怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

無用心で大丈夫な田舎生活

2017年06月02日 | カテゴリー分けするのに飽き
バスの出発前の運転手は、大抵携帯電話をいじっているか通話しているか、またはタバコを吸っているかの三種類の行動をしている。
天気がいい日はバスから降りて、大声でドイツでない言語で話している。ほとんどの運転手は外国語が母語のようだ。もっとも、ウチの夫のように妻とは日本語会話という例もあるので、必ずしもその人が話しているドイツ語でない言語が母語であるとは限らない。数年前まではバイエルン方言訛りの運転手ばかりだった。
電話の会話に夢中の運転手に「乗っていいですか?」と尋ねると、無愛想に頭を縦に振った。
一番前の席に座って、普段撮影しにくい運転席を観察。

料金つり銭機がむき出しになっている。無用心だなぁ。

田舎街ではこんな風に気を抜いても大丈夫なのだろう。
もっとも、都会のバスにはこうした人力料金徴収システムはなく、車内にある自販機で乗車券を買うようだ。

ああ、とても原始的なところに好感さえもってしまう。
つい、数年前までバス定期券も期限日を人力スタンプで押したものだったしねぇ。
東洋各国が、さまざまな部分で西欧州より進んでいることを東洋人たちも知らないし、ここの人たちも知らないのだろう。

写真に写りこんでいる小銭の合計をちょいと計算してみたら、たいした金額でないことがわかった。
そっか、無用心でも大丈夫さ!