怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

おいしいパンでご機嫌

2017年12月04日 | カテゴリー分けするのに飽き
久しぶりに会う知人と一緒に遅い朝食をパン屋のイートインコーナーで食べた。

少々値段のするパンで、ウチでは絶対買わない品だ。各種種子が入ったものとレーズンが入った二個を食べた私。
店の朝食セットとしてバターとジャムが添えられた。
 
なんとなく食べたりないのでスープも食べてみた。
 
一般的にドイツのスープの塩辛さは日本の梅干並みだが、ここのは普通だった。
豚肉を細かく切ったものがたくさん入っていておいしかった。白い色のスープは友人が食べたリンゴと何とか言う香辛料が入ったもので、一口舐めさせてもらってこれを選ばなくてよかったと思った。

久しぶりに外でおいしいものを食べられて幸せな気分になった。
彼女と別れた後、買い物を済まし家に戻ると14時になっていた。
義母が早速私を捕まえてアイロンかけを手伝わせた。アイロンかけは右手が非常に痛むのだけれど、義母は自分がやりたくないから(やはり手が痛いのだろう)私に頼むわけで、断ることができない。
そうこうするうちに、16時になり家の中は暗くなってきた。

普段、私以外の家族は階段の上り下りに電気をつけない。
数年前、私には「電気をつけて使いなさい」と命令された。
生まれた頃からここを歩いている夫には眼を閉じていても走るように上り下りできるが、私には無理と判断されたのだろう。
しばらくはちゃんと灯りをつけていたが、みんなが真っ暗な中を歩くのに、私だけ使うのは電気の無駄遣いかもしれない、と最近は遠慮していた。

さて、今日はパンでご機嫌よろしく暗い階段を上り下りしていた。
が・・・
やってしまった。
最後の一段を忘れて転げ落ちた私。
頭と膝を床にぶつけた。そんなにひどく打ち付けなかったのはとっさに右手で身体を支えたからだ。
そうさ、右手は腱鞘炎で激痛。このとき激痛をさらに悪くした!
もう、キーボード操作は無理か、と涙ぐみながら床をのた打ち回っている私を義母が「なぜ灯りをつけなかったの!」と叱責した。

そういうわけで、いい気分が一気に悪い気分に。
うううう・・・。