蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

鉢合わせ

2018年09月30日 | 



昨日の賀宝を鉢合わせして遊んでみました。



三香園展に展示した時の尾張です。





やはり尾張に入れるとキリッと締まって見えますね。


次はちょい深めの伊万里











次はオーソドックスな手島







はじめて買った思い出の古楽鉢





絵付けの緑と葉の緑がシンクロして落ち着いた雰囲気です。



次は駿河山正







大会の展示品の多くは、中身と鉢のサイズ感がこのくらいの作品が多いように感じますが、
私の感覚ではややサイズオーバーです。



次は我が家の家宝の古楽鉢







好きなのは断然これですね。

数年前の水晶寒蘭展の即売で買ったものです。
華幸園さんに感謝感謝。

席飾りに使うなら、落ち着いたこの鉢をチョイスしますが、
全国大会に出品するなら・・・尾張か伊万里かな。



伊万里はまるでパーティー衣装。私を見て!って感じですね。



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賀宝

2018年09月29日 | 富貴蘭(縞)




あれから3ヶ月、三香園さんに押し売りされた賀宝です。














沈みがちだった縞がハゼて、今すっごく綺麗です。











しっとりととした色合いで、すっごく私好みです。

このまま暫くは割らずに、株立ちにして楽しもうと思います。

たまには言うこと聞いて買ってよかった。







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月見の飾り

2018年09月26日 | いろいろ




さてこれは何の花でしょう。
















今夜ご近所が集まって、我が家の庭で月見をするというので、早起きして花を活けました。

花屋に買いに行く間は無いので、家の周りで調達です。


この花がわかる人はかなりの田舎者でしょうね。


ヒントは春には新芽をよく食べます。

もっとも、よく食べるのは全国で高知だけのようですけど。



そうです、イタドリの花です。


私にとっては、夏の終わりを告げる代表花です。

今夜は15人のおばちゃんたちが集まると聞いて、いったい何人がイタドリだと気づくかな〜と
考えながら活けました。


葉がついてると邪魔だし、すぐにイタドリだとわかるので取り除いてます。

でも人から聞くよりも自分で気付いてほしいので、葉はすべては取り切らずに、
小さいのを少しだけ残してあります。

「まぁ、この白い花何かしら〜!あらっ、イタドリよこれ!」

って楽しんでもらいたくて。

白だけだと単調なので、マルバルコウソウを少しだけ絡ませて、
覗き込むと黄色の浮き玉が顔を覗かせます。








玄関脇には早咲きしたカンランを。




もう一つはガラッと趣を変えて、真っ青なデュランタを。










花器はあの蕎麦屋のおやじさん作です。

家の中にもちょっと飾って、準備万端。

でも天気が大丈夫かな?と思ってたら・・・

案の定雨です。





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驚異のキバナノセッコク

2018年09月24日 | セッコク・キバナノセッコクなど


さてこれは何でしょう。





キバナノセッコクですね。

何かおかしいことに気が付かれたでしょうか。


すべて3年生の苗です。













フラスコ実生?



ではありません。

数年前にある自生地を見付け、そのすぐそばのコンクリート用壁に
すごく生育に良い場所があるのに気付きました。

自生してる木からは10メートルほどしか離れてなくて、種はそこから採りました。

つまり山撒き苗です。

まぁ、よく見ると先に自然に生えてる苗もあったし、別のとこの種を持ち込んで撒いたのでなければ、
本当は山撒きとは言わないんですけどね。

ここなら最高と思った場所に撒いたのですが、まさかこれほどとは予想してませんでした。











どの株も、ホップ〜ステップ〜ジャンプと、驚異的な成長を見せてます。


この株はさらに新芽が奴に出てます。





小指の先が一年目の矢、親指の先が昨年の矢です。


こちらはちょっと生えた場所が良くなかったようで、同級生ですがこれだけ大きさが違います。





まぁ、小さい方が3年目の普通の大きさだと思います。


実は昨年順調に生育してるのを確認して、来年は一斉に開花した姿を
撮影できると楽しみにしてたのですが・・・

「高圧洗浄機で掃除するって言うから、全部剥がしたよ」と、
声をかけてあったご近所の家から連絡がありました。

せっかくの実験が途中で残念なことになってしまったし、
突然たくさんの苗が転がり込んできてちょっと困りました。





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オドリコオオカグマ

2018年09月22日 | その他の草花




はじめてこのシダを見たのは中学の時でした。

愛媛県から私の地元の山草展に出品されていて、第一印象は「なんじゃこりゃ!!!」。











オオカグマ自体が、高知県西部には普通に自生しているものの、
我が家のあたりにはなくて、初めて見るものでした。

その後夢に出てくるくらい欲しくて、高校生の時にバスに乗って愛媛のお宅まで見に行きました。

その当時の我が家の秘蔵品だったノキシノブの鬼面童子と、
オドリコイワヒトデを出せば交換してもらえるのではないかと交渉しましたが、
まだ1株しかなくて話になりませんでした。


あれから35年〜


一昨年、九州の山草展紹介記事で見かけて、サングリーンきむらさんに注文しました。

立派な株が送られて来ましたが、値段を聞いてビックリ。金牡丹が・・・ってくらいしました。

たかがシダ、35年も経って殖えてるだろうから安いもんだろうと高を括ってました。

鉢も高い鉢に入ってましたが、イマイチ似合ってなかったので、似合う鉢を探して植え替えました。







展示することもないので、一人で眺めて楽しんでます。


そういえばあの時、愛媛のお宅には徳之島で自分が採ってきたというフウランの虎がありました。

その時にはシダに夢中で、ちらっと見ただけでしたが、それが後の旭昇だったと思われます。





コメント (2)
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