外の庭に植えたキリシマエビネも、意外と元気に育ってます。
渡川の幻は、頭上のモミジが繁り過ぎたせいで、昨年に比べると、花が少ししか咲きませんでした。
思いっきり枝を間引いたので 来年はもっと咲いてくれるでしょう。
もう咲き終わってしまったけど、高知産の銀鈴も昨年やっと手にいれて幻の側に植えました。
来年の共演が楽しみです。
鉢植えで楽しむ品種は、この桜小町だけで十分なので、えびねをまた集めるつもりはありませんが、
いつか展示会巡りをしてみたいと思ってます。
サングリーンきむらさんからやってきたキリシマエビネの名品、○○です。
昨年は名前が思い出せなくて書けませんでしたが、やっぱり思い出せません。
甑島産のは色は平凡ですが、コロコロとした形で可愛いさ一番です。
どれも昔の自然種で、それぞれ顔が違ってて、地エビネやキエビネの血を感じるものもありますが、
庭植えで楽しむのにはそれも悪くはありません。
最後におまけのナツエビネ。
一人だけ寝ぼけて咲いたようです。
数年前の三香園富貴蘭展の即売にの中にあった、アマミ系墨縞、赤壁です。
「大好きな墨だよ、買っときな」と薦めされたけど、その時は墨だけだったため
「悪くはないけど吟風のベタ墨と比べると、値段の割にはイマイチだなぁ」と文句を言いながら買ったことでした。
それが、ほどなくチラチラと斑が入るようになったではありませんか。
「もっと欲しい!」と追加注文を出しました。
これはいっぱいあるだろうから、いつく買おうかと考えてたのですが、墨のある木がないとのこと。
申し訳ないから、せめてこれでもと、韓国からこの木が届きました。
プレゼントされちゃいました。
この木が手に入ったおかげで、墨がなくてもチャボ性の木だということが判明しました。
今でも十分魅力的ですが、いつか次のステージに進んでくれそうな予感のする品種です。
アマミ系以外も、次々と動き出しました。
はじめて獅子王錦を買ったのは、大学に入ったばかりの頃でした。
長谷さんとこの品種の魅力について話した日が、懐かしく思い出されます。
その株は、一度も株分けすることなく長らく楽しんだ後、庭木に着けました。
もう鉢で栽培しなくてもいいと思ってたのですが、
年明けに何となくまた作ってみたくなり、
酒田くんに「獅子王なんて置いてないよね?」と聞いてみると、
ちょうど入ったばかりのがあるとのこと。
さすがにそれだけというわけにはいかず、他にもいくつか買って送ってもらいました。
安くてぞんざいな扱いを受けてる品種ですが、複雑な芸で墨も流し、魅力たっぷりな品種です。
本当は上柄の縞が欲しかったのですが、この木は親子ともに覆輪で揃ってて、
よく考えたら「獅子皇殿」と呼ばれていたタイプです。
富貴蘭を始めた頃に入手した品種はほとんど庭木に着けて楽しんでますが、
いくつかはまた鉢で作ってみたいと思うようになったので、
少しずつ買って楽しみたいと思ってます。