私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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アゲハモドキ Epicopeia hainesii

2022-08-01 17:20:27 | チョウ・ガの仲間
2022年8月1日(月)

アゲハモドキ Epicopeia hainesii

20220515

一見、クロアゲハの仲間のように見える。
が、分類上ではまったく異なる昼行性の蛾の仲間だ。

この日の散歩はラッキーで、オナガアゲハと前後するようにアゲハモドキにも会えた。

もう一度、オナガアゲハを載せて比べてみる。

どちらかと言えば、アゲハモドキの方がオナガアゲハより毒蝶のジャコウアゲハに似てる気がする。

腹部下部の赤い斑点なんかそっくり!
近縁なアゲハたちという種間関係で擬態が生じてきたこと以上に
蝶と蛾という科というレベルで擬態が生じていくという進化の過程は、もっと複雑なプロセスがあったのかもしれない。

例えば、イヌ科のAとネコ科のBがそっくりになっていく、なんてなことが進化の過程で起きた訳でしょ?

クロアゲハたちと違うのは触角で

櫛状(♂)や棒状(♀)になっている。
コイツはオスなのかもしれない。

アゲハに限らず蝶の触角は細い線状だよね。

その数週間後の夜散歩中、公園のトイレの照明近くでまた見つけて

20220630
コイツはメスっぽい。

トイレ内の白壁にもう1頭。

コイツはオスでよさそうだ。

昼行性の蛾といっても、正の光走性はコイツらの遺伝子に組み込まれてるんだろうなあ。
そこは、アゲハたち蝶との大きな違いなのかもしれない。

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