飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

跳び箱運動の感覚づくり

2023年08月04日 07時40分52秒 | 体育科
どんな運動にも基本となる感覚がある。
何か目標とする技ができる子というのは無意識のうちに生活の中でこの基本となる運動感覚を身に着けているからだ。
まず、何かをできるようにさせるには闇雲に練習をさせてもできるようにはならない。
まず、基本となる運動感覚を育てて、スモールステップで小さな成功体験を積み重ねていくことが大事な道筋となる。

跳び箱運動に必要に運動感覚づくりを育てる動きとは何か。
毎時間、授業の前半部分でテンポよく、楽しみながら取り組ませる。

1 感覚を身につける運動
※男女別に二人組みを作る。
①かえるの足打ち
・足じゃんけんをして、負けた人はかえるの足打ちを5回する。
②手押し車
・足じゃんけんをして、負けた人は手押し車で1歩進む。
③馬跳びじゃんけん
・足じゃんけんをして負けた人が馬になる。勝った人は馬跳び5回。終わったらもう一度足じゃんけん。
④ブリッジくぐり
・足じゃんけんをして、負けた人はブリッジ。勝った人はその下をくぐる。
⑤背支持倒立じゃんけん
・友達同士頭同士を向けあって、足じゃんけん、何度もチャレンジしてみる。

2 移動する遊び
※バスケットボールコートの外側に子どもたちを立たせる。
 リズム太鼓の音に合わせて、移動させる。
 「トトン」と2回鳴ったら、その場に立ち止まる。
①歩く
②走る
③スキップ
④ギャロップ いつも同じ足が前
⑤反対ギャロップ 反対の足を前に出して。

3 動物あそび
※バスケットボールコートに沿って並ばせる。
①アザラシ 腕を立てて、足を伸ばして進む。
②イヌ   四つん這いで、手と足を動かす。
③サソリ  手と足をついて、天井もみて進む。
④足開きウサギ 手を下から上にふりあげて、できるだけ遠く手をにつく。
⑤足とじウサギ 手を下から上にふりあげて、できだけ遠くに手をつく。

4 ふみきり遊び
※ふみきりの練習。リズム太鼓の「トン、トン、ドン」の音に合わせて、ケンケンパーをします。
①ケンケングー ケンケンパーができたら、今度はケンケングー。ケンケンの後に足を閉じます。
②足を入れ替えてケンケングー 今度は足を入れ替えて
③ケンケンジャンプ ケンケングーで両足をついたときにジャンプします。手は下から上へ振り上げるようにして大きく跳びます。
④とびのり。とびおり 自分に合う跳び箱で、とびのり・とびおりをします。空中でいろいろな動きをしてみましょう。
 パー・ひねり・手たたき・手足たたき・体反らせ・ボール・キック

saitani