蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

最近買ったもの⑭

2020年12月31日 | いろいろ


1年くらい前に「欅鉢」ってGoogleで画像検索してると気になる鉢があり、
掲載サイトを見てみると多賀万青園のWebショップでした。


売り切れの表示はなかったけど、「これは古いページが表示されてるだけで、もう売れてるだろ」と
勝手に思い込んでました。


11月に多賀さんと電話 で話した際、「そう言えば・・」と切り出し聞いてみるとまだあるとのこと。


いるいる〜置いといて、とお願いしてあったのを、賀宝と一緒に持ってきてくれました。


実は「え〜っ、こんな時に来るの?」って言ったけど、押しきられました。


さてこの鉢は平成7年くらいの作で、山草鉢っぽさのある、六角蘭鉢です。



透かしの富貴蘭鉢とはまた違った、欅鉢の優しさと遊び心の詰まった鉢ですね。

















蘭を栽培されてるからこそ作れる鉢だと思います。


三橋さんもこの鉢を見ると、奥さんと懐かしがってくれるだろうと思うので、
箱を作ってもらいがてら遊びに行きたいところですが、今の情勢では暫く先になりそうです。



今年も私のグダグタブログにお付き合いくださり、ありがとうございました。


皆さん佳き年をお迎えください。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近買ったもの⑬

2020年12月30日 | いろいろ


『賀宝』


三香園さんに押し売りされて作ってるうちにすごく気に入り、もっと欲しくなってしまった賀宝。


命名者の多賀さんに注文して、お客さんとこの子供を割ってきてもらいました。







ぱっと見「柄あるの?」くらい地味ですが、よく見ると櫛目の良い柄です。


コートメ上柄なんて言い方もしますね。


でも、「コートメ」ってどう書くの?


どういう意味なんでしょ?誰か教えてください。


蘭友にあげたあの木は、この木と真逆の派手め上柄です。






さて、小さい手島鉢を合わせてみました。






やっぱ地味だなぁ。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近買ったもの⑫

2020年12月28日 | いろいろ

『緑彩宝』


緑彩宝をまた買うつもりはなかったのですが、三香園さんのWebショップに上柄の木が出てて
「こりゃ良い柄だなぁ、すぐ売れちゃうだろな」と思ったけど、ずっと売れ残ってました。


ってことで、可愛そうなので買ってあげました。


三香園さんが可愛そうじゃないですよ。ランの方ですよ。


ペットショップでずっと売れないでいる子犬のように思えてしまいました。















親子ともにメチャクチャ良い柄です。


お気に入りの千野さんの鉢を合わせてみました。








緑彩宝は平成23年に登録されましたが、個人的には当時の登録には反対でした。


登録に値しない芸とか、実生だからといった理由ではありません。


まだ幼木だったからです。


実生作出品種の場合には、開花に至った成木であることが、品種登録の絶対条件だと思います。
ですから私が審査委員だったら反対したのですが、当時は委員ではなかったので、すんなり登録になりました。


おかげで、嫌われずに済んでよかったです。


実は事前に登録に参加しないかと誘われたのですが、理由を言って断りました。


ただ、品種としての素晴らしさには絶対的な評価をしてました。


準備されてた名前はイマイチだと思ったので、緑彩宝の名前を提案しました。


登録には反対するし、名前は変えろ、だなんて、何て高飛車な奴だと自分でも思います。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シダに埋もれた金&黒牡丹

2020年12月24日 | 富貴蘭(金牡丹・黒牡丹)




6月頃に植え替えようと思って、吊り枠に入れて温室通路の足元に置いてあった鉢に生えてるシダが、
あまりにも元気に育ってたのでそのままになってました。













蘭友が「ずっとここにあるけどこれ何?」って聞くから「金牡丹の縞とか漆黒だよ」と答えると、
「またまたそんな・・・えぇ〜!!!」って驚いてました。













ちゃんと植え替えが出来てない我が家では、ミズゴケが傷んでくると当然、生育に影響が出てしまいます。


そんな中、シダがいっぱい生えた鉢は肥料不足にはなるものの、フウランが急に弱ることはありません。


シダの細かい根がぎっしりと張り巡らされて、ミズゴケが軟化するのを支えてくれているからだと思います。


ノキシノブの生えた樹上に居るフウランの根と同じような状態とも言えます。


まぁ、我が家ほど植え替えない棚はないでしょうから、何の参考にもならないでしょうけど。


画像は10月に撮ったもので、きれいに植え替えた状態も撮ってからアップしようと思ってましたが、
まだ植え替えていないので、もうアップしちゃいました。


もう、春までこのままかな。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宝剣

2020年12月20日 | 富貴蘭(覆輪)


日本富貴蘭会のHPで行われた、好きな品種を3つ選ぶ人気投票で、
最後まで迷って3品種から落選した宝剣です。


あれから7か月、今年実幸園さんから買った木は子供がいっぱい出て来ました。









もう寒さでお休みしてしまうのが残念です。



こちらも今年買った、小さな種木。



基本的には、ヤフオクの富貴蘭は検索して見てはいませんが、
私の好きな品種が出てると、蘭友が教えてくれます。


この木は京都蘭センターさんの出品だったこともあり、迷わずゲット。


以前から栽培してる木も幾つもありますが









派手な子を生むことが多く、割って殖やすなんてことにはなかなかなりません。


親木の貫雪をいっぱい作ってたらたまに出るのでしょうけど、
そんな棚の余裕もないので、私は出たやつを買う派です。


紅扇中斑の於多賀と共に、一生外に出すことのない品種だと思って、の〜んびり作ってます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする