飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

言葉の意味 生き様と生き方

2023年08月23日 08時40分35秒 | 学級経営
学級での語り。

みんな、言葉っいう漢字に「葉っぱ」の字がついているのはなんでだか知ってる?

葉っぱって、一度木から落ちたらもう戻れないんですよ!
言葉も同じで一度言ってしまったら戻すことができない。
言葉には「言霊」が宿るっていうくらい、良い言葉をつかえば、良い方向へ
割る言葉をつかえば、悪い方向へ
だから、自分の言葉には責任をもってください。


皆さんは「生き様」と「生き方」の違いはなんだと思いますか。
どんな日々を過ごし、どんな人生を全うしたいかを子どもたちには考えてほしい。
人にやさしく誰かのためにいろんな場所を自由に旅し、たくさんの言葉や歴史を学んだりやりたいことを見つけたり。
様々な生き方がある。
これらは見ることや学ぶことができる。
だが見たことや学んだことを生かして自身の生き様とすることは学んできただろうか。

自分の生き様を考える理由は、人生は基本的に面白くないからだ。
面白くするのは、自分の考え方と行動のみである。
食べる、寝るをしていれば大抵は生きられてしまう。
生活が豊かになった分、暇な時間ができた。
その暇な時間をどのようにつかいたいかを考えることが自身の人生を面白くする。

生き方は生きる方法であり言葉で説明できる。
一方、生き様は生きている様子、つまり行動をともなっていないと説明できない。
自分の人生を通して何をしていきたいかのか、自分で探し自分の心にしっくりくる人生行動に繋ぐ必要がある。

生き様とは様々な生き方を学び、自身が歩みたい生き方を行動として落とし込んで初めて生き様となる。
迷っても良いが感が続け何もないという状態はつまらなくかつ暇であり、避けなければならない。
子供のうちから日々をどのように過ごしていくのかを考える土台が必要であると私は考えている。

saitani