蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

最近買ったもの⑨

2020年11月30日 | 富貴蘭(葉変わり)

世界最小フウラン『島の奇跡』です。






東海園のHPでも見て気になってたところに、さらに園芸JAPAN8月号で紹介されてるのを見て、
我慢出来なくなり問い合わせてみました。


小豆島で発見されてからもう30年が経過してるのに、まだ数鉢にしか殖えてないそうで、なかなかの評価。


でも1本立ちじゃなぁ・・・と思い、9月に株立ちを譲っていただきました。


これでも、この品種としては大株立ちだそうです。





ちっちゃ!。


登録品種中最小の萩宝扇と比べても、こんなに小さく



登録品種中最大級の円窓の葉幅の中に、株ごと収まります。



芸としては葉変りの一種になりますが、何と表現したらいいのでしょうか。


超超超小型で付け無し、でも意外と根はしっかりしてます。花は絶対に咲かないですね。


お気に入りの駿河山正の鉢を合わせてみせました。















小さすぎて使うことがあるかなぁ〜と思いながら買った鉢ですが、ぴったりです。


展示する時は台置きのルーペがいりますね。





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夕月

2020年11月28日 | 富貴蘭(虎斑・腰斑・曙斑)


名前も秋らしいからと思い、先月撮影して忘れてました。


夕月です













うっとりしてしまう美しさですよね。


増田園芸さんが見出だして命名された、女性的な虎斑の代表格です。


この木は植え替えを手伝ってくれたお礼に、撮影したあと2鉢とも蘭友にあげたのですが、
棚を見回すと・・・あれ?自分のが無くなった?


返してと言うのも悪いので三香園さんに聞いたら、
在庫があるとのことで持って来てくれました。



冴えがイマイチ。


我が家のは吊り枠の3段めの、陽が弱めなとこに吊ってありましたから、
この品種は陽を採り過ぎない方が、より魅力的な冴えを見せてくれるのかもしれません。


もうちょっと本数立ったのが欲しいなぁ〜三香園さん。


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千歳

2020年11月24日 | 富貴蘭(縞)



あれから1年9ヶ月くらい。


かなりの老木だと思ってましたが、子供が3つ出ました。














後冴えなので、天葉は青く、艶々です。




そこから下に順番に





















こちらは一緒に買った割り株で、ちょっと柄は寂しいです。





前回、祐さんとの思い出話を書きましたが、
買ったあとから知ったのですが、こんなこともあるもんですね。


なんと、祐さんが持ってった木が巡り巡って、
我が家に帰ってきたということなんです。


値段は出した時の・・・やめとこ。


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最近買ったもの⑧

2020年11月22日 | 



買ったのは3月なのでもう最近じゃないけど、
撮影して文章も書いたまま忘れてました。


そのまま掲載します。


先月、TOKYO酒田のネット鉢セールでゲットしました。


朝、水やりしながら、
「そういや、酒田くんが鉢の売り出しをやるって言ってたなぁ、
いつからだっけ?・・・アッ!今日だった!」


と、水やりを止めて、慌てて見ました。


もうすでにいくつかは売れてしまってましたが、
目に留まった2つを急いで注文しました。



まずは千野さんのウチョウラン鉢













千野さん家に遊びに行った際、いいな〜って思った鉢ですが、
自分用に使われてたので、ねだるのも悪いかなと思いそっとしといた鉢です。


酒田くんは気にせずおねだりしたようですね。


鉢を買う際には、もちろん気に入った鉢を買うわけですが、
誰が作って、誰が所有してて、誰から買うのか、といったこと、
それぞれに意味があります。


そういった意味において、この鉢は私にとってはいっぱい意味のある鉢です。


千野さんは足の広がりが大きすぎるとの自己評価でしたが、
私にはそこが面白味に感じられます。



もう一つは布施さん絵付けの六角鉢です。











なんとなく手作り感の強いところが気に入りました。


利山の落款があります。



そして元の持ち主が誰かも聞けたので、私にとってはそこも加点ポイントです。


鉢もランも前の持ち主が知りたいので、購入時には聞くことが多いですが、
業者さんによっては嫌がられることもあります。


元の持ち主に「幾らで出したの?」なんて聞いたりしないんですけどね。


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最近買ったもの⑦

2020年11月16日 | セッコク・キバナノセッコクなど


長生蘭の宝冠です。





無地葉変わりの古典品種富士丸から変化した覆輪で、
同芸品種が昔にも存在した記録があり、万国丸と呼ばれていたそうです。


別名で登録されましたが、絶種後に再出現したという点で、
富貴蘭の金司龍と同じようなルーツの品種と言えますね。


初めて見た時から欲しかったのですが、犬丸胡蝶を給料よりも高い時に買い、
世話をせずに枯らしてしまった経験もあり、場所と時間の余裕ができてからしようと決めてました。


それが、昨年この品種にに合わせるために存在するかのような鉢を買ったので、
春にはちょっと買いたくなりましたが、やはりもっと安くなってからデッカイのを買おうと見送りました。


ところが先月TOKYO酒田のウエブショップに出てるのを見付け、
ちょっと迷ったけどまだ止めとこ、と見送ったものの、
数日後に見たらまだ売れてなかったので買ってあげました。













3年くらい作れば、買ってある鉢に合うサイズになると思うので、
そうなったらまた紹介しますね。





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