私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

『相模川の魚たち』 など神奈川県の4冊: ご当地お魚図鑑めぐり㉑

2019-07-29 07:02:21 | 各地ローカル図鑑
2019年7月29日(月)

土用の丑の日フィーバーが過ぎて、ほっと一息。
うなぎの旬は秋から冬、栄養も味ももっともいい時期にはあまり話題にもならないのに・・・
夏場のうなぎは味も栄養も落ちてると、もともと江戸時代の人はよく知ってたんだよね。
夏に売れない当時のうなぎ屋さんの苦肉の策。
「夏バテにはうなぎ」なんてなのは、平賀源内のキャッチコピーだったみたい。
バレンタインデー同様に大量のうなぎが一気に高値で店頭に並ぶ姿は何かさびしい。
多量に売れ残るしね。

食べるなら落ち着いて冬頃にと思う人がもっといてもいいんじゃないかな?


さてさて
「ご当地お魚図鑑めぐり」 第21回は神奈川県。


神奈川県は、環境教育推進の先端県といわれたりもする。
大都会でありつつ、自然や環境への啓蒙も盛んらしい。
一度、おじゃまして地元の方々と話をしてみてそう思った。

私が持ってる魚や生き物の本にしても4冊もある。
あらためて読み直すのに時間がかかるかかる。
中には買った時にパラパラめくっただけで、すっかり忘れてた本もあったりして。


『相模川の魚たち』(神奈川新聞社 編著  1986年)


さすが地元の新聞社が書いてるだけに読み物としても十分面白い。
もう40年近くも前の本だから、今の魚種や生態系ともかなり変わってる。
それを比べながら読むのもおもしろい。
これで、オールカラーだったらなあ。


『三浦半島のおさかな雑学』(神奈川県水産技術センター編集 2008年)


この本は上記センターのメールマガジンから、三浦半島に関わりの深い魚介類65編を選んだもの。
いろんなうんちくがおもしろくてついつい次を次をと読んでしまう。
今、魚のことよく知らない人がどんどん増えてる気がするからなあ。
こういう地域の漁業関連の本はしっかり読んでおくとスーパーでもきっと役立つよ。


『魚ッチング・ヨコハマ』(横浜市港湾局監修  横浜港振興協会出版 1988年)


何と箱入り、オールカラー。
海の公園の魚介類を1種ずつわかりやすい文章でまとめてる。
親子で楽しみながら採集や釣りするときにいいね。
すべて標本写真だから少々残念に写ってる魚もいるケド
当時としては十分すぎる図鑑だったと思う。

私、4冊の中で一番気にいってます。


『神奈川いきもの図鑑』(前田信二著 メイツ出版 2010年)


神奈川の動植物をオールカラーでどんどん紹介してるから生き物好き家族には最適。
ただいつも思うのは、こんな形の総まとめ的な図鑑の場合
『水中の生き物(魚やエビカニ・貝など)の扱いがかなり割愛されちゃうのが残念!

水の中は、目に見えない・日常とかけ離れた世界と思われそうで、少し哀しくなるもんな。

ま、だから誰でもできる簡単なちゃちな釣り道具で
あまり相手にされとらんような魚を釣って、キレイに撮影して紹介しよう! と思い立ったんだケドね。

やれやれ!
関東地方終了!
このシリーズ、しばらくお休み。



コメント (3)
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