怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

とうとうその日が来た、一日中クッキーを焼く

2017年12月09日 | カテゴリー分けするのに飽き
「クッキーを焼きます」
と、義母は前日に私の予定を確認したので、翌日のその日は丸一日義母の奴隷となった。

さあ、焼けっ。ノリノリの義母と違って、私は言われることをやるだけ。

チョコレートコーティングも一応私に「どうする?」と尋ねる義母。
私は嫌だ、というのに塗る義母。だったら、尋ねなければいいのに!

生地を手で捏ねる作業を義母が「やりますか」と尋ねた。
私は右手首の腱鞘炎をひどくしないために断った。すると、偶然義父がやってきて捏ねている義母に向かって「あれ?手首が痛いのではないのか」と言った。
ああ、私も痛いんだよー、と言い訳しても遅いので黙っていた。
義母の手首の痛いのは治癒の可能性が低いが、私の腱鞘炎は治る希望を持っている。なるべく動かさないようにするのがいいらしい。本当はクッキー作り全部を拒否したいのだけれど、そういうわけにも行かないでしょう、お義父さん!

毎年毎年義母を手伝っていて思うのだが、どうしてもう少し丁寧にやらないのかな。
「私は忍耐力がありません」
と、今回私の疑問に答えるような発言をした。そうか、丁寧に形作る気は全くないのだな。
口に入れば皆同じ、味がよければいい、とぉ。

午後4時ごろには私はくたびれ果てていた。
義母はもう一種作りたがっていたが、私の困憊ぶりを見ると、諦めた。
「また数日後にしましょう」

古本で作る天使の飾り。頭の部分をどうするか。
手芸店の天使の頭は高いらしい。
こんなどうでもいいことで、いろいろ悩むクリスマス前の忙しさ。


外出先で食べた揚げパンのような甘いお菓子。

ただでさえクッキー攻めなのに、これ以上甘いものを食べては危険だ。
そうは思うのだが、出されれば食べてしまう。
意思を強く持たなくてはいけないクリスマス前。