2021年1月29日(金)
新年2回目の夏井いつき選「俳句ポスト365」結果発表。
今回は、なんか発表時にアクセスが集中し、しばらく動かなかったそうだ。
何も慌ててみるこたあない、私の結果はたかがしれてる。
毎回毎回書くけど、この俳句ポスト365。
ほぼ2週間に一度提示された兼題をもとに気楽にネット投句。
夏井さんに『天・地・人・並・没』と選句してもらえて、無料。
ひとえに愛媛県松山市行政と「俳句の種を捲く」ことに人生をかけた夏井さんの心意気のおかげ。
今回の兼題は『鷹』
投句人数1753名:投句数9199句
今回も4句ほど投句。
結果は『並』と定位置に、ま、プレバトでの『凡人』あたりなのかな?
いつものように、入選句も没になった句も載せるからね。
没句でも思い入れのある句もあるし・・・
では、今回は没句から
開発の谷に熊鷹浮くを待つ
これ、1年前くらいに、ひょんなことから知り合った研究者さんが撮ったクマタカの写真。
もちろん、頂いた後の掲載許可ももらってる。
その辺、ルーズな人間にはなりたくないからね。
その研究者さんのメールに
「この日、クマタカが浮くのをずっと待ってたんですよ」
この言葉が忘れられなくて・・・・・・
休み返上で、好き好んで(?)奥地へ立ち入り、寒空の下じっと息をひそめて、希少動物の生態調べて・・・
それで、やっと開発側への要望書のひとコマひとコマを埋めてく。
なんかおかしな話だよね。
本来、地域の方々はもちろんのこと、多くの人が元々知っておくべき情報だと思うから。
きちんと教育の場で、日本の希少な生態系について、学んでおくべきことだから。
それを知った上で、開発なのか保全なのかは相対的に判断すべきだと思うから。
私の県でも大きな風力発電計画なんかが進んでる。
鳥獣へ住民への負荷や影響はあまり伝えられることもないまま・・・
ま、没句は没句でいいのであります!
が、希少なクマタカの画像を気持ちよく下さり、1年あたためてた記念にだけはしておこう!
続いての没句
存分に眺むるがよい天の鷹
コイツはご存知の通り、身近でよく見る鳶・トビ・とんび。
かみさんの弁当のおかずを盗もうとしたヤツ。
トビはタカ科の鳥だし、ミサゴ科のミサゴよりは鷹。
私なんか、飛んでなきゃトビとノスリの区別はつかんもん!
ま、季語『鷹』の持つイメージの範疇からはずれても、トビはタカだ。
「トンビがタカを産む」のは広い意味で当たり前と思うんだよねえ。
最後の没句
紫電改逝くサイパンに鷹一つ
幼い頃夢中で読んでた少年マガジン連載「紫電改のタカ」
ちばてつやさんの漫画だ。
『鷹』というお題に、この漫画が頭から離れなくなって・・・
しかも、紫電を改良した紫電改、漫画では活躍するんだけど
後で知る史実では、かなり性能が劣ってたらしいから・・・
いずれにしても戦争は最悪の差別、兵器・武器・刀剣なんか尊んでちゃいけんと思うなー。
では、『並』入選句
宙に鷹カミオカンデに反陽子
そらにたかカミオカンデにはんようし
NHKのEテレに『575でカガク』という番組があって
夏井いつきさんが、最新科学をとりまく方たちとともに俳句で表現してく。
もちろん観るだけで投句なんて恐れ多い。
テーマが「反物質」だったとき、宇宙の起源を解明せんと一瞬の極々小さな反物質をつきつめる。
その存在を証明するための巨大なカミオカンデ、現在はスーパーカミオカンデになってるのかな?
この反物質とか反陽子とか陽電子とか・・・
よくわかんないから、宙に小さくポツンと鷹がいるようなもんだなあと。
この句が選ばれるとは思いもせなんだわ。
ま、はじめの辺りで書いたけど
私の俳句はたかがしれている、または、鷹は知らないんである。
お後がよろしいようで・・・・・・
新年2回目の夏井いつき選「俳句ポスト365」結果発表。
今回は、なんか発表時にアクセスが集中し、しばらく動かなかったそうだ。
何も慌ててみるこたあない、私の結果はたかがしれてる。
毎回毎回書くけど、この俳句ポスト365。
ほぼ2週間に一度提示された兼題をもとに気楽にネット投句。
夏井さんに『天・地・人・並・没』と選句してもらえて、無料。
ひとえに愛媛県松山市行政と「俳句の種を捲く」ことに人生をかけた夏井さんの心意気のおかげ。
今回の兼題は『鷹』
投句人数1753名:投句数9199句
今回も4句ほど投句。
結果は『並』と定位置に、ま、プレバトでの『凡人』あたりなのかな?
いつものように、入選句も没になった句も載せるからね。
没句でも思い入れのある句もあるし・・・
では、今回は没句から
開発の谷に熊鷹浮くを待つ
これ、1年前くらいに、ひょんなことから知り合った研究者さんが撮ったクマタカの写真。
もちろん、頂いた後の掲載許可ももらってる。
その辺、ルーズな人間にはなりたくないからね。
その研究者さんのメールに
「この日、クマタカが浮くのをずっと待ってたんですよ」
この言葉が忘れられなくて・・・・・・
休み返上で、好き好んで(?)奥地へ立ち入り、寒空の下じっと息をひそめて、希少動物の生態調べて・・・
それで、やっと開発側への要望書のひとコマひとコマを埋めてく。
なんかおかしな話だよね。
本来、地域の方々はもちろんのこと、多くの人が元々知っておくべき情報だと思うから。
きちんと教育の場で、日本の希少な生態系について、学んでおくべきことだから。
それを知った上で、開発なのか保全なのかは相対的に判断すべきだと思うから。
私の県でも大きな風力発電計画なんかが進んでる。
鳥獣へ住民への負荷や影響はあまり伝えられることもないまま・・・
ま、没句は没句でいいのであります!
が、希少なクマタカの画像を気持ちよく下さり、1年あたためてた記念にだけはしておこう!
続いての没句
存分に眺むるがよい天の鷹
コイツはご存知の通り、身近でよく見る鳶・トビ・とんび。
かみさんの弁当のおかずを盗もうとしたヤツ。
トビはタカ科の鳥だし、ミサゴ科のミサゴよりは鷹。
私なんか、飛んでなきゃトビとノスリの区別はつかんもん!
ま、季語『鷹』の持つイメージの範疇からはずれても、トビはタカだ。
「トンビがタカを産む」のは広い意味で当たり前と思うんだよねえ。
最後の没句
紫電改逝くサイパンに鷹一つ
幼い頃夢中で読んでた少年マガジン連載「紫電改のタカ」
ちばてつやさんの漫画だ。
『鷹』というお題に、この漫画が頭から離れなくなって・・・
しかも、紫電を改良した紫電改、漫画では活躍するんだけど
後で知る史実では、かなり性能が劣ってたらしいから・・・
いずれにしても戦争は最悪の差別、兵器・武器・刀剣なんか尊んでちゃいけんと思うなー。
では、『並』入選句
宙に鷹カミオカンデに反陽子
そらにたかカミオカンデにはんようし
NHKのEテレに『575でカガク』という番組があって
夏井いつきさんが、最新科学をとりまく方たちとともに俳句で表現してく。
もちろん観るだけで投句なんて恐れ多い。
テーマが「反物質」だったとき、宇宙の起源を解明せんと一瞬の極々小さな反物質をつきつめる。
その存在を証明するための巨大なカミオカンデ、現在はスーパーカミオカンデになってるのかな?
この反物質とか反陽子とか陽電子とか・・・
よくわかんないから、宙に小さくポツンと鷹がいるようなもんだなあと。
この句が選ばれるとは思いもせなんだわ。
ま、はじめの辺りで書いたけど
私の俳句はたかがしれている、または、鷹は知らないんである。
お後がよろしいようで・・・・・・