レストラン選び




いつもお腹がすいていて、写真を撮るのを忘れて食べてしまいます。これはお隣の人が頼んだ、シメジのリゾットの上に盛り付けられたレッド・スナッパーは照り焼きのような味付け。泡立てたスープに入っています。ここがコンテンポラリー。





ラスベガスらしく、チョコレートの上には金粉が。パッションフルーツのソルべが添えられて。





一眼レフのカメラで撮ったらもっと美味しそうに撮れるんでしょうね。あちらのレストランは暗いのでフラッシュを使うと味気なくなってしまいました。

















旅先での楽しみのひとつは美味しいお食事をすること。でもレストラン選びって大変ですね。現地に食の好みが合うお友達がいればいいんですが、そうでないと結構冒険です。

東京は味の平均値は高いので、びっくりするほどまずい!という目にはなかなかあわないけれど、逆にびっくりするほど美味しい!ということも珍しいような気がします。「よいレストラン」の定義も色々だと思います。お酒があまり飲めない私にとってはワインリストの充実はそれほど重要でなくても、お料理自体が美味しいかどうかは大切。そして最後のデザートが充実していることもお菓子好きには重要なポイント。また、お料理だけでなく、レストランの内外装や雰囲気や清潔感、お皿やリネン、カトラリーとお料理との取り合わせ、サービスの仕方、来ているお客様の雰囲気、そしてそれら全てと値段とのバランス(高いなら高いなりの際立った素晴らしさが欲しい)も「アー、美味しかった!また来たいな」と思ってお店を後にできるかどうかの重要なポイントになります。

たいてい、お料理やインテリアはよくてもサービスが高飛車だったり、ぼけぼけで居心地が悪かったり、お料理もサービスもなかなかなのに、インテリアや盛り付けのセンスがいまいちだったり、と、バランスのどこかが欠けているレストランが多い。全てをまとめるのは本当に難しいのでしょうね。

ラスベガスにいくのは今回が3回目。こちらはは東京とは逆で、びっくりするほど美味しいか(←少ない)、あんまり美味しくない、のどちらかのような気がします。びっくりするほど美味しいものは、私の味の好みで言えば、あまりアレンジされすぎていない、その国の独特の料理法を守ったもの。だから中国料理でもアメリカ風や日本風にアレンジされていない中国料理、イタリアンもイタリア人がやっている、もしくは向こうでかなり修行を積んできたシェフがなるべく忠実に作っているイタリアンなど。だから海外では誰かに無理やり連れて行かれなければめったに日本食は食べません。日本より美味しいことはあまりありませんからね。

ラスベガスのアラン・デュカスのレストランの評判は2つに分かれます。美味しいという人もいるし、値段の割りにあまり…という人も。それはそこの料理がコンテンポラリーということで、どこか日本風だったり、タイ風だったり、フレンチを期待している人にとって「?」と思われるところが多いからでしょうね。でもデザートはばっちりフレンチで美味しかったです。写真は一番人気というチョコレートのドームとピーチメルバ。