Table with Colors 2014年5月は…



















まるで夏のような暑さですね!GWのお休み後は反動で忙しく、あっという間に大好きな5月も終わりです。5月のTable with Colorsセミナーでは、香港で飲んだサングリアにインスピレーションを得て、暑い日にぴったりなスパニッシュをご紹介しました。

日本では10年くらい前に流行ったスペイン料理ですが、ファッションのトレンドと一緒にまたリバイバル。点心でちょこちょこいろいろなものを食べる習慣があるせいか、香港でも今スペイン料理が注目されているそう。最新の中華料理店でもChinese Tapas(小皿料理)が点心とは別で何品も用意されていて、いろいろなものにトライしたい私たちにはとっても魅力的でした。ということで、5月の連休後のセミナーでは夏に食べたくなるPaella(パエーリャ)をメインにメニューを構成してみました。

パエーリャには、エビ、ムール貝、赤やオレンジ、黄色と色とりどりのパプリカ、アスパラガス、ハマグリ、ホタテ、インゲン、タマネギ、鶏肉…と数えきれないほどの具材を用意。あまりに種類がありすぎて、全部入れたつもりなのに、出来上がった後にインゲンが発見されたりもするほどでした(笑)パエーリャはもともと「男の料理」といわれるだけあって、実は作り方にはそれほど細かな決まりはなく、いろいろな方法、出来上がりがあります。まわりにおこげが出来るようなタイプやリゾットのようなタイプ、お米でなくパスタをつかうものなど種類は豊富。今回はパエーリャ鍋の周りがおこげになるタイプを目指してつくりましたが、「今まで何度つくってもうまく行かなかった」という生徒さんも納得の味でとても上手につくることができました。出汁の効いたパエーリャは冷えた白ワインと一緒に食べたらどんなに美味しいことでしょう!ぜひ美味しい魚介がたくさん手に入ったらトライしてみてください。お教室のパエーリャも魚屋さんが張り切ってよい材料をそろえてくれたのでとても美味しく出来上がりました。

パエーリャがかなりゴージャスなので、前菜はあっさりとしたものに、と、Ensalada de Manzana y Pepino(りんごとキュウリのサラダ)を。見た目も味も爽やかで初夏に向くサラダです。

そしてデザートは、パエーリャと同じくお米を使ったデザート、Arroz con Leche(アロス・コン・レチェ)をご紹介。「今日はお米のデザートです」と言うと、皆様、聞いた時は「?」とびっくりしていましたが、それに生徒さんのイタリア土産のレモンチェッロを効かせた爽やかなMacedonia(マセドニア)を加えてみると、ちょっと量が多いかしらと思っていましたが、瞬く間に完食していらっしゃいました。日本にもお餅がありますが、スペインやタイ、ベトナムなど、お米がとれる国ではどこでもお米のデザートがあり、ほんのりと甘く、どれもとても美味しいです。お米を使っているので、繊維質も豊富で体に優しく、食べ応えもあるデザートだと大好評でした。

テーブルセッティングとフラワーアレンジメントには、スペインをイメージしてダークな原色を選択。スペインの海の近くの海岸やガーデンで野の草花に囲まれてBBQのようにパエーリャパーティを開いているイメージでカジュアルに仕上げました。ダークな赤やオレンジが美しいヒマワリのほか、クロユリも小さいながらよいアクセントに。そよ風で揺れるグリーンスケールが清々しさをプラスしてくれています。



★6月のセミナー後は、7、8、9月とセミナーを予定しています。近々新しいスケジュールもアップしたいと思います。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。











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