飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

机間指導の目的

2023年08月21日 08時17分09秒 | 授業論
45分の授業の中で教師は期間指導を何回か行う。
たまに一度も期間指導をしない教師をみるが目的があってそうしているのならいいが、無意識のうちにしているならば考えた方がよい。
自分なら、少なくとも3回は何らかの目的をもって期間指導をする。
もちろん声掛けをするときもあるし、何も子どもたちに話しかけることをしないときもある。

この期間指導の目的とは一体何か。
次のようなことが考えられる。

①広げる その後の展開のために個々の考えを把握する
②洗練する もっとわかりやすい説明ができそうだ
③ゆさぶる 本当にそれでいいですか
④励ます いい考えだね
⑤つぶやく こんなにたくさん書けてすばらしい
⑥実況する すごいこんな考えを思いついたんだ もう3つも書けている
⑦雰囲気の熟成 みんな集中して取り組んでいる
⑧状況把握 どこで躓いているのか
⑨仲間分け いくつの考えに分裂しているか
⑩つなげる こんな考えが持っている人がいます

机間指導は重要な教育技術の一つだ。
意識して効果的に使いたい。

saitani