期間、卵の側に寄り添っていたのです。謎美の苦悩、落胆を思うと心が痛みます。巣箱を去る前2日間の謎美の、それまでとは異なった行動には寂しさが滲んでいたことを改めて感じています。

一体、そのような結果をもたらす何があったのでしょうか。大きな疑問にまた、私は直面しています。

卵は巣箱の直ぐ近くの土に埋め墓標を立てました。(写真6)
 写真6

そして、巣箱も綺麗に掃除しました。次の機会の成功を心から願って。 

今回の巣と窪みの大きは以下の通りです。
巣  : 幅  19 cm 長さ   22 cm  高さ 6 cm  (写真7)
 写真7

窪み : 直径 4 cm  深さ  4.5 cm  (写真8)
 写真8

古布「絣」 その図柄




「雨あがり」

驚天動地!!! 謎一は卵を残していました。

2015年05月06日 | 自然
 我が借家鳥(だった)シジュウカラの卵

濃い霧に包まれたまま推移した我が借家鳥(だった)シジュウカラ 謎一が卵を巣の中に残していました。

昨日、巣箱を譲ってくれた友人が来訪し巣箱を見せて欲しいとのことでしたので案内しました。彼が5個の卵の存在を発見しました。

私は驚き以外の何ものでもありませんでした。信じられないことでした。しかし確かに卵がありました。鳥の巣は甕型との思い込みに陥っていたことが卵の発見を妨げていたのです。

押し寿司みたいに積み重ねられた巣の最上部にかなり深い窪みが作られ、その中に卵はありました。

卵を置いたままどうして謎一は転居したのでしょうか。4月30日がその姿を見た最後となって謎一はその後は全く、姿を見せません。卵をどうするのでしょうか。

長い期間抱卵していたけどいつまで経っても孵化しないことから諦めて去ったことも考えられます。卵は無精卵なのかもしれません。そして、そのことから推量していくと私がオスと捉えていた謎一は実は、メス (名を「謎美《なぞみ》」とします)であったことも充分考えられます。腹部の黒い帯で判断していたのですがオスはもっと幅広いのかも知れません。

メスであったとすればそれまでの行動が納得いく繋がりとなります。即ち、①巣箱内に長時間留まっていたのは抱卵の為 ②外出は自分の食餌の為だっだ。③2羽が前後して飛び去った2度の現象では、止まり木に止まった1羽が謎一で、その直後に巣箱から飛び立った1羽が謎美だった。即ち、謎美の後を追ったのが謎一だった。

これまで抱いていた疑問、巣箱の中で謎一は何をして過ごしているのか、また、外出してもどうして餌を咥えて帰らないのか、どうしていつまでも巣の材料を運び込むのか、にも答えが出せます。

さてさてさて、卵をどうするのかが私にとっての重い課題となりました。

ちょっと不思議な現象です。
私はカメラのファインダーを覗く時には通常どおり眼鏡を掛けています。そうでないとピント合わせが出来ません。ところが、双眼鏡を使用するときは裸眼で何も問題ありません。否、むしろその方がシャープな対象物の姿になります。眼鏡を通した場合は対象物の輪郭等が2重になってしまうのです。これにはちゃんとした物理面での理由が存在するのだと思いますが、少し、不思議な現象です。カメラレンズは数枚のレンズを組み合わせてあるようですが、双眼鏡ではどうなのでしょうか。この辺に理由がありそうな気がします。

「青い山脈」演奏 昨日、私のトラウマが消えていたことを知りました。
数年前、年に1度の大ホールでの公開発表会で 「青い山脈」のイントロを私が単独で演奏することに決まっていました。メロディは複雑、演奏速度も速いことからどんなに練習しても納得いく域に達していませんでした。本番直前まで人目を避けて練習しなければならない状況がそのゆとりのない精神状態を暗示していました。本番演奏は勿論、その延長線上でした。限度に達した緊張感と責任で頭が真っ白になっていました。その後、「青い山脈」を演奏する気は起こらず、ハーモニカを手にする気持ちも消えました。その双方を目にすることさえも嫌でした。大分、長い期間それが続いたと思っています。しかし、昨日何故か突然、同曲を演奏し始めました。何の抵抗もありませんでした。今後、是非、マスターしようと思っています。

古布「絣」 その図柄




「スイフヨウの新芽」

第三者委員会による検証待ち

2015年03月31日 | 自然
シジュウカラ便り
3月30日
午前7時35分  巣箱の中に1羽が入る。間を置かずに退出。このとき、足にくっついて
いたと思える巣の材料が出入り口に引っかかって穴を塞いでしまう。

午前8時19分  引っかかっていた材料が中へ引き込まれる。その様子を見てメスは在
室である、と断定。早朝にメスが外出して帰宅したものとばかり思っていたが・・・。

午前8時26分  何故か又、材料が先ほどと同じ状態で出入り口から飛び出す。これが
更に、あと1回繰り返される。(写真添付)不思議、誠に不思議。

午前8時36分  新しい材料がこの時点でもなお、運び込まれる。

私の推量はことごとく誤りだったように思います。そして、何が何だか分からなくなりまし
た。これまで書いてきた記述については第三者委員会を設置してもらい検証して戴く必
要があります。ネイチャーへの投稿は未だしていませんでした。


 

古布「絣」 その図柄
    



    「船だまり」

夕帰り

2015年03月30日 | 自然
シジュウカラ便り

夜来の雨が止み陽光が出てきた午前8時25分頃、材料を咥えたメスが巣箱に入りました。
いつ席を外したのか知りませんが腹部の黒い帯がほとんど無かったことからメスと判断し
ました。また、巣箱への飛来方角もその根拠としました。以前も同じパターンがありました。
まだ、産卵前なのでしょうか。巣箱に長時間滞在しているのは出来るだけ安静を保つこと
に努めているのでしょうか。

9時頃、ツイッピーツイッピーとの啼き声が。そして、この2回の啼き声を1組とすれば、それ
が3、4組繰り返され、さらにそれが6度続きました。メスは巣箱を後にしました。また、オス
が呼んだのです。オスの姿は見えません。いつ、帰宅するのか確認出来ていませんが、か
なり長時間留守するようです。
 推量:① 卵の育ち具合を診てもらう為のパートナー同伴での産科受診。それも、来院鳥
       が多く、待ち時間が長くなる有名医療機関。
     ② 巣箱の中だけに居ると親も卵にも悪いため、適当な運動をするために出掛ける。

午後6時16分、シジュウカラが巣箱の中を確かめる姿を偶然に発見しました。こんな時刻に
姿を見たのは初です。いつもそうですがその行動はなかなか念が入っています。薄暮でした
ので雄雌の別が分かりにくく双眼鏡を使いましたが、それでも確信には至りませんでした。し
かし、その後巣箱に籠もりっきりになりましたのでメスに違いありません。それにしても帰宅が
遅すぎます。朝帰りとまではいきませんが。医療機関で時間がとられたのなら果たして鑑定
結果や如何に
、否、診断結果は如何に・・・。


古布「絣」 その図柄




    「暈(かさ)」
虹と同じ理屈で出来る現象だそうです。



 昨日は昼前と昼過ぎに今年初めての雑草取りをしました。午前はワイシャツの上にウインドブ
レーカーを、午後はワイシャツのみにしました。日が射すときは午前でさえ暑すぎました。午後は言
うに及ばず、でした。

 「李下に冠を正さず」・・・・改めて勉強しました。
人はそれがたとえ、悪意でなかったとしても誤解を受けるような事をしてはいけません。現場に居合
わせた人達には流れの中でその好意が理解出来ていても、そこに居ない人には分かりません。場
合によっては後者を傷つけることさえあるかも知れません。もし、その行為が純粋でない心に基づい
たのであれば、その人の心の中の暗雲が消え去らず、胸に刺さったトゲが永く、永く続くことになる
かも知れません。