怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

とうとう洗濯機を買った

2017年06月15日 | カテゴリー分けするのに飽き
スーパーでキャンプ用の洗濯機が凄まじい安さで広告されていた。
そこを切り取って「欲しいものリスト」に貼り付けた。
その作業を見ていた夫が「何を買うのですか」と尋ねてきたので何気なく「これが欲しい」と見せた。
すると「では、買ってください」と簡単に答えたので少々憤った私。
「お義母さんが反対します」
それには夫は答えないで出かけてしまった。
一時間後、携帯電話にメッセージが入った。「Sentaku-ki wo kaimashita」
うっほー!

その夜に夫が持ち買ったこの品。
 
まるでおもちゃのようだな。日本アマゾンで同等品のレビューを読んで知っているので、そんなに期待もしていないけれど、あった方が断然便利だ。
なにしろ、ウチの洗濯機は私たち夫婦の使用禁止だものね。過去記事にたくさん書いているのだけれど、現在gooブログ過去記事検索機能が全く働かないのでリンク作成不能。最近の私のブログ読者にはウチの洗濯事情がわからないだろうな。2008年に書いたものを読むと、わかると思う。
 
まだ義母には見せていない。
下手すると「返品してきなさい」とでも言われてしまうだろうから、秘かに使い込んでからにしたほうがいいかな。
さて、今夜から使ってみることにしよう。
楽しみだな。


欲しいと思ったワンピースは子供服

2017年06月14日 | カテゴリー分けするのに飽き
先日のバルカン半島出身者パーティで持ち帰ったバナナ団子を、今日の訪問先に持参した。
カップケーキの真ん中に置かれたのがそれだ。

お母さん中国人、お父さんドイツ人の両親を持つ7歳と4歳の女の子たちはこれがとても気にいって、あっという間に平らげてしまった。
バルカン半島の人たちには受けないバナナ団子。ドイツ・中国食文化圏の人々にはOKなのか。あるいは単に子供に好まれる形状と甘さだったのか。
 
7歳の彼女が着ていたワンピースが旗袍風だった。7歳にしてすでにかなり色っぽくポーズを取ってくれた。

彼女が脱いだところでそれを撮影。
ああ、これ、欲しいな、と思ってしまった。

脱いだのは、私の撮影に協力するためではなく、庭で水遊びをするためだった。ご安心を。

白いシャツのお母さんは大柄な人で、ここで衣類を調達するのは全然不自由がないそう。
中国北部には大柄な人が多く、南部は小柄なのだそう。したがって、販売されている衣類も北部と南部ではサイズ展開が違うのだとか。
ドイツ人の旦那さんも非常に背が高い人だ。この二人の子供たちも大きく育つことになるだろう。

インゴルシュタットお祭りの記録

2017年06月13日 | カテゴリー分けするのに飽き
毎年春と秋に開催されるインゴルシュタット市のお祭り。
今年は先日日曜日までの10日間だった。どこの街のお祭りもそうなのだろうが、大雑把に表現するとオクトーバーフェストを数分の一規模にしたものだ。
数年前まではいちいち毎回ブログ記事にしていたものだが、最近は飽きてきた。
この動画はインゴルシュタット市が作成したものらしい。素人の撮影より鮮明でわかりやすい。


それだけでは面白くないだろうから、ちゃんと私自身の撮影も添えておこう。
回転ブランコ。これは意外と怖い。
日本にはこのような華やかな装飾が施されているものは無いだろうと思って、でも、念のために検索したらゾロゾロあった。
日本、物資に関しては本当に世界中のどの品もあるよなぁ。


ここの女児に人気の乗馬。どうしてなのだろうか。姪のP子ちゃんも就学前から1,2年生の頃まで乗馬をやっていたらしい。


本物動物を使っているので、撮影時もかなり臭いのを我慢しなくてはならない。
この回転ナマ馬(りすの造語)は日本にあるかな?衛生面で問題あり、とかでなさそうな気がする。

インゴルシュタットのお祭り動画で面白いのを発見。
オクトーバーフェストと同じく、みんな椅子やテーブルの上に立って歌うのねぇ。
私はそこで飲み食いしたことがないので全く知らないんだ。



ケーニヒスベルガー・クロプセ 、要するに煮込み肉団子

2017年06月12日 | カテゴリー分けするのに飽き
毎日のように庭仕事で忙しい義両親たち。

そんな彼らも、気温が高い夏場にはあまりお腹が空かない様子。
でも、料理好きの義母、週末には何かしら少々手間のかかるものを作りたがる。
真ん中の丸いものが入っているのは煮込み肉団子。Königsberger Klopse(ケーニヒスベルガー・クロプセ )と言っていた。ちゃんと日本語版クックパッドにもレシピがあるようだ。

義母が作ると、どの料理も油まみれ。
油脂消化能力の低い私は、油を混ぜる前のサラダを先に皿にとったり、量を少なく食べたりして調整をしている。
この日は、午後から友人宅の招きがあったのでいつもより控えめの昼食を摂った。


その友人宅でのテーブルの様子。

右はトルコ料理として紹介されるブレック。パイ生地にさまざまな材料をはさんで焼いたもの。今回はクリームチーズだった。
ヨーグルトと一緒に食べるのもおいしい、と勧められ、そうして食べてみた。
油っぽいのがヨーグルトの酸っぱさで緩和されて食べ易くなったかな。
集まったのはバルカン半島出身者ばかりだった。その地域はさまざまな国境や支配下にあったので、言語や食文化も周辺国と同じことが多い。
後で出てきたトルコ風のコーヒー。彼女らは普段普通に飲んでいるようだ。

左の皿には、友人が初めて試してみた新しいレシピ。
バナナ、クッキー、アーモンドを細かく潰して混ぜ、丸めてココナッツ粉をまぶして冷やしただけ。
「砂糖を使っていないから健康的」
と、彼女は言っていた。
そういっていたけれど、どういうわけか私以外のみんなはほとんどこの菓子に手を付けず、挙句の果てには私に残りを全部持たせた。
つまり、彼女らの口に合わなかったのだろうな。
新しい食べ物になじむには、時間がかかるということはよく知っている。
でも、作った本人たちが全く食べないなんてぇ~。
いや、台所にはもっとあって、食べきれないのを予想して私に大量にくれたのかしら。
なにしろ、日本の常識の数倍の量を作ることが多いドイツの家庭。(ドイツ人だけでなく、日本人を除くあらゆる移民難民家庭)
では、ありがたくいただくことにしよう。
でもね、ウチでも義両親はそれを絶対食べないだろう。夫に「無砂糖です」と言っても、なかなか食べてくれないだろうなー。


ドイツ連邦国防軍の日

2017年06月11日 | カテゴリー分けするのに飽き
夫が大好きな航空ショーに行ってきた。

毎年恒例になってきているのはどういうわけだろう?ドイツの国防軍60周年が去年だったかおととしだったか。
6月にそれを記念する行事が今年も続いているなんて。国防強化のためなのか。
 
夫には毎回素晴らしい飛行機の姿も、私にはもう、飽き飽きなんだ。
 
うーん・・・。最初の感動はどこへ??
この動画は最前列でずっと撮影し続けていたおじさんたちの一人が投稿したものだろう。使わせてもらおう!撮影目的の人々の中には若い男性や女性もいたが、多くが中年以降の男性だった。キャノンのでっかいカメラにでっかいレンズを付けていた。



炎天下で立ち続けの飛行機鑑賞がすぐに嫌になった私は、熱心に撮影し続ける夫を残して屋根のある場所の展示物を見に行った。
 
警察や各種航空関連会社、セキュリティー会社、なぜかキリスト教団体の展示もあった。(ドイツ語新約聖書をもらった。以前から欲しかったんだ!)
生で見る、欧州人セーラー服姿。
 
5,60年前の軍用車。(だと思う、ちらりと製造年をみたが、この写真の車両だったか記憶が定かでない)
 
戦車の走行は面白かったので、自分で撮影。これも実物走行をこんなに間近でみるのは生まれて初めてだ。


子供のためのサービスもちゃんとあった。


夫は、飛んでいる飛行機に夢中で私を構わない。でも、そばにいて欲しいらしく、何度か電話で呼び出された。
人間観察をすることにした。夏場の服装は冬と違って開放的でよろしい。
         
夫は一日二食主義なので、私と出かけるときも私の昼食のことなど考えない。(結婚する前は考えていたけれど!)
一人で食べたのはこれ。レンズ豆とソーセージのスープ。丸パン添え。おいしかった。

屋台で買って、草の上に腰を下ろして食べた。 

「悲しいお知らせです。来年もこの催し物があります」
夫が最後に私に言った言葉だ。私がつまらなそうにしているのを感じたのだろう。
一人で行ってくれ、と私が思ったのも事実だ。アハハ!
ああ、妻の仕事だと思って、来年も行くさ!もっと楽しそうにするのも仕事だなっ、ひゃーっ




安価で質の良いくつしたを探す

2017年06月10日 | カテゴリー分けするのに飽き
ここで手に入る衣類の多くは、日本の同じ価格帯の品と比較すると質が悪いことが多い。
一番それを感じるのは下着・肌着・靴下だ。
サイズの問題で、ここで買うことはあまりないのだが、日本の品ばかりに頼るのも良くないと考え込むこの頃。
問題多い靴下を買ってみた。
ここに来た当初、悪いと知っていて買ってみたことがあり、やはり、だめだった。
今回はどうだろう。

ファストファッションの店の製品。子供用靴下に挑戦。
成人向け私のサイズの靴下は大きいことが多いのだ。サイズ表示36か37なのだが、かかとがずれて気持ち悪いんだ。
子供向けのこれは・・・

うん、なんとか使えそうだ。足先の縫い目の位置が普段使っているものより幅が狭く、気になるところだ。
使っているうちに馴染むかな?

よく見なくても見つけてしまう表側のほつれ。
日本だったら売り場に出さないだろうな、と想像。
これくらいを気にしていたらここでは衣類を買うこと不能だ。

以前、在独日本人仲間にここで買ったかなり値段のする靴下をもらったことがあった。
「ドイツのソックスはだめなことが多いけれど、これは高いから大丈夫よ」
彼女はメーカーや値段で質を判断するようだ。それが当たることもあるだろうが、いただいたそれは、一度洗濯したらひどく縮んで足を圧迫するので穿けなくなってしまった・・・

私の買った5足組およそ600円の子供用は、何度か洗っても縮まず、伸びず、破れずにちゃんと使えている。
この店の同等品を買えば大丈夫かなぁ。
次に買うときは質が落ちている可能性もあるぞ。ドイツでの物資調達はなかなか難しい。



夫が妻に着てもらいたい服

2017年06月09日 | カテゴリー分けするのに飽き
夫が私に選ぶ服は私自身の好みとはまるで違う。
その日も、しぶしぶ彼の意見に従い、服を見に行った。

この店「チンケ」と読むようだ。地球規模で商売するのが普通になっている現在、日本にもこのメーカーは販売をしているのだろうか。
だとしたら、チンケ、とは読まないだろうな。「チンケの服」と言うと「どうしようもない服」という風に聴こえるもんね。「ケ」を「コ」と間違えて言ったら大変だしぃ。

夫が事務所の仲間に、ここでは小さいサイズが揃っていることを聞いたらしい。
ドイツではまともな服を買うことができない私には朗報なはずだが、憂鬱だった。
彼が選ぶ服はこんなのばかり。ノースリーブ、ひざが出る丈。
日本人平均でも体格的に劣る私が、身体をあらわにするような服を着ることができるのだろうか?

他にもいろいろ回った。気乗りしない試着は全然ワクワクしない。
結局その日は何も買わずに家に戻った。私が全部反対したからねっ
もっと、日常的に使える服を買ってくれ。

ところが。
数日後、夫は一人で買ってきた。試着した品の一つだ。
妙なしましまが体型の欠点をカバーするのと、丈が膝を隠すというところが気に入った様子だ。
おい、いったい、いつ着るんだ?

試着時に「これは家の中だけで着ることができます」と私が真剣に言った品も買ってきた。

こりゃ、下着だぞ、私にとっては。

ああー、無駄な買い物。
いつも節制した生活をしているのに、こんなところで散財しちゃって、泣けてくる。
と、心の中で思っていても彼に対して言ってはいけない事はわかっている。
無理して「ありがとう」と今夜言おう。
うえーん


お気に入りの家庭医

2017年06月08日 | カテゴリー分けするのに飽き
日本では「ホームドクター」とか「家庭医」と呼ばれるのだろうか。住まい周辺の診療所で、健康診断や予防接種などを受け、また、眼科や婦人科など専門医にかかる前にはその診療所に紹介状のようなものを発行してもらう。
初めのうちは面倒に感じたが・・・、ああ、今も面倒だなと思う。眼科に行く前に家庭医に行って書類をもらわなくてはならない制度さっ
何度か家庭医を変えたが、今の女医を気に入っている。
 
具合が悪くなくてもしばしば行くことがある医院。ドイツの診療所はどこも内装がきれいでそれを観察しているだけでも楽しい。
診察室は、診察をするというより面談をするような雰囲気をさせる。
机の上に何気に置かれた古典的なお医者さん道具が光っていた。
 
「Germany」などと印字されていると、それだけで精巧で頑丈で正確な品、と思う日本人がほとんどだろう。

こうした道具に関しては、まるで接点がないのでわからない。
楽器に関しては少々接点が合ったので、ちょいとわかる。ほとんどの品で日本メーカーのものの方が優れているんだ。
精巧・頑丈・正確。すでにいろいろな物資がドイツのそれを凌いでいるのに、未だにドイツ物に憧れている日本の日本人を「ふっふっふ」と笑っているドイツ在住日本人は私だけではないだろう。

子供の頃、海外生活事情が書かれている書物を好んで読んだものだ。
そこには「医療機関で待ち時間はありません」とあったのを思い出す。
昔の海外生活情報は、米国や西欧州のものばかりだっただろう。また、当時は永住ではなく数年の駐在でかなり恵まれた生活環境におかれる人々のためにかかれたものだろう。
昔の駐在員家族は医者にかかるのに待ち時間がなかったのだろうな、と今は考えられる。
今じゃあ、予約時間に行っても1,2時間待たされるのは普通さー。
少なくとも、このお気に入りの女医さんのところはそうなんだ。
待たされても、彼女のところへ行き続けることにする。うん、好きなんだ。


イタリアレストランでピザをごちそうになる

2017年06月07日 | カテゴリー分けするのに飽き
街中でばったり逢うたびに違う男性と歩いている華やかな容貌のS子さん(ドイツ国籍取得の台湾人。在独推定30年)とはそんなに親しくないが、彼女は私が日本人ということで私を気に入っている。(ドイツ人になったが台湾人的嗜好はやめられないらしい)
「近所においしいイタリア料理レストランがあります。ご馳走しますので一緒に行きましょう」
と誘われた。
休日の午前11時に彼女の家に到着すると、食卓の上にはケーキが揃っていた。
おいおい、食事前にデザートかよ・・・私と同じく、彼女に招かれたドイツ人男性が付近のパン屋で買ってきたらしい。そうか、それは仕方がない。いただくことにしよう。

端っこの数センチを切って自分の皿に盛りつけた。食事前にこの一切れは大きすぎるもの。
人見知りする猫たち。私のかばんや服の匂いを嗅いで安全確認をしたのか、しばらくすると擦り寄って「遊べ、腹を撫でろ」とうるさかった。
 
ケーキで腹が四分の一ほど満たされた状態で、レストランへ行った。
私が頼んだのは野菜ピザだったのだが、出盛り期のアスパラガスピザもあると聞き、急遽変更。
でも、ハムが載っているのは残念だった。いや、私は菜食主義者ではないのでちゃんと食べるけど。
 
サラダやパンも食べてしまったので、このドイツ一人分サイズのピザは当然残ってしまった。
ちゃんと持ち帰ることにした。
招待したS子さんも腹が空いていないらしく、自分のパスタをどんどん私の皿に勝手に盛り付けるので参った。
招かれた立場だ、強く「やめてくれっ」と言えない。断りもなく勝手に自分の食べかけの料理を自分で舐めたフォークを使って移動させるのは気持ち悪いぞ。
 
ピザの生地には大量の油を混ぜ込んであるのが明らかで、それが早く腹をいっぱいにしたようだ。自分で作るピザ生地には油分など加えない。ああ、自分で料理はなんて安全なんだろう。
レストランなどで食べるのはいろいろな意味で危険に満ちていると思う瞬間だ。
私には外食はお付き合いのためのものなので、受け入れなければならない。

ウチに戻ると、義母が早速ケーキを食え食えとうるさく迫った。
ああ、家の中でも付き合い食いをしなくてはならない。

一切れの半分だけを食べた。
丸いケーキの中心のほうに、庭で採取した今年初めてのイチゴが載っていた。
私は外側に並べられたバナナの部分を食べた。

できるだけ質素に食事しようと心がけているのだが、油分・糖分摂取を避けるのが非常に難しいドイツ生活。
家族、知人友人の付き合いを絶つのは食べ物を避けるより人生に面白みをなくす行為だ。
精神と身体の健康を保つために、程よく付き合いと食べ物を受け入れたり断ったりしなくてはならない。



二世帯住宅のP子さんが引っ越しした。

2017年06月06日 | カテゴリー分けするのに飽き
もう何年も旦那さんと彼の両親と二世帯住宅で暮していたドイツ人P子さんが引っ越した。

引越し先でまだ片付いていない様子を送ってくれた。
その二世帯住宅に何度か訪問したことがある。
一階は彼女の義両親、二階は彼女らの住まいで、完全に分離されている二世帯住宅だった。
玄関は一つだけれど、そのまま二階に上がってしまえば、一階の義両親たちと顔を合わせることは全くない。
外出するたびに、戻ってくるたびに義両親を探して挨拶しなければならない私の生活とはかなり違うだろう。
一度、P子さんの義両親が旅行中に、一階の様子を私に見せてくれたことがあった。
留守中に他人を入れてもいいくらい、彼らの関係はよかった・・・あるいは悪かったのか。
悪かったのだろうな。
どういった理由で引っ越すことになったのか、一応尋ねてみた。
「もうちょっと小さい住まいがいいと思って」
うーむ。なるほど。
引越し先は彼女の勤務先が更に遠くになってしまう場所にある。

義両親の上の住まいは、広すぎて家賃が高かった?彼らは家賃を払っていたのだろうか。
もしかして、所有していて、そこを他人に貸して、その収入で別の住まいに住むのかな。
いろいろ想像してみたけれど、やっぱり、行き着く先はP子さん、あるいは彼女の旦那さんが親と上手くやっていけなかったのかも、という結論だ。

P子さんにそう尋ねてみたいのだけれど、なんとなく気が引ける。
「旦那さんのご両親と上手く行かなかったのですか?」
この一言を言うのは失礼に当たるだろうか、どうだろう?

それにしてもうらやましい。
自分の台所や洗濯機がある二世帯住宅なんて、最高じゃあないか、いいなー、とうらやましく思っていたのに、それさえ不満で、引っ越すことができる経済力っ



ベランダバーベキュー

2017年06月04日 | カテゴリー分けするのに飽き
集合住宅に住む知人のベランダにバーベキューコンロが置かれていた。

この写真では上手く表現できていないが、大型で華やかな製品だ。
ガスボンベが中にはいている。
ベランダでこのような器具を使って肉を焼いていいドイツ。
そんなに広くもないベランダなので、私には少々危険に感じる。

下を見下ろす。この住まいは六階。

隣のベランダの様子。ここと同じ造りだ。
どことなく、不安定な印象がある。地震でもあればすぐに落下しそうな。

この日はバーベキューのお招きではなく、ケーキだった。
本格的になってきたイチゴの季節だ。残念ながら、写真の品はスーパーの冷凍物。
不味くはない。安くておいしい。
彼女が言うには「ケーキを焼いている時間はないんです。仕事が忙しくて」という日本の生活のような言い訳だ。
ならば、ケーキを食べなければいいのに、と思う私。
もちろん、客の私に用意した品なのだろうが、私が食べたのは八分の一くらいなので、残りは家族で平らげるのだろう。
ほぼ毎日のように、市販の安いケーキを食べているこの一家、残念ながらメタボそのもの。
ケーキばかりのせいじゃあないのは明らかだけれど、自宅でケーキを焼かない生活は健康に悪いのだろう、と私は定義づけてしまった。

毎週のようにケーキを焼く義母。義母がケーキを買って家で家族に食べさせたことはないだろうし、今後もないだろう。
少なくともウチに肥満者はいない。


義母は嫌いなルッコラ

2017年06月03日 | カテゴリー分けするのに飽き
数年前に近所の友人からもらったルッコラは、順調にウチの庭になじんできている。
今年第一回目の収穫。

いつものように、虫食いだらけ。市販のルッコラには農薬が使われていることが明らかだな!

義母はピザだのルッコラ、オレガノのようにイタリアのものになじみが薄い。
ピザを焼くのは私が担当だし、ルッコラも他のサラダ菜にほんのちょっぴり入れるだけ。オレガノに至っては、もう、どうしたらいいかわからないらしい。
そういうわけで、庭の収穫物でこの二つの作物だけは私の自由になる。
サラダにするにはかなり多めのこのルッコラをおひたしにしてみた。
ちょいと口にしてみた。う・・・
食べにくいので、夫の朝食の材料、チーズ(ピザ)トーストに載せてみることにした。
夫に感想を尋ねると「大変よろしい」とのことだった。
青いものがあると、なんだかとっても健康によろしいように感じるのだろうな。
では、次回の収穫も夫の朝食にほとんどを利用することにしよう!

無用心で大丈夫な田舎生活

2017年06月02日 | カテゴリー分けするのに飽き
バスの出発前の運転手は、大抵携帯電話をいじっているか通話しているか、またはタバコを吸っているかの三種類の行動をしている。
天気がいい日はバスから降りて、大声でドイツでない言語で話している。ほとんどの運転手は外国語が母語のようだ。もっとも、ウチの夫のように妻とは日本語会話という例もあるので、必ずしもその人が話しているドイツ語でない言語が母語であるとは限らない。数年前まではバイエルン方言訛りの運転手ばかりだった。
電話の会話に夢中の運転手に「乗っていいですか?」と尋ねると、無愛想に頭を縦に振った。
一番前の席に座って、普段撮影しにくい運転席を観察。

料金つり銭機がむき出しになっている。無用心だなぁ。

田舎街ではこんな風に気を抜いても大丈夫なのだろう。
もっとも、都会のバスにはこうした人力料金徴収システムはなく、車内にある自販機で乗車券を買うようだ。

ああ、とても原始的なところに好感さえもってしまう。
つい、数年前までバス定期券も期限日を人力スタンプで押したものだったしねぇ。
東洋各国が、さまざまな部分で西欧州より進んでいることを東洋人たちも知らないし、ここの人たちも知らないのだろう。

写真に写りこんでいる小銭の合計をちょいと計算してみたら、たいした金額でないことがわかった。
そっか、無用心でも大丈夫さ!



ニュルンベルクの賃貸物件

2017年06月01日 | カテゴリー分けするのに飽き
ニュルンベルク在住の友人が、彼女の息子さん所有のアパートを貸したいので、りすブログで紹介して欲しいと頼んできた。
さっそく、現地へ赴いて、その物件を撮影した。
その集合住宅の外観はこんな様子。道路側からと内側から。
 
車庫はないので写りこんでいる道路に路上駐車だそうだ。近隣住民の駐車が優先されているそうだ。
ニュルンベルク旧市街内に位置していて、徒歩で日常の買い物を済ませることができる。自動車のない生活も充分に可能だ。
エレベーターは自宅の鍵を使わないと作動しない仕組みになっている。欧州式の5階、日本の6階だ。

それに乗って上がってくると、広いベランダ。もちろん、ここもプライベートスペース。
ここに置くテーブルと椅子は揃っていて、たたんで隅に置いてある。
 
寝室。鏡張りになっているのは衣類ダンス。

ドアのほうから撮影。写りこんでいる家具はほとんどすべてそのまま残して貸したいそうな。

居間。シャッターを開けて撮影するべきだったな。

はい、明るくして別方向からもう一度。書籍類はさすがに貸すことになったら撤去するだろう!

台所。窓側に洗濯機が見える。洗濯機が台所にあるのはドイツでは普通のようだ。
ウチは、地下室にあるので洗濯機が台所にあるのを目撃するととても驚かされる。
食器類も揃っているとか。(和食器はさすがにない)鍋があるかどうか確認していたが、残念ながらなかったみたい。

トイレ、浴室。残念なことにトイレは別ではない。ちゃんと浴槽があることで許して欲しい~

すべての物資は数年しか使用していないほぼ新品だ。

 
台所を別方向から撮影。小さいテーブルがあって、そこで食事をすることもできる。
階段から上がってきたときの正式な玄関。

 
窓から道路側を覗いたときの風景。

居住部分の広さ、賃貸料などの詳細は「ブログ記事にしてもらうためにちゃんと書きそろえて送る」と彼女は言っていたのに、まだ来ない。彼女の友人が病気で先が長くないとかで、忙しいらしい・・・

私の印象では、単身者、または成人二人、小さい子供がひとりいてもまだ大丈夫そうな広さだ。
家具が揃っているので買い物などで余計な時間を使うことがない。数年の駐在生活にはとてもいい住まいだと思う。

もっと詳しい情報をお求めの場合、PC版ブログ右側のメッセージを送るで私にご連絡ください。


本当にアフリカ人が多くなったなぁ。

2017年06月01日 | カテゴリー分けするのに飽き
ドイツ人知人Mさんが毎週やっているボランティア活動の場に行ってみた。
彼女は難民たちにドイツ語を教えているんだ。
多くの難民たちは政府がほとんど無料で提供しているきちんとしたドイツ語教室に通っているのだけれど、その補佐的な活動をしている人たちも多い。
Mさんはナイジェリア人女性のドイツ語学校宿題を手伝っていた。
アフリカ人女性たちは、一般的に身体も気性も強そうで、なかなかお近づきになるのは怖く感じる私。
Mさんに挨拶してすぐに去ろうとしたのだけれど、Mさんは引き止めた。
「りすさん、ちょいと一緒に勉強して行きなさい」
はぁ~、そんな初歩、もうやっても無駄さー、とか思ったけれど、Mさんには私のへたくそなドイツ語がそのアフリカ人レベルに聞こえるのだろう。

さて、そのナイジェリア人の髪を私はすぐそばでしげしげと眺めた。失礼な奴だとナイジェリア人は思っただろう。
 
そう思われる前に、尋ねた。
「この髪型は凄く凝っていますね」
すると、Mさんも加わって、このアフリカ人に人気の髪型について談義になった。
私はこれが付け毛ということを初めて知った。
地毛は短くて、それに編んだエクステンションを一本づつ地毛に結んでいくのだそうな。
数時間の作業になるそう。
し、知らなかった!
数ヶ月に一度、付け毛を交換するのだとか。これって、そのままシャンプーできるのだろうか。
夏場には毎日シャンプーしなくてはいられない日本の気候では難しい髪型かもしれない、と思った。

ドイツに来てから数人のアフリカ人との交流はあるが、髪のことまで気にしていなかった。

この凝った髪型は時間とお金がかかっていることを知り、これからの人生、こうした人と接することがあったらまず、髪型から褒めることにしようと思った。

ああ、多民族国家急速に進行中のドイツ、凄まじい。
私だってここでは外国人。
平和に暮せるドイツであり続けることを願っている。