蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

天照

2021年03月29日 | 富貴蘭(覆輪)

アマミ系の乳白三光中斑、天照(あまてらす)です。



15年ほど前に買ったものですが、
当時はアマミ系の新品種はどれも高価で、
この木は先日の湖東錦と同じ値段でした。


まぁ、それはただの偶然ですが、
あらゆる点において、湖東錦に似てる品種です。


柄はもうそっくりです。
















大型の直刀葉で、葉持ちはイマイチ、
また子供への柄の継続は抜群に悪く、
今まで出た子は幽霊と青ばかり。





良いとこも悪いとこもそっくりです。



今度の子供もまた幽霊かなぁ・・・



ユックリズムにも程があります。






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湖東錦

2021年03月26日 | 富貴蘭(覆輪)


1月20日の紹介記事では品種名も書かず、
気軽に買ったかのように書きましたが、
実際はそんなわけないです。


もう10年くらい前から「湖東錦を買う時は実幸園で買うからよろしく」
と言ってあったのですが、なかなかその機会は訪れませんでした。


もちろん、価格的なハードルの高さもあったのですが、
銘鑑の最上位に位置付けられる品種で、歴史的な重みも最上位です。


この世に1鉢しか存在しない時代を知っている者にとっては、
所有するのには特別な覚悟がいる品種です。


(もちろん、私の勝手な思いですが。)


富貴蘭栽培を始めてから50年近くになっても、
私にはなかなかその覚悟が持てませんでした。


しかし、この一年が特別な年だったからか、
やっと作ってみようという気持ちになりました。


ここでの紹介がこれっきりにならないように、大事につくります。






コメント (3)
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春の庭

2021年03月20日 | 庭の四季


ウメの季節が終わり、庭はトサミズキとシデコブシに彩られています。












滝の周りはウンゼンツツジとヒカゲツツジで深山の春の装いです。












でも2つともちょっと気難し屋さんなので、この季節にお薦めの花木はリキュウバイです。





すごく丈夫で、和洋どちらの庭にも合いますよ。



こちらはダンコウバイ





トサミズキよりも地味だけど、この控えめな雰囲気が大好きです。


一方、「私を見て!」と言ってるかのようなホンコンドウダン




もうすぐオンツツジが咲き始めると、高知は春本番です。






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桃花ヤブツバキ

2021年03月03日 | 庭の四季

30年以上前に、親父が東洋町野根名留川で見つけたヤブツバキの桃花です。





平凡な花型なので、特に名前は付けてませんが、親父にとっては自慢の宝物で、
花好きの人には、欲しいと言われなくてもあげまくってます。




他にも我が家の庭にはヤブツバキを中心に10本くらいのツバキが植わってますが、
山の果樹園の周縁には50本くらい植えてあります。

土日にスモモとヤマモモの剪定をしてたので、合間にちょっと収穫してきました。












好みではないので絶対に庭には植えないような超大輪の八重なんかも植えてあって、
こんな使い方をする時にはいい仕事してくれます。



この花は旧庭に植わってるけど、子供の頃にはこのド派手さが嫌いで、
ずっと引っこ抜きたいと思ってました。




でも今ではどんな品種も、それぞれ素敵だと思えるようになりました。


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