釣糸を垂れたような雄しべが特徴的なカリガネソウです。
青が基本色で、ピンクは変異のようです。
毎年両方の種をばらまいて、いい場所に生えた苗だけを残して、間引いて咲かしてます。
今年は青が10株くらいに対してピンクが1株しか咲かなかったことから、
ピンクは青に対して劣性形質のようですね。
数年前に四国ガーデンから苗を買って毎年楽しんでいましたが、今年で最後となってしまいました。
親父は子供の頃から盆栽をやってたためか、庭木も盆栽的な姿にしたくて、
自然樹形にしたい私としばしば衝突します。
今日も花芽をいっぱい着けたヒュウガミズキを、うっとうしいから切れと言われ、
腹が立ったため地際で全て切り取ってしまいました。
このカリガネソウもやぶ状に咲くのが気に入らないようで、引っこ抜けと言うものですから、
全て抜き取ってしまいました。
親父も私も気が短いため、喧嘩すると必ずこうなってしまいます。喧嘩するのは庭のことだけなんですけどね。
おふくろは「せっかく咲いちゅうに、お〜のもったいない」と拾い上げて活けてました。
今年はなかなか秋らしくならないですが、柿やツタも色付きはじめ、少しずつ秋へと進んでいます。
秋らしい柄の鯉は、落ち葉しぐれです。