高知県産の小型墨流し縞品種、黒潮墨山です。
25年くらい前に「佐賀町(現、黒潮町)高野産」として入手しましたが、
ある時、地元の方から高野は窪川町(現、四万十町)だと指摘されたことから、
採取したのは地元の人ではないと推察してます。
県外の方からすると、そんな細かいことはどうでもいいことですね。
さて、墨ベタの木は小型化して、黄金虫を彷彿させるような容姿となりますが、
根下ろしの悪さも黄金虫のようになり、成長は極めて緩慢となります。
墨が少ない木は葉が伸びて、まったく墨のない木は普通のフウランになります。
こちらは中程度の木です。
こういったタイプの縞が流れる品種は、一般に墨が多くなると縞が引っ込み、
墨が減る時に縞が現れる傾向にありますが、この品種は墨ベタの木でも縞が流れます。
と言うより、墨が消えた木に縞が入ったことはありません。
面白い品種なのですが、植え替えと水やりがちゃんとできていない我が家の栽培では、
根の弱い品種は枯れてしまうこともしばしばで、墨ベタの縞木は今までに2度枯らしてしまいました。
あと、今回撮影してて初めて気が付いたのですが、墨ベタで小型化した木は、付けが変化してます。
こんな品種は他にはいような気がします。
気付いた驚きよりも、今まで気付かなかったことに驚きました。
こんばんは
黒潮墨山を紹介していただきありがとうございます。うちにも1鉢あります。
https://blog.goo.ne.jp/azazou/e/80e5635c6bca0424bb351aed004311f3
私もこの木の産地を調べていたのですが、どうしても不可解でした。投稿していただき、ありがとうございます。
県外の人でもそんな細かいことはどうでもいいことと思わないのでした。
そちらにもあったんですね。
どこからどう回って行ったのでしょう、見覚えのあるラベルが立っています。
白縞が入ると凄いですよ。気長に楽しみましょう。