怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

イフタール2017

2017年06月16日 | カテゴリー分けするのに飽き
ほぼ毎年参加しているイフタール。
イフタールとは・・・・去年の今頃記事「今年のイフタール」

毎年二週間ほど断食月が早く始まるのけれど、未だに日没が21時過ぎだ。
断食しているイスラム教徒も大変だけれど、異教徒としてともに食事をする機会を求めて参加する私のような好奇心を持つ人々にも21時以降の食事に参加するのはちょいと大変。

あらかじめテーブルに並べられているのは食後のデザートとしてのひどく甘いお菓子と、漬物のようなもの、パン(写真にははいらなかった)だ。
今回は少し少なめに盛り付けてもらった。

前に座った4歳ぐらいの女の子を連れたトルコ人女性と少し話した。
彼女はドイツで生まれそだったそう。某大企業A社に勤務していたけれど、結婚と同時に辞めたとか。
トルコ語の読み書きもでき、アラビアのコーランも読めるそう。
「あなたはイスラム教徒ですか」
という彼女の質問にちょいと驚いたけれど、普通の身なりのイスラム教徒女性も大勢いるし、東洋人ムスリムも世界には普通にいる。
「イスラム教に興味があります」
と答えた。私が何か一つの宗教を信仰する可能性は限りなく低い。

そのモスクと食堂などの施設はトルコ人が管理している。
トイレがひどくてね。
ドイツの公衆トイレもひどいことが多いが、ここはもっと凄い。
毎年それを経験して知っているはずなのに、ついつい忘れて、事前に水分を控えたり充分排泄しておくことをおこたってしまった。
そういえば、領事館など日本人が多く出入りする場所のトイレも、日本風なことが多い。
きちんとしているのだが、注意書きの張り紙が存在する。
トイレは国民性が現れる場所のひとつかもしれない。

断食は健康にいい、と話しかけてきた別のトルコ人女性。
私のように痩せすぎに悩む者には、断食のような胃腸を休める機会を持つといいのかもしれない、と本気で考えさせられた。
では、来年のイフタールにはちゃんと日の出から日没まで飲食しないで参加してみるか?
ん、無理ね!