怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

言語習得能力

2015年02月21日 | 子供たち
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ウチから徒歩1時間のところの友人宅で昼食。バスの便が悪いので歩いて行ったさ。運動不足になりがちな冬場のいい機会だしね。
炒め物が中心の中国料理。

 
米飯はジャスミン米。私は三種類を全部試したが、隣の五歳児N子ちゃんはフィッシュボールが嫌い。
こちらで育つ子供は、意識して魚や魚肉加工品を食べさせないと、食べられなくなってしまう傾向にあるように感じる。
 
そのN子ちゃんが本を読んでくれた。ウチの姪のP子ちゃんが6歳のときは全く文字の読み書きができなかった。家庭の方針によってここは大きく能力が違うということで、たいして驚かなかった。
ところが、このN子ちゃんの様子を伺っていると、どうも読んでいない。視線が本ではなく、他の方向なんだ。
適当にお話を作っているのかと私が文字をたどると、ちゃんとあっている。ページをめくるタイミングもぴったり。
え。暗唱しているぞ。
お父さん(ドイツ人)が何度も読んでくれているうちに覚えてしまったらしい。ほおぉ~。
子供の言葉の習得の習得能力って大人と全然違うのだな、と驚かされる。
お母さん(中国人、子供との会話はほとんどドイツ語)に言うと、「私も子供の頃は本を暗唱していました」と言ったので、さらに驚いた私。
私はできなかった・・・ぎゃー。
「りすさん、この本を読んでちょうだい」と取り出してきた「工事現場」の絵本。ううう・・・絵本とはいえ、知らない単語だらけだから、たどたどしい読み方になるぞ。案の定、私がごにょごにょ言っているとすかさず「それは○○○よ、ほら、これよ、こんな風に使われるの」と得意げに解説してくれた。はぁー、緊張したぞ。
本読み遊びの後はレゴで遊んだ。つまんねぇ、とか思いながら組み立てているうちに、なんだか面白くなってきた。N子ちゃんが「こうしたらいいのよ」と勝手に変えちゃったりすると、ムカッとしたりして、大人気ない自分の一部を発見してがっかりしたりして。