怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

クッキー作りにノリがない義母。どうしたっ!?

2017年12月07日 | カテゴリー分けするのに飽き
友人宅のクリスマスクッキー製造状況。

彼女らは30年ほど前にバルカン半島から難民としてドイツに移住してきた。(両親は50歳代、彼女ら姉妹は20歳代と30歳代)

バルカン半島のクリスマスも大量にクッキーを焼くのかどうか知らない。ドイツ在住の日本人家庭でもここの習慣の影響を受けてこの時期に焼くようになるので、出身地の習慣がどうだか案じている暇はない。

焼けっ!これでもか、っと思うほどの量を!
バターと粉と砂糖を焼く香りが家中に漂う一ヶ月っ!

ところが。
義母にはまだ完全にその気分が来ないようだ。
昨日焼いたのもわずかこれだけ。

ナッツの粉末が練りこまれた生地。ボロボロになりやすいので型を取るのが難しかった。

割れ防止のために粉砂糖を水で溶いたものを焼きあがりに塗った。
義母はチョコスプレーがあるのを思い出して、それを出してきて乾ききらない砂糖の上に載せた。
私がちょいとそのチョコスプレーを食べてみると、なんだか柔らかい。普通もっと硬くないか?
ドイツのはこんなのかな・・・と考えているとき、はっと思いついた。
きっと、何年も前の古い製品なのだろう。
案の定、賞味期限は2010年。

毎日のように古い食材を食べているこの10年。
今更この古さを嘆くなんてアホらしくてやってられない。うん、エコ体質になりきった私。
古くて廃棄したい食品は義母に贈ろう~

先ほど、もらってきたスーパーの廃棄処分バジル鉢植えを義母に見せたら、さっさとゴミ箱に入れられてしまった。
私が叫ぶと、
「え?りすは必要でしたか?」
と、尋ねられた。まさか、義母がこの絶対食べられそうなバジルを捨てるとは思えなかったのだもの。
ううう。油断大敵。7年前の食品は大事にして、先週売り物にならなくなった草は捨てるって、どういうこと?!