怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

クリスマスマーケット巡り。

2017年12月19日 | カテゴリー分けするのに飽き
ウチの街の中心で週末三日間だけ開催されたクリスマスマーケット。

17時から始まるところを16時に行ったので、関係者だけしかいなかった。

大きな街のクリスマスマーケットと比較にならない。
近所の人たちが集まって温めた甘いワインを飲みながら歓談する場所のように感じる。

本物が展示されている農家が多いこの地域らしい演出。神の子羊は二頭。

所変わって、下二枚は人気のニュルンベルククリスマスマーケット。
りすブログファンの集まり・・・じゃあない、ブログを通じて知り合った在独日本人とここで待ち合わせた。

すれ違う人々からは英語や日本語、中国語が聞こえる。日本語からは旅行者であることが察しられた。
世界的に人気のあるこのクリスマスマーケット。販売されている物資も、ウチの街や集落のとは違って面白い。
当然なのだが、寒くて長時間屋外の店を見て歩くのが苦痛になる。
早々にカフェかレストランに逃げ込もうとしたのだけれど、どこも満席だった。さすがニュルンベルク。


クリストキントを演じる女性。
これもニュルンベルクのが有名だが、インゴルシュタットにもある。

クリスティーネさんと言ったかな。22歳。某大企業関連会社勤務。

熱心に彼女を観察していたら、彼女と知りあいだという男性に声をかけられた。

よくあるアジアファンのドイツ人男性で、在独タイ人女性に囲まれてウハウハな様子の自分の写真を見せてくれた。
ちょいと警戒したけれど、日本をべた褒めしてくれたのでしばらく付き合って会話した。
「クリスティーネは友だちなんだ、彼女と一緒のあなたを撮影したいんだけど」
え。
嫌だな、と思ったが、仕方がない。
彼のカメラに私と華やかなクリストキントが記録された。
見せてもらうと、やっぱり。
典型的欧州人22歳しかも金髪、のとなりに、ちっちゃくてやせこけた(ブ厚着でそれはしっかり隠されているが)アジア人おばさんが惨めな笑顔でちょこんと写っていた。