コーストガードとは？

コーストガードの人は
とても親切でした。

私が超不勉強だったにも関わらず，
すごく丁寧に教えてくれました。

でも海軍とコーストガードの関係が
いまいち分からなかった。

アメリカにも海軍とコーストガードが
ありますが
それとは全然違うということでした。

そう言えば，
海上自衛隊と海上保安庁と
漁業監視艇の関係もよくわからない。

色々と複雑な制度ですが
（カナダは複雑な制度を作るのが好きなのか？）
分かったことは面白いし，
どのサイトを見れば分かるかも教えてもらったし，
そのうちお披露目します。

カナダも海難救助は無償，山での救助は無償ですが，
救助にあたった漁業者に補償がある場合とない場合があり，
その分け方がいまいちよく分からないのです。
制度自体は分かったのですが
なぜ，そんなことになっているのかが分かりません。

その人が帰りにダウンタウンまで送ってくれたので
美味しいと評判らしいレストランで
フィッシュ＆チップスを食べました。
が…色々な所でフィッシュ＆チップスを食べましたが
今日のが抜群に美味しいとは思えません。

そもそもフィッシュ＆チップスって美味しいのでしょうか？

時間つぶしに頼んだ
クラムチャウダーの方が非常に美味しかったです。

が，食べ過ぎたのと
時間つぶしがあだになって，
帰りのバスまで1時間待ちということで
腹ごなしに30分歩いて帰って来ました。

明日の午前中でSt. John'sの調査は終わりです。
明日は漁業者のユニオンに行きます。
火曜日に行った組織と同じビルに
引っ越して来ていたのを見て
「たのもー」と直接行ってアポを取りました。
今までメールもfaxも無視されていたのですが。

次の場所までの飛行機の荷物制限が
厳しいのでお土産を買うのは後回しです。
またSt.John'sに1泊1日半戻って来るので。

州政府へ行って来た

10時のアポでしたが，
6時半に起きて，8時に出発。

ケチなのでバスを使って行ったからです。
ぐるーっと町を回って行くので
時間もかかるし
そもそも乗り継ぎに30分かかった。
でも2ドル25セントで行けました。

州政府の人は
あらかじめ送っておいた
質問項目の簡易版に基づいて
きれいなパワーポイント資料を
私のためだけに作成してくれていました。

使い回しじゃないことに感激！

でも質問表は使わず。
今回は，「これからよろしく」
って感じだったかな。

で，これから
コーストガードの人に会います。
17時に会ってくれるなんて
カナダでは信じられないことだ！

嬉しい。
そして初めてタクシーを使います。
だって時間ないし。

明日の朝のアポはこちらで取れたものなので
質問表がなく，
なぜか白紙のルーズリーフを入れ忘れていたので
（入れたつもりだったのだけど）
使わなかった質問表に赤で書いています。

では，行って参ります！

漁業海洋省へ行って来た

今日の聞き取り調査先は
漁業海洋省でした。

漁業海洋省は，丘の上にあるのですが
そのふもとまではバス2本乗り継ぎで行けます。
運転手に「ここに着いたら教えて下さい」
というのにも慣れて，
行って来ました。

今日は比較的用意した質問表を使いました。
ずっと前から知り合いの方と
女性2人の3人で対応してくれました。

今回の調査の主な目的の一つが
「なぜカナダでは漁業者の自主管理が出来ないのか？」
なのですが，
結局よく分かりませんでした。

まあ，当たり前と言えば当たり前で，
1回の調査で分かる訳はないわな。

でも，私が準備したＭＳＣに関する質問で，
「それは違うんじゃない？」と言われ，
確かに認識が間違っていると思って
訂正して質問したり。

古くからの知り合いは，
私の著書にも名前をあげているので
（但し，カタカナ表記）
著書を差し上げたら
「サインして」と言われて
英語と日本語でサインしました。
なんか，すごく喜んでくれて良かった。

漁業海洋省は厳重管理なので，
入り口まで知り合いに迎えに来てもらって，
帰りも出口まで送ってもらいます。

一通り聞き取り調査が終わって
帰り道（これがまた迷路の様な建物）に
福島の原発とか原発そのものについて
軽くディスカッションしました。

5年くらい英会話しているからか，
結構話せる様になった気がします。

実は，海難救助についても調べているのですが，
漁業海洋省管轄とは言え，
海難救助はコーストガードの管轄なので
今日になってようやく聞き取り調査先が判明。

まあ，水産庁の人に
農業関係の人を紹介してくれという程度の
無茶なお願いをしたのですが，
古くからの知り合いは，ちゃんと探してくれました！
（難しかったと言っていましたが）

しかも，しかも！
本来は，ノバスコシアが本拠地なのに
今週だけSt.John'sにいるというのです。

明日と明後日の午後しか空いていないけど，
どうしても会いたい！
と思ってメールを送ったら，
時間は調整する必要があるけど，
とにかく明日会ってくれるということになりました。

うわぁ，超ラッキーじゃん。

けちけちとバスを乗り継いでいるので
（30分待ちとか結構ある）
明日は10時のアポですが，
8時にホテルを出なければなりません。

今，23時前で，
今日はすごく疲れたし
これからシャワーをして寝ます。

聞き取り調査開始

今日から聞き取り調査を開始しました。
今日は漁業者の教育について
色々聞くつもりでした。

私は海外調査の時は
一問一答形式で調査に臨むのですが，
今日は最初の
「漁業者への教育について教えて下さい」
以外，ほとんど質問表を使いませんでした。

とても丁寧に教えてくれたし，
疑問点はその場で聞いたし，
ここまで細かい準備は不要かなと思いました。

でも，今日の聞き取り調査で
私が大きな誤解をしていたことが分かり，
今後の調査に影響が出ます。

今日行った漁業者教育に関係する組織の
上の階に漁業者団体（ユニオン）が
引っ越してきていました。

いつもメールやfaxを送っても
レスポンスがないのですが，
さすがに直接行けば，相手をしてくれるだｚろうと
思い切って行ったら，金曜日に
会ってくれることになりました。

バスの乗り継ぎの要領も分かったし，
なんとか無事に調査出来ますように。

ズワイガニを食べた！

今日の聞き取り調査が終わって，
ダウンタウンへ行って
何か食べようかな～と思っていると
「ニューファンドランド産のズワイガニあります」
という看板を見つけました。

お店の人に「今日は食べられる？」と確認して中へ。

半ポンド（8ドル）と1ポンド（13ドル）のがありました。
アラスカで1ポンドのを食べたので比較のためにも
1ポンドを注文。
それにしても安いなぁ。
浜値が2ドル位だけど，輸出価格は10ドル位だから
レストランで食べるにしては安い。

で，出てきたズワイガニ。
まず，足がばらばらでした。
確かに　Snowcrab Legsと書いてあったので
間違いではない。
しかし，日本の業者はこういうのは買い付けない。

そして食べようとすると，
足の真ん中辺りに横にスリットが入っていて
そこで折って食べるようになっていました。

が，折ると片方にしか身が入っていないものが
ほとんどでした。
えぇ～ニューファンドランド物は身入りが良いはずなのに～
ミズガニではないけれど，
限りなくミズガニに近い感じ。
ちなみに見た目は悪いとされている
ニューファンドランド産にしては色もきれいだし
付着物もない。

こういうのはアメリカが買い付けるという話なんだけど。
などと思いながら食べていました。

そして味がない。塩味が全くと言って良い程ない。
バターをからませて食べるようになっていたけど
私自身は，この食べ方が好きではないので
（だってカニの味が分からなくなるし）
もくもくと薄味のズワイガニを食べていました。

1ポンドってことだけど
アラスカで食べたものより多かった気がしました。

そして，これは一般的かどうかは分からないのですが，
福井で私たちがズワイガニを食べる時に
カニフォークは使いません。
カニの足の先で身を取り出したり，
歯で割ったりして食べます。

という訳で，客もほとんどいなかったことから
日本式にすみずみまで食べました。

カナダ産のズワイガニをカナダで食べたのは
2回目ですが，
すごく珍しいです。
ほとんど輸出に回されるはずなので。

今後の調査の際に聞いてみよう。

消費税が高い

バス代のために大量の小銭が必要と
いうことで銀行に行って交換してもらいました。

そうしたら，1時間に1本のバスが
ちょうど出るところで，
反射的に「おーい」と手を振ったら
乗せてくれたので近くのショッピングモールへ。

ショッピングモールということで
何か面白いものがあるかと思ったら
何もありませんでした。

とりあえずフードコートへ。
最初の店で食べたものが
あまりにも少なすぎて
別の店でフライドポテトに
チーズなどが乗っている
「超高カロリー」なものを頼みました。

4.99ドルと書いてあったので
5ドル渡して料理をもらって
食べながらレシートを見ると
5.74ドルだったかな？
とにかく6ドル近い金額が…

そう。カナダは外税方式で
しかも消費税率15％だから
表示金額と実際に払う額にかなり差がある。

それまで単品で物を買ったことがなかったので
うっかり忘れていました。

でも，確か5ドルしか渡していないのですよね。
英語が下手だったから
伝えるの，無理！って思われたのかしら？

タクシー代，ガソリン代，バス代は
内税方式なのだけど
タクシーはチップを渡さなければならないから
降りる時に，しばし考え込んでしまい，
気前よく払ったので運転手さんは喜んでいました。

Hotel Greenwood

実は，St. John'sでなく
隣町にあります。

Motelの看板もあって
車で来る人も多いみたい。

それにしても，
地図で見て，だいたいどこら辺りにいるのか，
聞き取り調査先はどの辺りか，
というのが分かるのが
さすがに7回目？8回目？の滞在です。

ホテルは町中のがすごく高かったし，
いつもの宿は予約が取れなかったし，
ここにしたけど，結構良い感じです。

バスの乗り継ぎが悪いのか難点だけど，
あまりアポも取れていないので
タクシーを使おうかと。

でも，調査のアルバイトの謝金を頭に入れていなかったので
トロント空港で換金した額が少なすぎたみたい。

換金時に「あと2万円でレートが良くなりますよ」
と言われてしぶしぶ多めに換金したけど
それで正解でした。

後は，出来るだけクレジットカードに頼ることにして
なんとかなります。
コンビニでもクレカＯＫなので。

St. John'sでは日本円→カナダドルの換金は
無理と思っていた方が良いのです。
それくらい田舎なのです。

ネットもなぜか部屋では使えず。
（信号は来ているけどパスワードを認識しない）
でもラウンジで使えるので別に構いません。
今までそういうことは何度もあったし，
全く使えないような「口コミ」もネットで見たし。

いちいち気にしないのが良いのです。

なぜかカナダに来ると
不便さも，別に良いか～と思ってしまえます。

カナダSt. John's 着

東京のホテルを出て
ちょうど24時間でカナダ・ニューファンドランドの
州都St.John'sに着きました。

まだ眠いのですが，
ちょっと目が覚めたのでブログ更新。

今回は入国の際に「目的は？」と聞かれ
「漁業の学術調査」と答えると
「very good!」と言われました。

その後
「シーフードは好きか？
　ロブスターとか，エビとか？」と聞かれ
「そうね。カニが好きです」と答えると
「大きなやつだね」
（たぶんタラバガニと間違えているな…と思いつつ）
「はい。」
「アラスカには行かないのか？」
「来月行きます」（再来月だけど）
（チケット見せていないのに）
「じゃあ，ニューファンドランドに行くんだね」
「そうです」
「アラスカ産とニューファンド産とどちらのカニが好き？」
「ニューファンドランドですね」

という訳の分からないやりとりをしました。

成田空港で買い物するのもいつもの楽しみで
今回はブレスレットを買いました。

ちょっと小銭が不足していて，
これからコンビニに行って買い物をして来ます。
昨夜朝1時にホテルに着いて
今朝の9時。
以前はトロントで乗り継げなくて翌日の便に
振り返られたりもしたけど
今回は予定通り着いたので今日はお休み。

到着初日は何も予定を入れないことにしています。
しょっちゅう飛行機の乗り継ぎに
間に合わないことがあるので。

今日止まっているホテルは
ネットの「口コミ」では評判悪かったけど
すごく「枕」の具合が良いので気に入っています。
あとフロントのおじさんが良い人な感じ。

カナダ出張

明日は東京ですが，
しばらくカナダに行って来ます。

ネットにつなげれば，メールチェックはしますし，
ブログも更新します。

では。

ちゃお！

質問項目の印刷終了

もう，アポが取れていないのも含めて
とにかく「これだけあれば大丈夫でしょう」
という量の質問表を作成しました。

荷造りも終わったし，
なんだか「もういいや～カナダに行って考えよう」
とすっかり腹もくくりました。

これくらいの境地になると
結構気楽なもんです。

もう，なるようにしかならない。

お土産には「梅ゼリー」の小さいやつ（1口サイズ）を
60個買い付けて，だいたい4つずつと
大学のボールペンをプレゼントする予定です。
15人にも会えるとも思えないけど。

これから「Japanese Plum Jelly」書いた
可愛い紙を用意します。



ところで，缶切りですが，
オークションで，昭和時代に仕入れたというものを見つけて
入手できそうです。

100円＋120円（送料）

一応，きれいではないが使えるということらしいし，
良かった。
カナダから帰ってから見ることになるんだけど。