誕生日には何色を着る?

先日、私は誕生日を香港で迎えました。
日本に戻る家族とのお祝いは、すでにその前の週に済ませていたので、
誕生日はすっかり迎えた気分でしたが、

誕生日当日、会社でPCとにらめっこしていると、
「トントン」

部屋のドアをノックして、
" May I come in?"

なんと、会社のスタッフがみんなでHappy Birthday Cakeを持ってきてくれました!



会社の近くには、あまりしゃれたケーキ屋さんはなく、
おそらくお昼休みに足をのばして買い求めてきてくれたのでしょう。

まさか私の誕生日を知っているとは思わなかったので
かなりびっくり!
その分、とってもうれしかったです!

香港のスタッフは日本企業に勤めるだけあって、日本語が上手だったり、
日本に興味を持っている、接しやすい香港人ですが
同じ日本語を話しても、やはり彼らにとっては外国語。
ちょっとしたニュアンスが伝わっているか、
誤解はないか、失礼はないか、いつも気になります。

香港の人は日本と違って、会社にきても
上司に挨拶する習慣がありません。最初は、すごくびっくりして
嫌われてるのか?とも思いましたが
はっきり自分の要求は通すところがあるのに
変なところがシャイだったり、遠慮深かったり、
やたらに親切だったり、日本人とは違う所がたくさんあって
まだまだびっくりするところだらけです。

先日も道を聞いたら、明らかに逆方向に向かっていたはずなのに、
その場所まで一緒に歩いて連れて行ってくれました。
友達に話したら、友達もそういう経験があるとのこと。
はたして日本人もそうするでしょうか?


ところで、まさか、こんなことが起こるとは思わず出社したわけですが
昨日はまだ暑かったのでブルーのワンピースで出社。

ケーキをもってきてくれて、みんなが写真を撮ってくれました。

ケーキと写真を撮ってみると、



イエロー〜オレンジ系×ブルー系の「補色(反対色)効果」で、
みんなからのYuzu Cakeがとっても映えています。

Yuzu(柚子)やGreen Tea(抹茶)など日本的なフレーバーは
香港でもとても人気です。

期せずしてこうなりましたが、
もしお誕生日など、特別のイベントのとき、
ケーキを綺麗に見せたいならば、
このように背景色に反対色をもってくると、
より一層、華やかに色鮮やかに、
ケーキを見せることができますよ。

せっかく頂いたケーキですから、
より素敵に思い出に残したいですものね♪


Fish Schoolへ。

たまには違った感じのところに行ってみようということになり、
Western Districtへ。

目的地最寄り駅の通路にはこんなアートが。







まだ古き良き香港の雰囲気が残っている街並みの情景。ディープな色合いが香港ぽい。


駅を出ると


まるで昔のNYのSOHOみたいです。

その頃の感覚が残ってる私は、こういうところに来るとなんとなく身構えてしまいます。
でも香港は意外と安全なようです。



少し歩くと、看板が見えてきました。


お料理教室、ではありません。

今日は魚料理のレストランにきたのでした。



壁面にも魚の絵が。




メニューにも魚の絵。



店内には水槽が。
ちょっとAQUARIUM BARのようです。


初めて来たので何を頼もうかと
メニューを見てると、
近くに座っていた西洋人夫婦が
「これがおすすめですよ」
と去り際に教えてくれました。
こういうこと、よくあります。
よほど真剣オーラが漂っていたのでしょうか?
ほんとうに親切でうれしいです。


おすすめいただいたのは、



魚料理屋さんのはずなのに
なんと地元野菜を使ったサラダ!


香港は中国産野菜もたくさん売っているので、
香港地元で作られた安全性の高い野菜には
価値があるのです。

確かに新鮮で味も濃くておいしいです。




Razor Clamの炭火焼。
香港では意外と貝がおいしいように思います。



最後にやってきたカニのパエーリャは
軽く4人分はありました!

いろいろお願いしたかったのですが、お腹いっぱい、とても食べきれず… 残念です。


香港にはトラディショナルな中華から
実験的な料理のレストランまで
さまざまなレストランがたくさんあります。

さすが、共働きで外食率の高い香港ならではです。

店舗の色は魚にちなんで海の青。
深海に魚とともにいるような雰囲気のお店です。コンセプトがはっきりしていて、
男前でなかなか素敵なお店です。
サービスする人たちもお料理もとてもいい感じですので、中華に飽きたお魚好きな方にはおすすめです。

タクシーが拾えず、電車で来たので
「こんなところまで連れてきて…」
と言われちゃうかしら?と内心心配していたら、
意外に母はおもしろがってくれました。
好奇心旺盛な母でよかったです。

香港で敬老の日✨

今日は香港での敬老の日について。
普段電車でお年寄りがいると、
ほとんど100%席をゆずる香港では、
敬老の日はありません。特別に日を設けなくても
日頃から敬っているからかもしれませんね。

日本の敬老の日は、
香港では旧正月の次に大きなお休みにあたる
中秋節の連休の頃になります。

今年の敬老の日は、母だけ香港にいたので、
日頃の感謝と敬愛の気持ちも込めて、

最近できたレストランに飲茶を食べに行くことに。



レストランのエントランスはこんな感じです。

なんと、ここは、決まった金額内で
メニューにある点心が食べ放題。
危険すぎます。

2人だとそんなにたくさんは食べられないのよね…などと思いつつ、
メニューを見ると食べたいものばかり!


何種類あるのでしょう!


結局、こんなに頂いてしまいました!

1番食べる人はどのくらい食べるのでしょうね。

すべて人数分ずつでてくるので
色々な種類をいただけてよかったです。



インテリアはガーデンルーム風で素敵。
ガーデニング大好きな母にも気に入ってもらえました。

こんなにさわやかでも、実は赤と緑の反対色の組み合わせのインテリア。
白が多いので、毒々しくはなりませんね。


敬老の日当日は、二人で過ごしましたが、
その前の週にはシンガポールから妹家族もやってきて
賑やかに過ごすことができました。
子供と一緒の香港、大人だけの香港、両方楽しんでもらえたでしょうか?



それにしても食べ過ぎた9月です。あとから見るとこわい!

My Little Secret Garden in Hong Kong

今日は 香港の My Little Secret Garden のご紹介♪





かわいい多肉植物たち。

お休みなので、寄せ植えてみました。





実はスーパーミニサイズ。
1番大きいのでも3cmくらいです。

香港の家のインテリアはナチュラルな雰囲気なので
華々しい花より、シンプルで自然な感じの植物が似合います。
環境があっているといいです。




上の写真は、昨日、お店で見た多肉植物。
こんなに大きくなることはあるのでしょうか?

さらに!…どうしましょう?!

昨日はシンガポール土産の月餅のお話をしました。

いただきものの月餅が二つ重なって「食べられるかしら?」と焦ったのですが、
焦ったのは理由がありました。

実は、自分でも7月末にすでに月餅をインターネットで注文していたからでした!

注文した月餅を引き取りに行く前に、
立派なのを2つもいただいてしまい、
とっても嬉しいけれど、どうしよう?となったわけです。

月餅は大きいものはだいたい4つ入り。
最近流行の小さめのものだと7〜8個入りです。

中秋節が近づくにつれ、香港中のレストランやお菓子屋さんでは月餅を売り、

今週は電車やエレベーターに乗ると、たくさんの人が月餅を持って歩いていたので、
街じゅうで、月餅をあげたり、もらったりしているのでしょう。

うちだけでなく、きっと香港人のおうちでは
毎年、何種類もの月餅が集まるのかもしれません。



予約した月餅を取りに行ってびっくり!!





なんとこんなパッケージ!直径を測ったら、34cm!
まん丸お月さまが笑っています。




そしてお月さまを入れるオリジナルのバッグもすごい迫力!

中を開けると、



バッグとお揃いの鳥かごのモチーフのパッケージにはいった
カスタード入り月餅が7つも!



中国のお祝い色の金と赤のパッケージ。
赤と緑の補色のコントラストがドラマティックです。

今まで私が見た中では一番きれいで洗練された月餅のパッケージ。
この立派な箱、どうしましょう?






中秋の名月の夜には、とりあえず、3種類の月餅を
こんなカゴに盛って楽しんでみました。

再来年分くらいまでありそうです。
3人ではとても食べきれませんよね…
月餅研究家になるしかないでしょうか?😊


中秋節快楽♪

 昨晩の香港は中秋節。
会社は早めに終わり、家族で食卓を囲むのが風習だそう。お月見を遅くまでするので、中秋の名月の翌日がお休みになります。

先日、リッツカールトンの月餅を頂いたお話をしました。見たことのない革製の箱に入った月餅は嬉しいものの、「こんなにたくさん、食べられるかしら?」と内心焦りました。

でも、「まあ、甥や姪も来るので、みんなで楽しめば、なんとかなるわね」と思っていました。

東京から香港空港に着いた頃、一足先に香港に着いていた姪から電話が。
「ビッグ・サプライズがあるから、楽しみにしていてね〜 おうちで待ってるわね♪」
楽しみに帰宅すると、

なんと!

シンガポールからやってきた彼らのお土産は、
シンガポールのラッフルズホテルの"月餅"でした‼︎



こんな素敵な色の缶に入っています。


中はこんな感じです。




パステルカラーでカラフルです。
表面はラッフルズの"ら"の字だそうです。

スノースキンと呼ばれる、お餅のようなふわふわした求肥のような生地でできていて、中にはお月様に見立てたシャンパントリュフやコニャックトリュフなどチョコレートが入っています。

これを冷凍庫で冷やし固め、半解凍状態で冷たくしていただくととても美味しいのです。
さすが常夏のシンガポールらしいアレンジ。

進化系月餅で、もはや月餅の形をした、月餅ではないお菓子。大きさも直径3〜4cmくらいで食べやすく工夫されていますね。

中秋節に月餅をいただくと、幸せになるそうなので、ダブルに?幸せになるかもしれませんね



予期していなくて、びっくり!!

先週は日本に戻りましたが、
先週は、人生にはいろいろと、
想像もしないようなことが起こるものなのだなと思う一週間でした。
しばらく生きてくると、つい大抵のことは予測できてくるように思ってしまいますが、
まだまだです。
忘れた頃に、こういうことが起こりますが、
だったら、これからはあまり考えずにいたほうがいいのかしら?
などとも思います。どうなのでしょう。
 

さて、今日も予想していなかったことにびっくりしました。
 

 
日本で『ミセス』10月号を購入し、香港で一息ついたので
梨木香歩さんのすごく面白いりすがでてくるエッセイ、
マリーアントワネットの特集(かなり読み応えありました)、
暮らしに寄り添う用の美の特集、美しい味と技(NARISAWA等)の特集など、
一ページ、1ページ、大切に読み進めてきて、残りもあと数ページにさしかかったころ、
BOOK REVIEWのページにやってきました。
 


 
おすすめの本を何気なく見ていたら、
 


 
なんと、右端に『幸せを呼ぶ色のおもてなし』を発見!
〈編集部のおすすめ〉として掲載してくださっていました。
 
まったく予期していなかったので
右端に見つけた時はかなりびっくりして椅子から飛び上がってしまいました。
 
毎号、誌面から伝わってくるように、ものづくりに真剣に取り組んでいらっしゃって、
お仕事をご一緒させて頂くたびに素晴らしい刺激を頂き
楽しくてしょうがない、大好きな雑誌『ミセス』にご紹介していただけて
本当にうれしいです。
ありがとうございました。
 
読み応えがある号なので、気にとめてくださる方がいるといいなあと思います。
そして1人でも多くの『ミセス』読者の方にも、
『幸せを呼ぶ色のおもてなし』を楽しんでいただけたらうれしいです。
 

中秋節 is coming...

今日から9月ですね。
9月は気候も少し楽になるし、祭日も多いし、
少し楽しい気分の月です。
おとといくらいから、この香港でもなんとなく
夏の終わりが風の中に感じられるようになってきました。

香港や中国では、9月に「中秋節」があります。
日本でいう、十五夜、お月様を見る日です。
旧暦8月15日が十五夜。
今年は9月15日が中秋の名月。

日本ではお月見団子を食べながら、
お月様はどうかなと楽しみに見るというイメージですが、
香港や中国では中秋節は旧正月に次ぐ行事だそうで
お月見をする中秋の日の翌日16日がお休みになり連休週末になります。

香港では7月末くらいから、様々なレストランやホテルで
中秋節に食べる「月餅」が売り出されます。
人気のホテルの月餅は先行予約され、もうすでに売り切れとか。
チョコレート屋さんも含め、街中のお菓子屋さんの看板は
中秋節のお菓子の宣伝になっています。
お中元のように、自分の分だけでなく、親しい人などにも配ったりするようです。


これはGodiva。チョコレートも中秋節仕様に。
やはりお祝い色のの赤と金のパッケージで華やかに。



どこのがおいしいのかしら?と思っていたら
家族でよく行くお店からSMSが来ました。

" I have prepared a box of moon cake for you.  
Will you pick it up in these days?  
They are from The Ritz-Carlton,
the box looks like a jewelry box and
I think it is really beautiful and suitable for you."

(月餅を用意したのですが近々取りにいらっしゃいませんか?
リッツ・カールトンの月餅で、
箱はまるで宝石箱のように綺麗であなたにぴったりだと思います)

この台詞、いかにも香港ぽいですね!

全然買ってないのに飛んで火にいる虫になるのかしら?と、
恐る恐る訪ねると、
意外とさらっと渡してくれるだけでホッとしました(^ ^)
そこも香港っぽい。

その月餅はこんな感じです。




たしかに宝石箱みたいです。
くださったお店のイメージにぴったりで、
この秋のトレンド感も捉えた革製のトランクのような箱。


中身よりもまず立派な箱に驚きながら、
金具をカチャッとスライドして開けると、




中は2段になっていて、8個の月餅が登場。
すごい量‼︎ 月餅8個の総カロリーは知りたくありませんね。

中身は最近流行りのカスタードだそう。
最近は香港でも昔ながらの餡子こってりの月餅は重くて
あまり人気がないらしいです。
電子レンジで10秒温めたらおいしいと教えてくれました。

今月、甥たちが来るので、中秋節より一足先に
みんなで食べてみたいと思います
この箱を見たら、驚くでしょうか?