怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

天然縦ロール

2019年06月27日 | 子供たち
街中で見かけた子供の髪が凄かった。
おそらく、天然の縦ロール。あまりに見事なので、もしかしたら親が綺麗に整えたのかとも疑った。

だが、他の部分は荒れているので違うだろう。また、親子で軽装なので、髪だけ気合を入れて巻くのもありえないと予想した。

検索すると、日本人でも天然縦ロールの人々がいるらしいではないか。
私の観察では、ここドイツでは、あまり見ない。
いや、今までのここの生活で目に入らなかったのかもしれない。
人々の髪型まで気が回らなかった、ということか。
まあ、これからはよーく観察して、また縦ロールを見つけたら撮影して報告することにする。



忙しいのか忙しくないのか、なぜだか自分に課した課題はたくさんある

2019年01月19日 | 子供たち
日中の外気温は零度を上回っているが、窓から見える池の水の表面は軽く凍っている。
今日は贅沢をして室温を24度に上げてみた。

いやぁぁ~、楽チン~。
室温あげても、義母作ベストはちゃんと着ているし、ズボンの下には長いレギンス、靴下は厚地。
膝の上には毛布を置いている。
寒がりの私、仕方がない。30度に上げても半袖シャツ一枚で過ごせないかもしれない。

数ヶ月前に知り合ったドイツ人17歳女子P子さんは、ここによくある日本好き。
なんでも日本人男性と文通、じゃあない・・・メールの交換をしているそうな。
ちょいと心配になったが、翻訳手伝いのため二人のメール内容を読んで安心。健全な内容。ああ、他人の娘だけれど心配になるってどういうことだ、私。

P子さんの見た目は、ドイツ人女性平均と比較すると小柄である。
身長に関しては私より低い。衣類購入に将来苦労するかもしれないぞ。
顔立ちと、発する雰囲気は日本人ウケしそうな印象だ。要するに「かわいい」ってやつだ。
ハイティーンになるとバーンとした外見と性格の女子が多いドイツには貴重かもしれない。

さて、そんな彼女の現在の日本アニメお気に入りはこれだそうな。
ドイツの若者を知るために、尋ねてみたんだ。

ネットで調べてちょいと唸った。ダメだ・・・ついていけない・・・かも・・・
人物の顔立ちの描き方が先端を行っている。顔の三分の一ほどを占める大きな眼。尖った顎。シュールな横顔。
ここで断念してはいけない。一応、数時間の鑑賞をしてみようと思う。果たして、私が気に入るか。
私の年代にはもう難しいかもしれない、とちょいと諦めている気分もある。

近所の30歳代中国人宅を訪問したとき「サイコパス」を勧められて、彼女が料理を準備している間それを観ていた。

この作品はすぐに気に入ったものだ。ティーンエイジャーと30歳代のお気に入りの差か。

17歳と言えば、姪のP子ちゃんも同い年だ。
すでにそれぞれに物事の興味の方向が千差万別になっている年頃だから、上のアニメを観たところでここのティーンエイジャーをちょいとわかっていることにはならない。
姪のP子ちゃんは、日本のこうした物事にはほとんど関心がない様子だ。
下手にはまって、方々のコスプレ会場に凄まじい格好で出没されるよりはいいかも、などと想像して苦笑する私。

そんなこんなで時間をとられている今の私。
来週は折り紙集団指導を頼まれている。その準備もしなくては。しかも無料奉仕、うう。私の人生、金に縁なし。










ドイツにもここにもあるもの

2016年04月23日 | 子供たち
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グローバル化っていうのは人や物資が世界中を行き来して、国や地域ごとの特色がなくなっていくことだろう予想している。
昔からドイツが好きな日本は、ドイツの物資を見つけるのは結構簡単だった。
今はもっと簡単になっているみたいで、ちょいと怪しいドイツにもあるものをその辺中に見つけられる。

コンビニ前に止まっていたこの車、これから商売開始なのだろうか。
看板のアルファベットのOの上に点々がないのが間抜けにみえてしまう。もっとも、これはドイツ発祥じゃあないのだろうから、トルコの様子と観察比較するのが正しいのか?
開店していたら、食べてみたかった。値段はいくらなのだろうか。大きさはどうなのだろうか。ドイツ並みの量にすると、日本人成人女性には多すぎるだろうから、絶対小さいだろうな。

一年ほど前から実家近所で営業しているパン屋はドイツ風のパンのみを販売している。
ドイツパンも、かなり昔から日本のあちこちで売られているけれど、あまり一般的にはならない様子。一部の根強いファン向けの独特の風味だからか。
写真の品には「ブレッツェルもどき」と名づけられていた。本物に使われる添加物は日本での使用許可がないからだと聴いている。
夫が日本在住のころ、彼が親しくしていたドイツパン屋の主が言っていた言葉だ。今も禁止続行中なのだろうか。
とはいえ、この「もどき」はとてもおいしかった。日本人好みの柔らかさだ。
もっと普及したらいいなぁ、と思った。

何気に進むドイツ化

2016年04月20日 | 子供たち
帰省すると、思わぬところで自分がドイツに慣れ親しんでしまっていることを発見する。
まず、エレベーターの「閉」ボタンを押せなくなってしまった。
閉めるための操作ができないエレベーターが多いドイツに馴染んでしまったようだ。
乗っているのが自分ひとりだったり、ボタンから遠くに立っていたりすれば、閉ボタン操作の義務から解放されるのだけれど、そうでない場合もある。
ぼうっとしていて、横から手が出て「閉」を元気よく押されてしまい、気まずくなったこと数回。

スーパーのレジがやたら丁寧なことにいらいらする。
日本在住時からなじんでいたそのスーパーは昔からレジ袋は有料だった。なのに今回は「袋はご利用でないですか」と私に尋ねるのでむっとした。
彼女らとては袋を無料で提供していないことを知らない客のためにいちいち断っているのは明確だ。しかも、ドイツのようにむっつりと不機嫌ではなく、明るく笑顔で言うのだから、客の私もその親切ぶりに感動しなくてはならないのに、不機嫌になってしまったのだ。余計すぎるサービスがうるさく感じてしまう私?日本が好きなドイツ人には感動する接客振りだろうに!いったい、私はどうしてしまったのだろう。

消費期限や賞味期限の日付の表示を読み間違えることもしばしばだ。

私はこの画像をドイツ風に読み取ってしまった。
2015年5月16日まで、と。
一年近く前の品を間違えて店頭に出してしまったのだな、と返品のためにレシートを探した。すぐに自分の間違いに気づいて恥ずかしく思った。
2016年を16としか表示しないのはどういうわけだろう。今、思い出せないのだがドイツはそうした省略の仕方をしているだろうか?
また、日本の場合、平成での表記もあったりしてすさまじくこんがらかることも多い。
西暦のときは2016、和暦のときは「平成」と入れてもらうとわかりやすいのだけれど、だめかな?

幼児に負ける

2016年02月27日 | 子供たち
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歳の差大きすぎ友人N子ちゃんを訪問。噂話や料理、政治や経済の話になることはまず無く、彼女に従うのみだ。
 
彼女が新しく手に入れたシールブック。もちろん、私にはやらせてくれない。私もシールが大好きだが、わざわざこうした品を買おうとは思わない。「あたしがやっているのを見ていてね」ですって。
9月から小学校へ行く。自分の名前をとりあえず綴ることができるけれど、他の読み書きはほとんどダメだ。「19ページ」を「イチ、キュウページ」(中国・ドイツ夫婦の子で、普段使用の原語はドイツ語)と読んでいるものねぇ。
親が読み聞かせしている絵本は、一字一句間違えず、的確なところでページをめくるほど、暗誦できているのに。

お母さんの料理はいつもおいしい。うどんに肉ソースを添えたもの。ウチの義母がつくると、スパゲティミートソースってところだな!

食事のあとは、パズル。
100ピースのこれ、彼女と一緒に15分くらいで仕上げた。驚いたことに、彼女の作業スピードは私の数倍早い。何度もやっているのだろうか。あるいはこれくらいの年齢の子供はこういった作業が得意なのだろうか。

出来上がってから、記念撮影。手にしているカメラはN子ちゃんのものだ!そっと観察すると、某スーパーのセール品で、5000円程度で手に入れることができるものだ。いや、それにしても、6歳児がデジカメ持っているのはショックだ・・・私のコンパクトカメラも大して値段は変わらないぞー。

姪のP子ちゃんもこれくらいの年齢のときは一緒に遊べたものだ。
だが、当時、私のドイツ語力が追いつかず、姪の言っていることがあまりよくわからなかったので無意識に避けていたかもしれない。あれから6,7年すぎ、すでに思春期のP子ちゃんと会話するはこれまた難しくなってしまった。
そういうわけで、このN子ちゃんとはうんと遊んでおこう、すぐに大きくなって、私と遊ぶなど興味をなくしてしまうだろうから!










冬に網戸を設置する

2015年12月04日 | 子供たち
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今年の夏はとても暑かった。暑いけれど、網戸がないので夜になると、窓を閉めなければならなかった。
さもないと、様々な昆虫が喜んでりす部屋に勝手に招かれて来るからだっ
困惑している私を哀れに思った義両親は、網戸を注文してくれた。
注文から数週間して寸法を測りに来てくれた。どこも建築中の家ばかりだから、寸法取りも時間かかるのだな、と自分を慰めた。
が。
その後、網戸は来ることなく、夏が終わった・・・・
義両親たちは値段の高さで断ったのだろうか。なんとなく尋ねるのも気が引けるし、もう、暑さや虫に悩まされる時期でもなくなったので黙っていた。

そして、12月2日。
業者が網戸を持ってやってきた。12月に網戸。半年かかってやっと仕上がったって・・・こういうことは普通だ、と読んだり聞いたりしていたが、実際に体験すると、やはり改めて驚く。時間、かかりすぎ!夏はとっくに終わったぞー。

職人二人がかかりだ。高くつくぞ・・・うう、12月に網戸!かえってジャマになるぞ!
 
しかも、その職人たち、普通に泥のついた靴で家の中に入ってきた。
脱いでもらったり、カバーを差し出して付ける事を要求してもいいらしいが、義両親たちはやらない。
だが、泥で汚れたじゅうたんを見て、義母は嘆いていた。
仕事はいくら遅れてもいいし、仕事先の家を汚しても構わない。素晴らしくお気楽な労働環境かもしれない?




尻の遺伝

2015年06月21日 | 子供たち
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平日の一家集合。役場手続きのために集まった。

私はこの件に関して関係ないのだけれど、付き合わされた。

駐車場に向かう帰りの道中のできごと。
前を歩く母と娘(義母と義姉)の姿を義父が息子(夫)に話していた。
「C子(義姉)のお尻は母親でなく、おばあちゃんに似たんだ」
家族間とはいえ、女性の尻の話を男たちが話題にしているのはどきっとする。聞き耳を立ててしまった私。
実を言うと、私は疑問に思っていたんだ。
義母の尻は、年齢に似合わず非常に格好いい。ところがその娘はそうでもない。
欧州人の腰から下など、我々日本人がどうあがいてもそれに近い人は少ないのだから、義姉の尻が義母に似ず格好悪いなどと思うこと自体無駄だっ・・・と結論付けてすでに長いけれど。
その疑問が解決した。義姉の尻はおばあちゃん譲り。60歳で亡くなったそうなので、義姉も夫も彼女のお尻の形など覚えていないだろう。義父だけ、娘の後姿から母親を思い出して懐かしんでいるのだろうな。
孫のP子ちゃんのお尻は発達途中。義母に似れば、生涯かっこいいお尻を自慢できるぞ。
「おばあちゃんと同じお尻なの」ってね。






8歳児からのカード

2015年03月22日 | 子供たち
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彼女が2歳の頃からの付き合いだ。しばらく逢っていないが、何かの機会ごとに小さな贈り物を送っているので、それらの礼を書いてくれたようだ。

私のカメラがいかれてきているので文字の部分がはっきりしていないのが残念。
定規を当ててまっすぐに書いている様子がよくわかる。ウチの姪が8歳のころの文字と比較すると、ものすごく上手だ。
お父さんは仕事から帰ってくるなり、この子の勉強を見てやっている様子を一度見たものね。もちろん、お母さんだって熱心だ。クラスで一番の成績だとか。評判のいいギムナジウムに通わせたいらしい。
綴りも文法も間違いなしぞ、大丈夫!


これは私だそう・・・へへ。髪型がそのものだな。
着ている物の特徴もよく観察しているな。女児は何気に観察しちゃうのかしら。近所の五歳児は私の指輪やネックレスに執着していたものね。
靴のヒールが高すぎるぞ。私はよく歩くのでめったにこんなのは履かないぞ。

身内でなくてもこんなに嬉しいのだから、自分の子供や孫からこうしたカードをもらったら、狂喜するだろう。
世の中のお父さん、お母さん、おじいちゃん・おばあちゃん、いかがかな?





少々お疲れ

2015年03月04日 | 子供たち
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いつもウチばかりにいる、と書くことが多いが、ここ数日は外出続きでちょっと疲れている。
その疲れているさなか、子守を頼まれた。
アイロンビーズを並べて遊ぼう、っとその子に提案され、二人で並んで黙々と作成。
わたしはあまり気分が乗らないので、日本語教育をしちゃえ、と並べた。
       
(クリックで拡大するが、こんなもの拡大して見てもあまりおもしろくないよぉ~)
台はひとつしかないので、一文字並べ終わるごとに撮影し、10まで撮ったら、その子に見せて「よん、ご、ろく、なな、はち、きゅう、じゅう」と読んでやった。あまり興味を持ってくれなかった・・・・うっほー。
一、二、三はあまりにも簡単で面白くないので作らなかった・・・うう、今思えばやっておけば良かった、と妙な後悔。

  
左は子供の作品、右は私が作ったもの。縫い物教室で抽象柄のタベストリーを散々作らされている影響さっ。
この子に「きれい~」と言われたが、もしかして子供ながらにもお愛想でそう言ったのかもしれないと疑ってみる日本人の私。
アイロンで仕上げず、また崩して、新たに並べなおすという遊び方をしているらしい。

家に戻ってぐったりしている今。明日は一日中家にいることができるぞ。ゆっくり休もう。


追記
この子はこのビデオを観ながらドイツ語の主題歌を歌っていた。たいして興味を持てず、ほかの事に集中していた私。あとでちらっとこの映像を観たら、何だか日本っぽい絵柄と感じ、家に戻って検索したら、やっぱりそうだった。










言語習得能力

2015年02月21日 | 子供たち
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ウチから徒歩1時間のところの友人宅で昼食。バスの便が悪いので歩いて行ったさ。運動不足になりがちな冬場のいい機会だしね。
炒め物が中心の中国料理。

 
米飯はジャスミン米。私は三種類を全部試したが、隣の五歳児N子ちゃんはフィッシュボールが嫌い。
こちらで育つ子供は、意識して魚や魚肉加工品を食べさせないと、食べられなくなってしまう傾向にあるように感じる。
 
そのN子ちゃんが本を読んでくれた。ウチの姪のP子ちゃんが6歳のときは全く文字の読み書きができなかった。家庭の方針によってここは大きく能力が違うということで、たいして驚かなかった。
ところが、このN子ちゃんの様子を伺っていると、どうも読んでいない。視線が本ではなく、他の方向なんだ。
適当にお話を作っているのかと私が文字をたどると、ちゃんとあっている。ページをめくるタイミングもぴったり。
え。暗唱しているぞ。
お父さん(ドイツ人)が何度も読んでくれているうちに覚えてしまったらしい。ほおぉ~。
子供の言葉の習得の習得能力って大人と全然違うのだな、と驚かされる。
お母さん(中国人、子供との会話はほとんどドイツ語)に言うと、「私も子供の頃は本を暗唱していました」と言ったので、さらに驚いた私。
私はできなかった・・・ぎゃー。
「りすさん、この本を読んでちょうだい」と取り出してきた「工事現場」の絵本。ううう・・・絵本とはいえ、知らない単語だらけだから、たどたどしい読み方になるぞ。案の定、私がごにょごにょ言っているとすかさず「それは○○○よ、ほら、これよ、こんな風に使われるの」と得意げに解説してくれた。はぁー、緊張したぞ。
本読み遊びの後はレゴで遊んだ。つまんねぇ、とか思いながら組み立てているうちに、なんだか面白くなってきた。N子ちゃんが「こうしたらいいのよ」と勝手に変えちゃったりすると、ムカッとしたりして、大人気ない自分の一部を発見してがっかりしたりして。


家庭調査票覗き

2015年02月03日 | 子供たち
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今年九月に就学する息子を持つE子さんが嘆いた。提出を求められている調査票の内容が凄かったからだ。かなりのページ数があるそのパンフレットをぱらぱらとめくってみた。

家庭で使用される言語や両親の生まれた場所の記入。さすが、多民族国家ドイツだよなぁ。

家屋の大きさ、タイプの記入。住環境は大切だものねぇ。

どんなペットを飼っているかですって。ふむ。情操教育がなされているかどうかの調査?いや、家屋の衛生状況の把握のため?

え?家屋のカビの生え方調査?うう・・まあ、子供の健康には不可欠な情報ではあると思うけれど、それぞれの部屋のどのくらいをカビが占めているかってそんなに細かく?

さあ、極めつけはこれ。

ユーロマークが付いた数字の選択欄で簡単に想像できるだろう。月収の報告。もちろん、両親の最終学歴記入欄もあったぞ。
日本よりかなりいろいろな物事が緩いドイツだ。こうした調査はない、と思っていたらあるという意外さ。
記入しなければならないE子さんは憤っていた。

 
二年前に行ったニュルンベルク動物園にて撮影したもの。親のまねをして生活に仕方を学ぶ動物。
ヒトも動物の一部と考えれば、家庭環境が子供に与える影響は大きいとみて、こうした調査も無意味じゃあないとは思う。
気分悪いE子さんには「答えにくいところは適当に書き込んでおいたら?」とアドバイスしておいた。
提出したひどいデータによって、子供が学校でひどい扱いを受けるというのなら工夫が必要だけれど。
家庭環境が悪くても立派に育った人々はたくさんいるのが人間社会。