私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

湯鯉(ユゴイ)の稚魚を落し物の巻   台湾釣(ガサ)行㊾ 

2017-02-20 07:51:57 | 台湾の魚たち
記憶からすっかり消え去られとった魚のことを書き加えておく。

 2016年12月23日 金曜日

湯鯉(ユゴイ)の稚魚である。


この日に採れたオオクチユゴイの稚魚ととりあえず並べてみる。


採集したときは、
「なんか銀色のボラの稚魚っぽいのん採れたで。」と友に伝えたのである。
「う~ん。ボラとちゃうで。ほら。」と友が観察ケースで見せてくれたのである。
「ほんまじゃ。なんちゃらユゴイの子じゃわ。」

すっかりオオクチユゴイしか採ってないと思い込んでしまったのである。

友のツイッターで「ありゃま!」と気付かされてしまったのであった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この飛行機雲は何じゃ?の巻

2017-02-19 10:59:34 | 自然
 2017年2月16日 金曜日

河川公園で昼弁当を食べていたときのこと。
ふと見上げた青空に飛行機雲がくっきりと描かれていた。


「明日は雨やな。」
「ん? ちょっと待てい! なんじゃ、あの飛行機雲?」


まず、画面右から左へと①の飛行機が飛んどるわな。
前後して、②の飛行機が高度を変えて上から下へと飛んどるのが分かるわな。
問題は③の飛行機雲である。
画面下から上へ飛んどるのはいいけど、
「①の飛行機雲と重なった後、どこいったんや?」なのである。
コツゼンと消えてしまっているのである。
「①にあわせて飛んだ」という説も浮かんだが、そうそう急角度に曲がれんじゃろ?
「①の飛行機にぶつかった」という説は、考えるだけバカらしいわな。
「どこか異次元へと連れ去られた」という説にいたっては、もはや自然科学ではないわな。

この雲たちは姿かたちを変えぬままユルリユルリと西から東へと流れていくのであった。

気になるので何枚も写真を撮ったのはいいが、ピントがうまく合わんのんである。
うまく伝えられんで悔しいのである。

「重なる飛行機雲」について調べてはみたけど、こんな場面には出くわさんまま。

よかったら誰かマジで教えてください。
気になって気になって夜も眠れんまま、昼寝してしまうのである。

という訳で、このブログに掲載する次第である。



 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりに訪ねた川は・・・の巻

2017-02-19 09:39:18 | 自然
 2017年2月16日 金曜日

暖かくなるとの予報である。
昨年の晩秋に友と出かけた川を訪ねてみることにした。

まず、上流域のタマリでタナゴ類も含めいろんな魚を釣らせてもらった好ポイント。


全面にわたって工事、工事・・・・・・。
あられもないお姿になっとるわ。
しばらくは回復せんだろうね、ここまで川をいじると。
竿を出すまでもない。

下流に向かって歩く、歩く。

フタケタはいるであろうトリミニストの方々とあいさつを交わしながら水面を見つめる。覗く。
「コイしか見えんなあ。」
「ひょっとしたらカワイワシに会えるかも・・・と思うとったんじゃけど・・・」

オオバンたちがたくさんおるけど、私のデジカメではこれが限界。


マガモもおったりして。


「どっか深みを知っとってないですか? 子どもらがフナ釣りょうるような・・・」
「ああ、3つ下の橋近くにあるで。」

さっそく車移動。
またまた、歩く、歩く。
汚れまくった枝川にぶつかる。
「アカンで。生き物すめんわ、こんなんじゃあ・・・」
「本流に意図的に造られた石組みの深みが水温が高くなった時にいいかもしれんな。」

またまた、竿を出すまでもない。

さらに下流へと移動。
歩く、歩く。
排水機場が見えてくる。
しかも学校を終えた中学生が2人、釣りをしとる!
「何が釣れるん?」
「ついさっきナマズとフナ釣ったんですよ。」
「ここだけすごく深くなっとって冬に魚がたまるんです。」
「エサやルアーは要らんのんです。引っ掛けて釣るんです。」
実にハキハキとさわやかな2人なのである。
「見とってください。すぐ釣りますから。」
まったく釣れんまま石組みにひっかけて切ってしまうのである。
申し訳ないので、あいさつをしてその場をはなれたのであった。

冬の釣りには最高の場所かもしれんけど、20mは投げんといかん。
タナゴ竿ではとても無理な話である。

いやあ、汗ばんだなあ。
たまには竿を出さずに見て回るのもいいかもしれんな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

晩飯は再びセルフ大衆食堂での巻  台湾釣(ガサ)行記㊽

2017-02-19 08:13:30 | 台湾の魚たち
 2016年12月27日 火曜日

本屋での買い物を終え、地下鉄で戻る。
屋台通りを歩いてみた。
やはり一番気になるのはオニテナガエビ。
でも養殖ものじゃしね。
続いて気になるのはカラスミ。
でも禁酒して8年になるしね。

というわけで、初日に寄った24時間セルフ大衆食堂へと足を運ぶのであった。


今回は「ひとサジ○○元」と書かれている惣菜を思い切り取らせていただいた。
さらに
「おっ、小イカの煮物じゃ!」とふたつかみ。
「わっ、ワカメの煮物じゃ! 髪の養分じゃ!」とふたつかみ。
右のプレートが私。山盛り取っとる。
ところが、レジの店員さん全部ひとサジ分しか料金をとらないのである。
すごくあさましいわあ。
すごくはずかしいわあ。
記録もとらんままおぼろげな記憶でまとめているけど、この場面はくっきり覚えとる。

台湾という国、「おもてなし」なんて言葉を大上段にかかげてはいない。
それは「あたり前田のスライダー」なのである。
言いかえれば「あたり前田はスラッガー」なのである。(もうやめいっ!)

弱小カープを支えてきた2人にも優勝をあじあわせてやりたかったなあ。
(おっさん、話がかわってしもうとるが。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高尾市の大きな本屋にての巻  台湾釣(ガサ)行記㊼

2017-02-18 08:40:00 | 台湾の魚たち
 2016年12月27日 火曜日

最後の採集が終わり、一路高雄市へ。
初日に泊まったホテルへ到着。
一度泊まっただけなのにすっかり常連客の気分である。
「おっきい本屋行こか。」
「ええよ。」
地下鉄で2駅くらい行ったところにある大きなデパートの17階。

本をめぐってのガサがはじまる。
私たちには「先に手にした方が勝ち」という暗黙の了解がある。
1冊しか置いていないことが多いからである。
お互い数冊の本を「生物学」の棚からチョイスした後であった。
「環境」の棚にあった「我的水中夥伴」という題名が気になり、手にとった。


なんと! 方力行先生の書かれた一般向け「台湾淡水魚類生態学」ではないか!
(後日「我的水中夥伴」は「私の水中のパートナーたち」の意味と判明)
大当たりなのである。
しかも260台湾元と大変お求めやすい値段なのである。
友の顔が少し引きつったのが分かった。

「この本、内容的にあなたの方がふさわしいけえ、ゆずるわ。」
「ええよ。ええよ。先に取ったもん勝ちじゃ。」
何度もヤリトリが続くがお互いゆずらないのである。

少しページをめくる。
台湾島成立の地史がたくさんの図やスケッチで分かりやすくまとめてられとるわ。
水質の悪化や河川圃場工事の影響などもしっかりページをさいとるわ。
店のお姉さんにストックの有無を聞いてみる。
PCですばやく検索し、この1冊しかないことが分かる。

しかたない。
私が買おうじゃないか!
パラパラと読み終えたらいつも世話になっとる友にゆずればすむことじゃ。
カウンターへ向かう。

なんと! 
「今ならさらに20%引き! と、驚きの価格でご紹介しています!」だったのである。
後日調べてみても、台湾の通販よりお求めやすいのである。

今回の釣(ガサ)行で、何度も私に幸運の神様が手を差し伸べてくれていた。
そのピークだったのかもしれない。

あれから何度か友に会ったけれど、いまだにこの本をゆずっていないのである。
今度渡さんとね。もう読んだから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする