私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

スガイ:かすがいのように・・・の巻   釣査125種目

2017-09-26 06:45:41 | 他の無脊椎動物
2017年9月23日(土)の釣りのさらに続き

書くことに決めた。 スガイである。


まるでかすがいのようにしっかりハリが食い込んでしまっていた。


「釣った」と言うしかないのではないか?

はずそうにも硬い石灰質のフタがジャマをしてはずれない。
結局ハリを折ってしまった。
1000本の束で買ったやっすいハリとはいえ、折られると悔しい。

釣り上げる時も岩にはりついていためだろう、
まるで根がかりしたかのごとく粘られたすえに、
ポコッという感触ののち、上がってきたのである。

このヤリトリ、「釣った」と言うしかないのではないか?

こんな所で、置き竿にして


すっかり冷めた70円均一セールのおでんを食っとったのである。

しっかり待ち続ける(ほったらかす)こと10分。
私でさえわからないアタリ(誰がわかったんかいっ!)をとらえ、
見事に上げたのである。

ナイス ガイというべきか?
ない すがいというべきか?

一応「釣った」ことにしとくわ・・・・・・ということで125種目とする。


なお、このスガイ。
クボガイやイシダタミなどの磯の小さな巻貝とひとまとめにして「ニシ」と呼ばれる。
貧しい学生時代、拾ってきて酒のつまみとしてよく食べた。
サザエとええたい変わらんもんね。(タンパク質に飢えとったけんね)


その中で唯一フタが石灰質なのがコイツ。
酢にフタをつけると
酢酸 + 炭酸カルシウム → 酢酸カルシウム + 二酸化炭素 (あ~教養がにじみでるわあ)と
アワが出てフタが動くらしいことを
昔の人は、理屈も知らんまま楽しんでいたみたい。
そこから「スガイ」という名が生まれたのだからえらいもんだ。

久しぶりのコモンフグものせとく。
コメント
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