飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

かかえこみとびのテクニカルポイント

2023年08月06日 08時04分00秒 | 体育科
かかえこみ跳びの技の動きと3ポイント。
①踏切の直前、手は下から前へ振り上げる。
②膝は胸につけるように折り曲げる。
③体を起こして着地する。

・手のつきはなしに合わせてすばやく膝を抱え込むことで上体を起こす。
・感覚づくりの運動「うさぎとび」を十分にさせる。
・跳び箱は横向き。

できるようになるための5ステップ
①マット3枚でうさぎとび(重ねたマット3枚・横向き・着地マット1枚)
・マットに手をつき、跳び越える。
・跳び箱にみたたて跳び越える。

②跳び箱上でうさぎとび(マット2枚・中3)
・手をついて跳び箱の上にのる。
・跳び乗ったらすぐにジャンプしておりる。

③1段→3段でかかえ込みとび(中1・小3【横】・マット2枚)
・1段の跳び箱の上にのり、3段に向かってかかえこみ跳びをする。

④2段→3段でかかえこみとび(中2・小3【横】・マット2枚)
・2段の跳び箱の上にのり、3段に向かってかかえこみ跳びをする。

⑤補助かかえこみとび(ロイター板・中3・マット2枚)
・補助付きで跳ぶ。
・顔から転倒するおそれがあるので着地まで肩を支える。

★よくある失敗とアドバイス
①足がひっかかりそうでこわい
・手をつく時間を短くする。
・膝をすばやく胸へとひきつける。
・突き放しの感覚をおぼえるために壁にむかってジャンプして、壁をおして元の位置より後ろに着地する。

②跳び箱に正座でのってしまう
・ロイター板の位置を少し近い。
・足2個分くらい距離をあける。

③間に転倒してしまう
・体が前に倒れすぎている。
・手をついたあとは視線をあげて、顔を前に向ける。

④足がぬけないときには…
・床のライン、マットのラインをつかって、ラインに手をついて、そのラインより前に足がつくようにする。

⑤転倒を怖がる子に対して…
・マットの上に1段の跳び箱をおいて、それでかかえこみとびをする。

saitani