ストロベリーのミルフイユ















1月から2月が早いことはわかっていましたが、こんなにあっという間に時間が経ってしまうとは!何もUPしないうちに1ヶ月経ってしまいました…。

2月のテーブル&デザートセミナーでは、いちごのミルフイユを作りました。2月になると、お菓子屋さんではいちごを使ったメニューが目白押し!あちこちのホテルのカフェでもストロベリーフェアが開催されます。

私が好きなキャピトル東急ホテルのストロベリーフェアでは、いちごのパフェに小さいパイが入っていて、これがとても美味しいのです。そこで、こんなパフェが皆さんも作れたら、きっと嬉しいだろうな(少なくとも私は嬉しい)と思ったのと、ホテル・ニューオータニのストロベリーフェアでピエール・エルメのストロベリーのミルフイユを食べ損なったので、だったら2月のクラスで作りましょう!ということになりました。

そんな理由から、今回のミルフイユは、ピエール・エルメ風生地の作り方をご紹介しました。こんな焼き方も知っていると、時間がある時にはよいですよね?

パイ生地は寝かせ時間が必要なため出来上がるまでに時間がかかります。忙しい生徒の皆さんは「自分で作るよりパイシートでいいわ」と思われてしまうのでは?と、パイ生地自体、喜んでいただけるのかちょっと心配でしたが、実際に焼き上がった生地の端っこを味見した途端、「やっぱり作ったほうが断然美味しいわ!作ります!」とやる気満々になっていただけました。違いがわかっていただけて良かったです♪

中に挟んだクリームは色々試作した結果、私は比較的軽めが好きなので、あのような配合でご紹介しましたが、ご自分の好みでアレンジしていただいても結構です。

ミルフイユの上面のデコレーションは、皆さん、それぞれ個性が発揮されて、ひとつひとつ異なり、どれも美味しそうでした!写真のミルフイユは、ナチュラルなテーブルセッティングに合うように、さっと粉糖をかけてシンプルに素朴な感じに仕上げています。クラスでご紹介したように端や角に模様になるようにデコールすると、お店で売っているような立派な雰囲気のミルフイユにもなりますね。テーブルの雰囲気に合わせて、いろいろとアレンジしてみてください。

次の日に、大きめのミルフイユも焼いてみました。大勢で好きなだけ召し上がって頂くにはこういう形でつくるのも良いと思います。でも綺麗に切るのはちょっと大変。

花市場に行く前から、いちごの鉢植えがあったらな~と思っていました。市場にいくと、小さな小さなワイルドストロベリーの鉢植えを発見!まだ寒くて、いちごは1個くらいしかついていませんが、それでも雰囲気が可愛らしかったので使うことにしました。

セミナーはヴァレンタイン直後だったので、いちごの赤とも掛け合わせ、テーマカラーは赤に。でも赤だけですと、春らしさがあまりないので、柔らかな白と組み合わせてみました。これもいいな、あれもいいな、と選んでいたら、なんと12種類もの花材を使っていました。主役はロココというチューリップとドラマというラナンキュラスの深真紅の花々。その他、白いラナンキュラス、ホワイトリバースター、ハネムーン、チョコレートコスモス,ワインレッドのスカビオサなどなど。一番難しい名前はフリチラリアメレアグリス、絶対覚えられそうにありません…(笑)

今回は、白と黒、赤と緑の2種の反対色の組み合わせを使用しています。これはとても華やかな色の取り合わせなので、軽やかに見せるにはバランスが大切です。今回はかわいいいちごの鉢に合わせ、全体をナチュラルに。藤のランチョンマットや田園風景調のナプキン、旅先で以前に購入したランプシェードやいちごのナプキンリングを合わせてみました。そうすることで、強い配色のわりにはなぜか爽やかな印象に仕上がります。

パイのお菓子はできたてが一番美味しい。セミナーではご自分のご試食分もその場で組み立てて出来立てホヤホヤを召し上がっていただきました。お店で売っているミルフイユはこんなサクサク状態で頂くことはなかなかできませんよね。前日までに焼いておけば当日は組み立てるだけで済むので、おもてなしの際にはぜひ作ってみてくださいね。












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