蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

残りわずかのカンラン

2021年12月30日 | 春蘭・寒蘭など






























こちらは更紗の素舌、奔月です









来年は、無事上野で展覧会が開催できますように。



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今日も羽尾の縞(はおのしま)

2021年12月28日 | 富貴蘭(高知産)



芸西の西隣の夜須は、夜須羽、音羽、龍華、夜須、風鳴子などなど、
高知では最もバラエティーに富んだ品種を数多く産出しています。


羽尾(はお)とはその夜須川の上流の地区名で、羽尾の縞は、
40年くらい前にそこで採取された縞で、我が家でも20年以上栽培しています。


欲を言えば、もう少し個性的な特徴が欲しいところですが、
高知産の縞品種がそうあるわけでもないので、地方品種としては貴重なものです。


暫く植え替えてなかった縞の株を植え替えて、バラバラにしました。












数年前に割ってあった覆輪の木









もう1つ覆割の木があるはずと思って探したら











あまりにも立派な木になってたので
「ん?満月?」と思ってしまいました。


長らく植え替えてなかったため、ミズゴケが腐植化して、
フミン酸とフルボ酸がたっぷりで肥えたのかな?


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羽尾の縞

2021年12月26日 | 富貴蘭(高知産)


先月、三香園さんから「羽尾の縞の覆輪いる?」ってメールがきて、
「いるいるいる~」と返信してあったら、持って来てくれました。













完璧に覆輪になってて、いっぱい出てる子も、
どれも覆輪になりそうです。


この木はもともと、三香園さんが、縞の木に覆輪の子供が出た状態で、
我が家から持って行ったものです。


「何鉢もあるからいいじゃん」と、私が文句を言っても振り払って持ってったので、
はっきり、しっかり覚えてます。


あの時はかなり機嫌が悪かったのですが、
いい木になって返ってきたので、褒めてあげました。


我が家に戻って来たのは嬉しいのですが、
「これを手放した方はもったいないことするなぁ」と思ってしまいました。






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可哀想な多肉たち

2021年12月24日 | 多肉植物


多肉の紹介は久しぶりです。というのも、もう長らく植え替えてなかったため、
撮影に耐える状態ではありませんでした。


7年前くらいに、私が40年ぶりにまた多肉を始めたきっかけは、仕事の後輩が多肉と富貴蘭をはじめて、
増えた鉢をもらってくれる先が確保できたことが大きかったです。


ところが彼女が急逝してしまい、すっかりやる気を失ってました。
それでも多肉は丈夫なもので、植え替えないがために枯れた株は1つもありませんでした。


それもさすがにヤバい状態になったところ、まだ20代の後輩が最近多肉にはまりかけて買ってると聞き、
「そんなん買わなくても、うちに植え替えに来て割ってったらいいよ」と声をかけたら、毎週末来てくれてます。


まさに渡りに船。


こんなだったのが






(カタバミだらけ、時々マツバラン)



こんなにきれいになりました。




これで暫くは安泰です。


























ゲッ、もうカタバミが生えてる。





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キメラ斑

2021年12月22日 | その他の草花


先日紹介したシクラメンの易変遺伝子による咲き分けでは、
色の異なる部分でも同じ遺伝子を持ってますが、
こちらは斑の部分と緑の部分の色素遺伝子が異なるキメラ斑です。



この辺りは区分キメラ(縞)で、さしづめ都羽二重です。







この辺りは周縁キメラ(覆輪) に移行して、御旗になろうとしてます。






ちょうどこの都羽二重が似た感じになってます。









さて、さっきの植物ですが、何の植物か分かりますか?









ピーマンです。


このピーマンは温室の一番高い、屋根裏部分に置いてあって、
フウランの棚からは3メートル高い位置なので、
今でも昼間は25度くらいになってると思います。


でも夜は8度くらいなので、そろそろピーマンにとっては
厳しい温度になってきました。


もう収穫はあきらめ、5個を残して摘果して、
赤く色付くのを楽しみにしてます。






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