蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

カシノキラン牡丹錦

2018年11月29日 | その他の蘭




宮崎産の金牡丹芸の曙縞、牡丹錦です。







まだ先月、蘭友にもらったばかりです。

宮崎産の金牡丹の芽変わりかと思ったのですが、別品種だそうです。

他所では別の名前が付けられるかもしれませんが、我が家ではこの名前にしました。


金牡丹の方もいいですが、このポワッと輝く中に流れる縞は格別です。



















おねだりして3鉢もらったのですが、すぐに地元の蘭友に、
3つもあるんだから1つちょうだい、と取り上げられました。

ちなみにあの金牡丹はボロボロになってしまい、現在療養中。






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本が届きました

2018年11月27日 | いろいろ




とっくに届いてましたが、紹介するのを忘れてました。


趣味の山野草には、私のかつての同僚'聖子ちゃん'が四国のギボウシについて、楽しい記事を書いてます。





聖子ちゃんは明るく楽しいヒマワリのような女性です。牧野に行ったら会えるかもしれませんよ。

ちなみに怒らすととっても恐いです。



上野の伝統園芸の記事では我が家の南洲達磨の晴れ姿も紹介されてます。









園芸JAPANでも紹介されてます。



寒蘭の水晶系が、展示会シーズン前ってことで特集されてます。







筑波では昨日まで蘭展が開催されてましたが、今年は行けませんでした。



数年前に行ってからご無沙汰してるので、来年こそはと思ってます。



来週はいよいよ水晶寒蘭展です。






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カシノキラン縞

2018年11月26日 | その他の蘭




あれから11ヶ月、白縞が白黄覆輪になりそうな感じです。







縞だと白いのに、覆輪になると黄色が強く現れます。

これはよくある話で、雪白でない限りは、斑が集まると、黄味が強くなります。


覆輪にならずに縞でいてほしいのに・・・









実はこの株は子供が3つ付いていたのですが、フウランの棚下に置いて
水だけあげたら・・・

なんと子供の葉がすべて、バラバラと落ちてしまいました。

一瞬ネズミにかじられたのかと思ったけど、どうやら植え替えしなさ過ぎたために、
機嫌悪くなったようです。

慌てて植え替えましたが、ヤバイとこでした。

少しだけ反省して、よく見えるように、階段の頭上に吊ってあげました。





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建国の月

2018年11月23日 | 富貴蘭(羆・建国系)





建国の月は、20年近く前に、甚目寺の加藤さんから購入した、
『耳擦り覆輪&ぼやっと紺覆』芸の建国に、私が勝手に名前を付けたものです。


購入時の経緯は以前ここのブログで書きました。


建国の月という名前はこのブログと三昧さんのブログ
あと栃の葉さんの本で解説を書いたくらいであまり目にする機会がないかと思います。


私が全国大会の交換会で間違いない木を見たのも、春の大会で2回、秋期大会で1回だけです。


流通量は極めて少ないと思うのですが、最近あちこちでこのラベルを見かけるけど、
違うやつじゃないの?と聞かれて困ったことがあります。


実物を見ないと何とも言い様がないんですけどね。


建国のボヤッと紺覆だけの木は数タイプあって、流通量も比較的多いので、
混同されているものもあるかもしれません。


こちらの木はほとんどの葉に耳摺り覆輪が入ってます。













こちらの木も、半分くらいの葉に入ってます。














また美しいルビー根は伸びが悪く、木勢は大人しく、殖えは悪いです。

我が家ではイマイチですが、ボヤッと紺覆はもっともっとはぜて、
建国殿と間違われることがあるくらいです。


建国の月のラベルの木をお持ちの方は、よく観察してみてくださいね。



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寒蘭 『情熱大陸』

2018年11月21日 | 春蘭・寒蘭など


私は保育園児の頃からずっと寒蘭を栽培してきましたか、
鉢数が増えすぎたのと、他にもあれやこれやと栽培するものが増えすぎたのと、
仕事も忙しくてここ10年くらいはろくに世話ができてません。


それでも水晶系は毎年何鉢かは購入してますが、
日本寒蘭はこの品種を最後に買うのを止めてます。













購入したのは十数年前ですから、すでに世話が行き届かなくなってきてたし、
それまで写真で見て買った品種のほとんどは、品違いではないかと思うくらい違う花が咲くし、
展示会実物を見て買っても、はやり同じような花は咲かないことが多くて、うんざりしてた頃でした。


当時、過度の花の修正はもはや整形の域に達していて、
日本寒蘭の世界ではそれが当たり前となっていました。


さすがにもう買うのは控えようかと思ってたところに、この品種の写真を見て、
これは何としても作ってみたいと思い、購入したことでした。


本の写真では見事な三蝶咲きで、この花なら仮に整形してても三蝶には間違いないし、
中国のような外科手術的に接着剤でくっ付けて写真を撮ったのではないかなんて心配も必要ないし。


お値段はなかなかのものでしたが、何のためらいもなく購入しました。


ところが、咲いた花は普通の花で、蝶のかけらもない花でした。


その後10回以上咲かせましたが、毎年同じ綺麗な花が咲いてます。
この品種なら心配ないと自信を持って買った花がそんなことになって、
もう日本の寒蘭は買わない!と決めたことでした。


今では、世話もできてないのに買ってた自分を戒めてくれた品種だと思ってます。

それに、それなりに良いとこもある花なんですよね。










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