小学生の時にススキ原から種をとってきて以来、
半世紀栽培しているナンバンギセルです。
蕾は、未熟な落花生みたいですね。
最初にヤクシマススキに寄生させて、その後はギボウシやミョウガ、タカノハススキなど、
様々な宿主を試してみましたが、やはり鑑賞上、ヤクシマススキに勝るものはありませんね。
さてこのナンバンギセル、比較的普通に見られますが、小学生だった私の心をくすぐり、
白花や濃い花はないかと、数年探したことでした。
でも、私の心をより刺激したのは、こっちではなくそっち、ヤクシマススキの方です。
「なんでこんなに小さいの?」と、普通のススキとのサイズの違いに興奮したことでした。
完全に変な子供ですね。当時は自分が変わってるなんて、これっぽっちも思いませんでした。
ちなみに、ナンバンギセルを初めて見た年のクリスマス、サンタさんにリクエストしたのはラフレシアでした。
残念ながら朝枕元にあったのは、お菓子とマンガでした。
親は困ったでしょうね。