怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

大らかな人々が大勢いるということを郵便物の投函風景で感じる

2017年12月15日 | カテゴリー分けするのに飽き
これはありえないだろう、と驚愕した風景。

家庭や事務所の郵便受けではなく、郵便を発送するための郵便ポストだ。
街中のよく使われているポストで、周辺の事業所の人たちがたくさんの封書を投函しているのを何度も見ている。
家庭の郵便受けならともかく(それは日本でもよく体験した)これから送るものがこんな状態で放置されているのは初めて見た。
郵便局まで行くのが面倒だったのだろうな。または郵便局は長蛇の列だったのだろう。クリスマスまでわずかだ。贈り物を発送する人々でごった返している様子が目に浮かぶ。

在独日本人仲間A子さんが去年12月上旬に実家にいる私に向けて小包みを送ってくれた。
それが届いたのは2ヵ月後。
国際的な郵便物繁忙期なので仕方がないとは理解している。
忙しすぎて、その小包みは郵便局の隅にぽつんと取り残されていたのかもしれない。

なにしろ、一般の人たちもポストに投函する様子がこんな有様だ。落下しちゃう可能性、誰かが持っていってしまう可能性など、全く考えなかったのだろうか。
生活のいろいろな部分で大らかさを感じるドイツ。

大らかなのはいいけれど、ちゃんと届くのかな、この郵便物。
私の経験では、私が発送したちょいと大きめの封筒が破壊されて届いたことがある。
現物を見ていないので、受取った友人の報告を聞いただけだが、かなりひどかったようだ。
また、こちらの封筒、紙類は日本のそれらと比較すると強度がなく、すぐに破れてしまう。
書籍小包みを100キロほど離れた場所に住む日本人知人に数度送っている。破損して届いた、という報告を何度かもらった。
そういうわけで、このポストから半分はみ出した郵便物の運命もちょいと危ぶまなくてはならない。

あまりそのあたりをうろうろすると怪しまれるような気がして、さっさと撮影して立ち去ったけれどね。