怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

難民支援

2015年02月23日 | ドイツ生活の外国
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一年ほど前から難民女性と接触があった。頭巾姿のアフガニスタン人で、その一人は日本人と見間違うくらい極東の顔立ちをしている。中国人ムスリムか、と思って話しかけたのがきっかけだった。
急にアフリカ人難民が増えているのを感じ、興味を持っていた。
で、その機会を得た。

難民女性、というテーマのこの集まり。
主催しているのはキリスト教の支援団体の様子。来ていたのはエリトリア人、ソマリア人とその子供たち、ドイツ人。
何しろ、ドイツ生活数ヶ月というアフリカ人ばかりで彼女らとの会話がなかなか成立しなくて困った。
自分の目の前のクッキーがガンガン減ってしまい、体裁悪いくらいだった。(おなかもすいていたし・・・)
主催側の女性たち(20歳代くらい)は一生懸命で、英語で話しかけてみたり、子供を相手したり(子供たちはすでにドイツ語を自由に操れるし)していた。
彼女らには期待されなかった参加者の私。ドイツ人と難民の交流、を想定していた様子。私には少々の質問があった。「ここに来た理由は?」というところで張り切った私。
「私の母国は難民受け入れに非常に消極的です。ドイツは凄い、と思います」
と盛大に褒めたはずなのだが、彼女の反応は悪かった。
どうしてだろう、と思っていたのだが、書いている今、なんとなく理由がわかるような気がした。
大喜びで受け入れているわけではないが、こちらに住むのだから支援は必要だし、地元住民の理解だって必要だ。そのための努力をあなたはわかっていない、とでも言いたかったのかもしれない。
この集まりを始めたときはまったく人が集まらなかったのだそう。最近ようやくこのように出席者が増えてきたとか。定期的に開催されているのかと思ったらそうでもなく「次回の計画が決まったらメールします」と約束していた。
隣に座った頭巾姿のソマリア人はグレース・ジョーンズそっくりな迫力のある人だった。
英語を話すのだが、携帯電話の操作に夢中だった・・・
スタッフの一人は識字指導者を目指しているらしかった。ここにいた女性のほとんどが外国語としての英語の教育がある様子だったので、彼女にはちょっと違ったかも?
なぜかみんな写真撮影を熱心にしていて、私も臆することなく撮影できた。